タグ

ブックマーク / srad.jp (57)

  • kahoの日記 | スラド

    私事によりここ数日は休暇を取り多忙であったため出遅れてのコメントになります。 そのつもりはなかったのですがこちらでの発言に対して匿名での(卑怯な)告発扱いをされたこともあり最近は実名でTwitter(@caripso)での発言だけにしていました。今回こちらに書くのは140文字では収まらないからですが,色々騒がせてしまったこともありこのアカウントはこのエントリで最後にしようかと考えているところです。 私は調査委員会そのものに呼ばれたことはなく,解析も担当していないため発言には制約を受けないと考えますので思うところを述べていきます。以下の発言は組織とは全く関係なく,私一個人の意見です。 調査報告書に示された残存サンプルの解析は情報量も解析内容も膨大かつ詳細で,感嘆せずにはいられませんでした。 関係者の皆様のご苦労をねぎらうとともに感謝を捧げたいと思います。 一方で,調査対象になった著者のうち事

  • 横浜地方検察庁検事正の考える「尤度比」 | yasuokaの日記 | スラド

    東京地方検察庁検事の考える「尤度比」の読者から、横浜地方検察庁検事正の北村篤が書いた『DNA鑑定の確率計算』(島大法學、第64巻、第1・2合併号(2021年3月)、pp.33-71)という論文を教えてもらった。確率計算をおこなう論文のはずなのに、統計学的な考え方が見事に欠落しており、読んでいて痛々しかった。 アレルの有無の情報だけに基づく確率計算の考え方は,例えば『DNA鑑定とタイピング』( J.M.Butler著,福島弘文ほか監訳,「Butler」と略記する。)などで紹介されているが,具体的な計算方法(計算式)は十分には説明されていない。

  • 退職(およびスラド編集長からの退任)のご挨拶 | hylomの日記 | スラド

    突然ではありますが、このたびスラドおよびOSDN(OSDN.net/OSDN.jp)の運営会社である株式会社アピリッツを退職することになりました。書類上は7月中旬まで同社に在籍していることになっておりますが、いわゆる「有休消化」という扱いで、6月30日が最終出社日となっています。ここスラドには「編集長」という立場で関わってきましたが、退職に伴ってその肩書きもなくなります。読者の皆様、長らくスラドをご愛読いただきありがとうございました。 今後は、OSDN部の部長であるkazekiriこと佐渡さんがスラドの最高責任者という形になり、平常の編集者業に関してはnagazouさんとheadlessさんが担当する形になります。書類上の退社日が過ぎたあとについては、編集者権限は残るものの特権ユーザーではなくなり、毎日の編集作業に関しても基的には手を引いてボランティアベースでの関わりとなります。 という

  • 東ロボは何を係り受け解析していたのか | yasuokaの日記 | スラド

    私(安岡孝一)の10月14日の日記の読者から、吉野次郎・山田宏逸・定方美緒・津久井悠太の「日人の3分の1は日語が読めない!?」(日経ビジネス、2019年10月28日号、pp.38-45)という記事を読んでみてほしい、との御連絡をいただいた。ざっと読んでみたのだが、以下の部分が非常に気になった。 係り受けとは、どれが主語でどれが述語なのか、どれが修飾語でどの言葉を修飾しているか、その関係を指す。同書によると、こうした「係り受け」の問題で、AI(新井氏が開発している人工知能「東ロボくん」)の正答率は8割だった。 「ロボットは東大に入れるか」(東京大学出版会、2018年9月)を読み直してみたのだが、東ロボの『国語』ソルバーは、いわゆる係り受け解析をおこなっていない。節境界法、オーバーラップ・ランキング、二段階選抜法、といった、非常にユニークな手法によって『国語』の現代文にチャレンジしており、

  • この説明たぶん不正確 | taggaの日記 | スラド

    ◆ではなぜ英語では d が2回になってしまうかというと、英語では dd のように「同じ子音の字を2回繰り返すと、直前の母音の字(この場合は a の字)を短い読み方で読ませる」というスペリングのルールがあるからです。dd と書いてあるために address は「アドレス」と間違いなく読めるのですが、adress だと「エイドレス」と読んでしまう可能性が生じます。( a の字は短い読み方が「ア」、長い読み方が「エイ」。)d の字が2回繰り返してあるのは意味があると、とりあえず考えられます。 こういうのは他にも英 account / 仏 acompte, 英 aggrandize / 仏 agrandir, 英 appease / 仏 apaiser など少数ある。 フランス語で廃語になっている語を加えると、もう少し増える。 このタイプの a- は、d が次の子音に同化されるラテン語の ad-

