SoftBank Group Corp. logo Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg ソフトバンクの新規株式公開(IPO)に関連し、国内主幹事を務めているSBIホールディングス傘下のSBI証券が顧客に過少に当選株数を伝え、訂正していたことが分かった。 同証経営企画部の緒方剛史次長によると、10日午後6時に抽選を実施。その後、当選株数や補欠当選株数を伝えたが、12日未明に訂正し、実際はもっと多く当選していたことを顧客に伝えたという。 緒方氏は、ソフトバンク株の人気がなくキャンセルが相次いだために急きょ当選株数を増やしたのではないかとの観測を否定。エラーの原因や影響を与えた口座数、金額については回答できないとしている。 今回の件を受け、SBI証では13日正午までとしていた購入の正式申し込みを午後6時まで延長、コールセンターで受け付けることを決めた。緒方次長