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ブックマーク / srad.jp (57)

  • 「社会福祉を使って長生きする」ことは良いことなのか | スラド

    安楽死は太田典礼とかいうアホが優生学や経済性などにも絡んだ流れでぶち上げた事による呪いから解放され、尊厳死としてようやくまともに議論がされるようになってきたところだ。 歴史的悲劇(例えばヒットラーによるユダヤ人虐殺や、かつての奴隷制など)を踏まえ、その大原則は ・生存権が大前提 ・法規に従う ・人の意思による選択と言う話に絞って議論をする ・周囲の圧力や、洗脳、経済的理由から選択されることはあってはならない と言う所が大前提で、積極的な死ではなく、延命治療の拒否を表明するという形になっている。 その面でこの記事は、 ・若者がかわいそうだと、理由を尊厳死を考える人から引きはがした上で、さらに著者の考えですらない他の事象に理由をアウトソースして批判している ・経済的な面を全面に出して居る ・生存権の侵害や、「俺が困っているからお前死ね」と迫るようなケースに対する配慮が全くない と言う点で、

  • 人工知能は本当にチューリングテストに合格したのか | スラド

    先日、人工知能がチューリングテストに初めて合格したことが話題となったが、これを歴史的な成果とするには問題が多いという意見もあるようだ(Techdirtの記事、 The Registerの記事、 io9の記事、 家/.)。 まず、合格したとされるコンピュータープログラム「Eugene Goostman」はチャットボット(人工無能)であり、人工知能ではないという。チャットボットは質問に対してそれらしい応答をするように作られており、過去にチューリングテストに合格したものもある。イベントを主催したレディング大学のプレスリリースでは、物のチューリングテストにおける初の合格としているが、チューリングテストのルールは変更が多く、チューリングが考案した「The Imitation Game」とはかけ離れたものとなっている。また、Eugeneがウクライナ出身の13歳の少年という設定も、審査員をごまかすた

  • オオカミ少年 | kahoの日記 | スラド

    STAPの話題は#5で最後にと述べましたが,少しだけ追加する必要ができましたので補足を. 聞く所によると犯人探しのようなことが起きているようでとても残念です. 今回私が投稿した内容は,神戸でNGS解析を担当した研究者を批判するものでは全くありません. アップロードされたデータや解析内容から伺えることは,彼らは言われたデータをただとって,言われたように解析したのだろうということです. 外部に対してはプロジェクトの一員としてある程度の責任はあると思いますが,内部的には被害者という側面もあると思っています.恐らくサンプルの細胞名すら聞かされていなかったのではないでしょうか. 当に彼らが不正な論文に加担しようとしていたのだとしたら,アップロードするデータをいくらでも加工出来たはずですが,ごく正直に,きれいなデータ(このおかげでかなり助かりました)を提供したというのが生データを見た私の印象です.

  • Windows 8.1 Update、多数の導入失敗報告を受けて企業ユーザーに対しては適用を猶予へ | スラド

    4月8日にリリースされた「Windows 8.1 Update」は、「非常に重要なアップデート」とされている。Windows 8.1ユーザーはこのWindows 8.1 Updateを導入していないと今後のアップデートを利用できなくなるからだ。しかし、このアップデートの導入に失敗しているユーザーが多くいる模様(家/.)。 Microsoftの該当スレッドには1000以上もの苦情が書き込まれている。日でも同様の問題は起きているようで、サポートチームが専門の解決ページを公開している。苦情が多かったのか、Microsoftは企業向けに関しては米国時間8月12日まで適用を猶予すると発表している。

  • 衝突が避けられない場合、自動運転車はどうするべきか | スラド

    自動運転車には衝突を回避しようとする機能が搭載されている。だが、どうしても衝突を避けることのできない状況になる可能性もある。こうした場合、自動運転ソフトウェアはどのような判断を下せばよいのだろうか(WIRED、slashdot)。 たとえば、ボルボのSUVとミニクーパーのどちらかに衝突せざるを得ないとなった場合、より死者を出しづらい車両としてボルボに衝突するようプログラミングする、ということが考えられる。また、運転者がヘルメットを被って走行するバイクと、ヘルメットを被らずに走行するバイクのどちらかに衝突せざるを得ない場合、安全性を考えれば、ヘルメットを被っている方に衝突するほうがよいだろう。だが、ボルボなどのSUV車を所有する人や、ヘルメットを被っている人からすれば、プログラミングの優先順位を物理的に理解できたとしても、差別されているようで心理的に納得できるものではない。 こうした悩ましい

  • 小学校での「ギョウ虫検査」、来年度で廃止へ | スラド

    小学校での「ギョウ虫検査」が来年度で廃止になるそうだ。下水道の整備や化学肥料の普及で寄生虫感染率が激減したのが理由という(読売新聞)。 肛門にテープを貼る独特の検査が思い出に残っている人も少なくないと思うが、今後若い人にギョウ虫検査の話をしても理解されなくなる日がやってきそうだ。