  • 書写言語研究におけるサンプルデータの重要性と妥当性 | yasuokaの日記 | スラド

    私(安岡孝一)の2016年2月26日の日記の読者から、近江龍一・西原陽子・山西良典の『ドメインにより意味が変化する単語に着目した猥褻な表現のフィルタリング』(人工知能学会第31回全国大会論文集, 2M2-OS-34a-1, 2017年5月24日)という論文を読んでほしい、との御連絡をいただいた。読んでみたのだが、書写言語研究におけるサンプルデータの重要性を全く理解していない論文で、正直、頭が痛くなった。 研究では猥褻な表現に関する文を集めるために,pixivに投稿されているR-18小説を用いた.R-18小説に分類される小説の中から,2016年10月のウィークリーランキングTop10の小説を選択し,分析に用いた. そんな偏ったサンプルデータ10で、まともな結果が出るわけが無いだろう。しかも、なぜpixivに限定しなければいけないのか、pixivに限定する意図は何なのか、この論文には全く書

    書写言語研究におけるサンプルデータの重要性と妥当性 | yasuokaの日記 | スラド
  • 京都大学のシラバスとOrarioの匿名加工情報 | yasuokaの日記 | スラド

    私(安岡孝一)の4月21日の日記の読者から、大学の時間割情報はシラバスとして公開されている、との御指摘をいただいた。公開情報なのだから、学生の人同意(未成年の場合は保護者の同意)さえ取れば、Orarioは匿名加工情報として登録時間割情報を販売できる、という趣旨らしい。反論するのも馬鹿馬鹿しいが、京都大学のシラバスは、京都大学の法人著作物だ。私的複製ならまだしも、Orarioのような私企業が勝手に売っていいものではない。 ただ、そのあたりはOrarioもわかっているのか、プライバシーポリシーには「シラバス」の文字は出てこない。「登録時間割情報」で逃げ切ろうとしている。しかしながら京都大学においては、KULASISの時間割情報は、シラバスの情報とダイレクトに重なっている。しかも、この登録時間割情報は、そもそもKULASISにあるべき情報だ。それをOrarioが、どうしても匿名加工情報として売

    京都大学のシラバスとOrarioの匿名加工情報 | yasuokaの日記 | スラド
  • Orarioに対する営業妨害と非識別加工情報 | yasuokaの日記 | スラド

    私(安岡孝一)の昨日の日記は、Orarioに対する営業妨害だ、との御意見をいただいた。まあ、そうだろう。来月30日以降Orarioが、学生の所属大学、所属学部・学科、性別、卒業年度、登録時間割の匿名加工情報を、第三者に販売営業するつもりなら、私の昨日の日記はOrarioに対する営業妨害だ。Orarioのプライバシーポリシーにおいて、「(4)統計データの作成および当該データの第三者への提供」の具体的利用態様がどうなっているか見てみよう。 当社は、左に記載の情報を以下の目的のために利用します。 ・左記情報を利用者が識別できないように加工した上で、利用者の利用形態等の統計データを作成するため。 当社から右記情報に関する統計データの提供を受けた第三者は、当該情報を以下の目的のために利用します。 ・当社または第三者の商品またはサービスの広告の開発または提供のため ・マーケティング調査、統計、分析のた

    Orarioに対する営業妨害と非識別加工情報 | yasuokaの日記 | スラド
  • Kandoのページ | スラド

    貧困い物にするだけの「実験」を名乗るに値しない代物である可能性が非常に高い。 これの主宰は医療費についてもこんな戯事を言っている: https://twitter.com/hiroki_enno/status/1192646599517691904 「日の保険医療制度が崩壊していく中で提案 1. 医療費3割負担を受けたければバイタル・生活データを国に提供 2. 上記モニタリングをされたくなければ、医療費全額負担 を選べるようにしたらいいと思う 世界でもトップレベルの医療を何の前提もなく受けれる時代は終わった 金がないならデータを差し出せ」

