道南の今金町で、将棋の愛好者たちが腕を競う大会「どうなん王将戦」が11日、行われました。 大会には地元今金町のほか、函館や札幌、それに苫小牧などから約30人が参加しました。 対局は初段以上と一級以下にわかれて持ち時間が1人15分のリーグ戦で行われ、参加した人たちは一手一手をじっくりと考えながら駒を進めていました。 プロ棋士の金沢孝史五段との指導対局もあり、参加者たちは自分たちの対局の合間に金沢五段から手ほどきを受けていました。 また、ライオンやキリンなどが描かれた駒を使った子ども向けの動物将棋もあり、ちびっ子棋士たちが今金町のご当地キャラクター「いまルン」と対戦していました。 せたな町の88歳の男性は「味わい深いのが将棋の魅力で、元気なうちは将棋を続けていきたい」と話していました。 函館市の中学3年の男子生徒は「地元以外の人たちと将棋をさすことができてよかった。これからも腕をあげていきたい