  • 日本SF大賞特別賞を受賞した大森望氏、SF作家クラブへの入会がまたも拒否され騒動に | スラド

    SF作品の編集や翻訳、評論などで活躍している大森望氏が、日SF作家クラブへの入会を拒否された件が騒動になっている。 大森氏は氏が編集したSF短編集「NOVA」において、第34回日SF大賞の特別賞を受賞している。日SF大賞は日SF作家クラブにより創設された賞で、受賞者は推薦無しに日SF作家クラブに入会を申し込むことができるのだが、日SF作家クラブの総会において大森氏の入会を拒否する人たちがおり、その結果大森氏は日SF作家クラブに入会できなかったという。 これを受けて、「SF作家クラブの退会も視野に入れています」というクラブ員も現れている(くまニュース)。 大森氏は以前にもSF作家クラブへの入会を拒否されているが、これに関しては以前SF作家クラブの会長を務めていた瀬名秀明氏が昨年末にブログでSF作家クラブの内情を説明している。これによると、一部のクラブ員が大森氏のことを毛嫌してお

  • AmazonがAWSを安いお値段で提供できる4つの理由 | スラド

    AmazonのクラウドインフラサービスAWSAmazon Web Service)は定期的に値下げが行われ、価格競争の厳しいITインフラ業界においても常に競争力の高い価格でサービスを提供しているが、なぜAmazonAWSをそんな安い価格で提供できるのか、その理由がオーストラリアのITニュースサイトCRNで紹介されている(slashdot)。 挙げられている4つの理由は以下の通り。 カスタムハードウェアサプライチェーンの効率化規模の大きさ倹約(細かいコスト削減) たとえばカスタムハードウェアについては、「顧客が使わないコンポーネントは不要」という思想の元で独自のハードウェアを使っているそうで、ストレージサーバーやネットワークハードウェアについても独自に作成したものを使っているらしい。また、ディスクドライブは少なくとも1社(Seagate)と不良が発生した場合でも返品しないという契約を結び

  • 中国版Twitter「微博」で嘘の発言をしたユーザーが起訴される | スラド

    ストーリー by hylom 2014年04月17日 14時14分 日でもこの制度が欲しい、と思っている人は居そう 部門より 中国で、中国Twitterと言われる投稿サイト「微博(Weibo)」に中国政府に関する虚偽のニュースを投稿したとして、ユーザーが起訴される事案が発生した模様(slashdot)。 Weiboでは「虚偽」を含む発言や不適切な発言をすると減点というシステムが採用されたことが過去に報じられているが、これだけではなく「正しくない噂をマイクロブログに投稿し、それが500回以上引用される、もしくは5000ユーザー以上に広められた場合にペナルティを科す」というシステムがあるという。中国で嘘の噂を流して実際に裁判沙汰になるのは今回が初めてとのこと。 今回問題となったのは、2011年に発生した高速鉄道の脱線事故(過去記事)に関するもので、事故にあった外国人旅行者の遺族に対し、国内

  • kahoのページ | スラド

    >Oct4-GFP発現までは正しいと思いますので 正しくないですよ. 今日笹井先生が配られた資料を見てびっくりしました. 「遺伝子発現パターンの詳細解析でも、STAP細胞は、ES細胞や他の幹細胞とも一致せず」 若山先生もトランスクリプトーム解析でSTAPは他の細胞と違うと仰っていました. ところが,その「トランスクリプトーム解析」で分かることは,STAP細胞と呼ばれるもの同士ですら 「遺伝子発現パターン」が様々であることです. アーティクルの方では酸処理後3日でES細胞マーカー遺伝子がある程度ESの発現に近くなり7日で ほぼ匹敵するという図になっています.しかしレターの方ではSTAP細胞におけるこれらの遺伝子 発現はES細胞よりはるかに少ないという結果が示されています(Ext.Fig.3b). レターの方ではトランスクリプトーム解析は2セット行われていますが,もう片方はESに非常に近い ど

  • 進学を辞めてアプリ開発で起業を目指す若者らに苦言 | スラド

    Harvard Business Reviewの記事にて、大学を辞めてIT起業家を目指すことの現実を若者に知らせる必要があるとの指摘がされている(Harvard Business Review、slashdot)。 ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグなど、大学を中退して起業し成功した例はいくつかある。だがそのような若者で成功するのはほんの一握りであり、大半は親元から経済的に自立することのできない人生を送ることになるという。 同記事では、学業を犠牲にしてアプリ開発に精を出す若者に焦点を当てている。アプリ開発の世界は、トップの一握りの人だけが「独り勝ち」するパターンとなっており、若者に進学を辞めて起業することを促すのは、まるで宝くじに大学資金を注ぎ込むことを勧めるようなものだとしている。

