日本中央競馬会(JRA)の「北海道シリーズ」が9日、函館競馬場(駒場町)で開幕した。この日の函館の最高気温は5月下旬並みの17.1度と肌寒かったが、大勢のファンや家族連れが来場し、迫力のレースを堪能していた。 今年の函館開催は、例年よりも1週早くスタートした。開催期間が8週から6週になることを受け「いきなりスパート!6WEEKS!」がテーマ。7月15日までの間、重賞レース(すべてG3)は、6月17日の函館スプリントステークス、7月14日の函館2歳ステークス、同15日の函館記念を予定している。 6月17日には昨年開かれた「THE MANZAI2011」のファイナリスト「Hi|Hi(ハイハイ)」が来場するなど、イベントも盛りだくさん。充実した遊具や乗馬体験コーナーなどもあり、家族連れで楽しむことができる。 初日に三重県松坂市から訪れた会社員溝口昇一さん(54)は「函館競馬は4年ぶり。若い馬の戦