夜景ファンが増えているという。美しいだけではない。揺れるネオンや民家の明かりを眺めているとさまざまな人生模様が浮かんでくる。本県では延岡市の愛宕山が人気だ。 夜景の名所は明かりの多さでは決まらない。眺めるための、できれば自然の立地点が条件だ。丸田あつし著「絶対に見たい! 美しい世界の夜景」という本を眺めていて、一つ気付いた。日本をはじめアジアと西洋の夜景は雰囲気が違う。理由は解説の中にあった。 「アジアは蛍光灯の白い光を中心として歓楽街のネオンが混じる。西洋人には白い光はまぶしい。暖色系の明かりを好む」。確かに世界三大夜景のひとつ函館の夜景を見ると、繁華街を中心に民家の白い明かりが天の川のように延びる。 “新三大夜景”というものもあって、函館が落ちて長崎が入る。旧も新も国際的な認定とは言い難いが、長崎を訪れた時に年配のガイドが誇らしく説明してくれた。ただガイドは「昔はもっといろんな明
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