函館市五稜郭町の主婦、武良千尋さん(38)が、五稜郭タワー向かい最上寺(住山省悟住職)敷地内にオーガニックショップ「KoA(コア)」をオープンした。無添加の菓子やジュース、環境に優しいエコ雑貨を扱う専門店で、子育て中のお母さんや子どもがターゲット。武良さんは「子どもと地球の未来を守るという情報発信の場になれば」と意気込んでいる。 武良さんは住山さんの長女で、山形県で生まれ、小学4年から高校卒業まで函館で過ごした。結婚し札幌に住んでいたが、昨年8月に店を開業するため帰函。亀裂が入って危険だった寺の塀を取り壊すことになり、塀を除去した跡にプレハブ小屋を置き、内装、外装の改修工事を行った。内装は内装業の夫が手掛けた。整備費は自分の貯金と父からの援助でねん出。初詣客が多い今年1月1日にオープンした。 4畳分の店内には、無添加・オーガニックの菓子やジュースのほか、弁当箱、プラスチックフリーのストロー
函館市青函連絡船記念館摩周丸(若松町)が5日、船体の修繕のため17年ぶりに若松埠頭(ふとう)の桟橋を離れた。対岸の函館どつくで塗装などを施す。26日中に元の場所に戻ってチェーンなどを付け直し、3月6日から再び開館する。 午前8時半ごろ、タグボート3隻がうっすら雪化粧をした摩周丸の横に到着。作業員がてきぱきと船体にロープをつなぎ、摩周丸はボートに引かれ静かに離岸した。途中で向きを変えて函館港内をゆっくりと横切り、同10時ごろ、無事に入渠(にゅうきょ)した。 海上を動くのは2003年1月以来。市内の各所で市民や観光客が作業を見守った。若松ふ頭で作業を見つめた函館市栄町の無職、伊藤昭広さん(75)は「子どもの頃はよく乗った。現役で海を走っているのを思い出す」と往年の姿を懐かしみ、元町公園でえい航の風景を眺めた市青柳町、原島秋子さん(61)は「連絡船が人々の悲喜こもごもを乗せていたのだと思いをはせ
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