  • ウクライナが核武装する日がやってくる? | スラド

    ウクライナ危機を巡り、プーチン露大統領にクリミア半島から軍を撤収するよう要請したオバマ大統領の電話会談、そして米国およびEUによる制裁発動の脅しもむなしく、ロシアによるクリミア併合がいよいよ現実味を増している。米国及びEUが軍事介入を行わない場合は、ウクライナが核武装することもあり得るという(USA Today、slashdot)。 1991年、ウクライナロシアから独立した際、ウクライナ領土の自治権はウクライナが持つかわりに、ウクライナが核保有を放棄するとする条約が米英露間で取り交わされた。だがプーチン大統領は、クリミア自治共和国の政変を理由にクリミアにおいては同条約は効力を持たないとしている。 ウクライナが再び核兵器を保有することについて、ウクライナ議会のPavlo Rizanenko氏は、クリミアの状況がどのように展開しようと、いずれにしてもウクライナは将来的により強くならなければな

  • STAP細胞の非実在について#5 | kahoの日記 | スラド

    とりあえず論文が撤回の方向に進んでいるようでいくらか安心しました. 真相の解明までいくか分かりませんので,10%程度の安心ですが. 誤解を受けないように明記しておきますと,今日までこの解析を行うにあたって私は一切の圧力も感じませんでしたし,協力してくださった皆さんのおかげで大変助けられました.頭に血が上った上に何の制限もなかったおかげで,周りが見えなくなって大失敗もしましたが. 一段落したことで今回がSTAPについて書く最後になるかと思います.今回の大のメディアからも問い合わせを受け,名を出しても構わないと返答しましたので,これからはコメントをするとしても公式な手続きを踏んだものになるかと思います. ”input”の解析でまだここに書いていなかったものとして,CNV(copy number variation)解析を最後に書き留めます. これはChIP-seqの”input”データとい

  • 焼酎が「特定農薬」に指定される方向へ | スラド

    焼酎の特定農薬への指定手続きが進められているという(農業共済新聞)。一部の農家が、アブラムシやカイガラムシなどの病害虫防除に焼酎を利用していることが背景にあるという。 特定農薬とは「農薬としての規制を受けないが農薬のように使われる物」を言うのだが指定される方としては非常に迷惑である。日農業新聞の記事(紙面)によれば、日酒造組合中央会は焼酎のイメージダウンを懸念して指定への反対を表明しているそうだ(日酒造組合中央の要望書PDF)。

  • STAP細胞の非実在について#3 | kahoの日記 | スラド

    残念ながら政治的には勝てそうにありません. しかしここを読んだ人に誤解していただきたくないのは,私が孤独な戦いをしているというわけではないということです.むしろ話をした方々は全て私に賛同し応援してもらっており,数の上では私の方が圧倒的なマジョリティだと思っています. 科学雑誌の論文は著者全員の同意がないと著者側からの撤回はできませんので,一人でも意見を曲げない人がいれば強制的に撤回させる方法はないのが現在の制度であるのです. ところでSTAP幹細胞ではTCRの再構成がみられないが,STAPでは見られる,という現在のストーリーですが,前回のTCR領域を見て頂ければ分かりますが,酸で刺激した段階でゲノム再構成はほぼ観察されなくなっています.わずかに含まれるかもしれませんが,殆どの細胞は再構成の起きていない細胞になるはずです.この点,修正を出すなら著者らは説明する必要があるでしょう.STAP幹細

  • 科学的事実は政治的事実に勝る。所長に直訴奨励 (#2557435) | STAP細胞の非実在について#2 | スラド

    応援します。 政治的にっていうと、S先生とのバトルって事で、内情を知る人間であればそれが如何に困難かは知ってるはず。 SさんはCDB内で強すぎますから。 そして、OさんとSさんの関係は、出入り業者や秘書レベルまで、皆知っていること。 「僕はケビンコスナーなんだよ」という発言なんか有名すぎます。 この件、Sさんが鍵というか主犯。 ここ一年くらいOさんとこか広報のとこに入り浸りでしたし、あの前のめり過ぎるプレスはSさんの意向で、全体のストーリーを書いた張人。 来は、有頂天になる以前に、冷静な疑義を彼女に突きつけなければならなかった役のはず。 Sさんがチェックができていない状況なのに、Oさんを囲い込んでしまい、他の著者からの指摘が充分に機能しなかったから、現状況があります。 一方で最近、Oさんが、Sさんからのセクハラとして上層部に訴えてたりと内情はカオスですから、それをSさんが知れば状況は一

  • STAP細胞の非実在について#2 | kahoの日記 | スラド

    前回の日記は思いの外反響があり,驚いています. 察していただいた方もいらっしゃった通り,私は件の論文に直接関わる立場ではないのですが,研究所の外から見れば「中の人」になります. 内部では実名でこのような活動をしており,隠れているつもりはありません.内部でどうしても解決できなかった場合は外へ向けて情報を出すでしょうが,それまではできるだけ内部での解決を目指しています. その目的は迅速な論文の撤回とできる限りの真相の解明がなされることであり,また動機は科学への信頼,研究所への信頼の棄損を許せないことが半分,この状態を曖昧にしておくことで私個人の研究活動も制限を受けかねないのでそれを防ぎたいという私利私欲も半分の動機となります. 科学的な事実を争う立場としては私は間違っていないという自信がありますが,政治的に勝利できるかどうかは全く分かりません. 更にいくつかの証拠をここに書こうと思いましたが,