2018年12月、平成最後の冬、日本の1990年代を疾走した伝説の雑誌『BURST』(白夜書房/コアマガジン)の血統を継ぐものとして『バースト・ジェネレーション』(東京キララ社)が創刊された。 画像は「Amazon」より引用 コンプライアンスに過敏なSNS全盛の時代にあって、一部では「90年代カルチャー」の過激な部分を断罪するようなネット言論が横行している。果たして、なぜこのタイミングで悪名高き『BURST』は復活を遂げたのか? また、遂げなければならなかったのか? 今回『バースト・ジェネレーション』の責任編集を務める“身体改造ジャーナリスト”ケロッピー前田氏と、そして元祖『BURST』のレギュラー作家であり、自身も著書『ディープコリア』が前述の断罪の一環として炎上した根本敬氏に、その意味を語ってもらった。 ■《不妊治療の時代》に《遊び場》を ーー1995年に『BURST』の第1号が刊行さ