北海道南にある森町(もりまち)では、東京の武蔵野美術大学(以下、ムサビ)の学生さんが約1カ月間町内に滞在して、地域資源を活かしたデザインの提案をしています。単なる実習や産業育成、労働力確保が目的ではなく、学生も町民もみな他人事ではなく自分事として捉え、森町に住み続けた未来を見据えた地域の可能性を探るプロジェクトです。 今年参加した学生さんのほか、かつて学生として参加をしたのち森町で生活し始めた方や講師、学生さんを支えるメンターの方などに生の声を聞いてみました。 ムサビの北海道森町プロジェクトとは ムサビの森町でのプロジェクトは、2021年にスタートした産官学連携の取り組みです。ムサビの造形構想学部 クリエイティブイノベーション学科と、大学院の造形構想研究科造形構想専攻 クリエイティブリーダーシップコースのそれぞれの学生さんが数名、毎年秋に森町に約1カ月間滞在しています。 森町はホタテ漁をは
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