明日は生きてないかもしれない…という自由 私、76歳 こだわりも諦めも力にして、生きてきた。 著者:田中 美津 出版社:インパクト出版会 ジャンル:社会・時事 明日は生きていないかもしれない……という自由 [著]田中美津 挑発的にいっちゃうが、田中美津を知らないでフェミニズムを語りたがる人はまぁモグリよね。 〈あの時代、パソコンなんかないから、「便所からの解放」と題したビラを謄写版で刷って、新左翼やベ平連の集会で撒いたのね。そうしたら女の人たちが、争うようにビラを取りに来て……〉。ときに田中美津27歳。これが日本のウーマンリブのはじまりだった。2年後に出版された『いのちの女たちへ』(1972年)は日本の女たちにとって解放の書となった。 そして47年。『明日は生きてないかもしれない……という自由』は、『この星は、私の星じゃない』(岩波書店・5月刊)に続いて出版された美津さんの短文&発言集だ。
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