大手家電メーカーが軒並み苦戦を強いられている中、ごくごく小規模なメーカーが元気だ。なぜ彼らは少人数で革新的な製品を生み出し、ヒットにつなげることができたのか。その秘密に迫る。 たった一人で設計から組み立てまで 大手メーカーの富士フイルムを退職し、家電ベンチャーを立ち上げたのがBsize(ビーサイズ)の八木啓太氏である。 同社の第1号製品は、ネジや継ぎ目のない1本のパイプを折り曲げてデザインした、極めてシンプルなLEDデスクライト「STROKE」。グッドデザイン賞を受賞したこの製品を発売した当時、同社は八木氏の1人体制で「ひとり家電メーカー」と話題になった。 「最初は自宅の一室を組み立て工場にし、部品を発注して部屋に集め、注文が入るごとに私が組み立て出荷していました」(八木氏) さすがに現在は組み立てを外注しているものの、39900円のSTROKEを累計で約3000台販売し、第2弾の製品であ
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