  • パナマ文書の「Agnes Chan」とは何者か?? | Takahiro_Chouの日記 | スラド

    パナマ文書のポータルサイトで「Agnes Chan」で検索した結果がコレ https://offshoreleaks.icij.org/search?country=&q=Agnes+Chan&ppl=on&ent=on&adr=on で、このサイトでは、2013年に起きた「オフショア・リークス」事件と言う、パナマ文書事件に似た事件で流失した文書の内容も検索出来る。 で、ここでは、3人の「Agnes Chan」が登場する。 パナマ文書に名前が載ってるChan Agnes Ching-Mei氏 同姓同名の別人物でなければ、CMAオーストラリアと云うシンクタンク(だと思う)の香港支局の幹部の可能性が大 パナマ文書に名前が載ってるChan Agnes氏。中国語名は有るとしても不明。Chan=陳だとすると、広東語読みなので、香港出身or中国籍以外なら、香港を含めた広東語圏出身者かその子孫だと思われ

  • 保育士に叙勲しては?? | Takahiro_Chouの日記 | スラド

    国会で、2016年3月14日に、このトンデモ質問をした議員(荒井広幸)の所属会派は、新党改革。 要は、舛添要一が2010年に自民党を離党した後に入党した会派(この際、舛添要一が代表になり、党名も現在のモノになる)ですが、今の所属議員は、この荒井広幸氏1人。 で、荒井広幸氏は、元々、自民党だったけど、小泉政権時代に、郵政改革反対で自民党から除名。その後、新党日→無所属→改革クラブ(現:新党改革)と所属会派を転々と……。 Wikipediaの新党改革の頁には、自民党への復党を望んでた、との記述も有るが、詳細は不明。 政治的スタンスに関しては、反原発を主張してるようだけど、そりゃ、単に地元が福島だからの可能性大。 所属している議員連盟を見ると……「親学推進議員連盟」に「創生『日』」と、トンデモ系保守っぽいですな。 安倍晋三が会長を、前文科相の下村"トンデモのデパート"博文が事務局長をやってる

  • SCO問題、やっと終了へ | スラド

    UNIXの権利を所有すると主張していたSCOが、そのソースコードをIBMが不正にLinuxに流用したとしてIBMを提訴していた裁判が、ついに終結する(gihyo.jp)。SCOがIBMを訴えたのは2003年なので、約13年裁判は続いたことになる。 今回の裁判終了により、ついに裁判だけでなくSCOも終了することになる。 SCOの主張はIBMがSCOのライセンスを受けたUNIXのコードをLinux開発者らに提供、Linux開発者らがそれらをLinuxに盗用したというもの。その後SCOはLinuxカーネル2.4以降のユーザーに対しライセンス料の支払いを要求したり、Linux採用企業を提訴したりしていたが、盗用されたとSCOが主張したコードはそもそもSCOの前身のカルデラがオープンにしていたものだったことが明らかになったり、UNIXの著作権は米Novellが保有しているという判決が出たりと、SCO

  • 【電脳】UNIX USERのUNIXの歴史の連載は単行本になってないの? | t-nissieの日記 | スラド

    表の「UNIX のコードが Linux にコピーされた証拠」なるものを SCO 関連の弁護士が公開を 読んでの感想なんですが、1980年ごろから1992年 (USL v. BSDi) のUNIXの開発ってどんな かんじだったんですかね。開発者たちは便利なコードをやり取りしていたのではないかと。 で、似たようなコードが残って、いろいろあって、最後に儲かったのは弁護士だけ。と想像。 で、UNIX USERのUNIXの歴史の連載は単行になってないですかね。 コードまで引っ張ってきてUNIXの歴史を詳解。 とてもおもしろい連載だった。 unixuser.jpドメインは他人が取っちゃったみたい。

  • ヒトラーのヒットリストが公開される | スラド

    アドルフ・ヒトラーの「Black Book」とも呼ばれる、侵略に成功した国で即刻逮捕すべき人物のリストがForces War Recordsにより公開された(Forces War Records - Hitler's Black Book、 Mirror Onlineの記事、 Daily Expressの記事、 Daily Mail Onlineの記事)。 これについて shadowfire 曰く、 チャーチルは当時の情勢として納得だが、リストの中には俳優のノエル・カワード、小説家のH.G.ウェルズ、バージニア・ウルフなども含まれている。ヒトラーとナチスがどういう思想の人物を敵とみなしていたかが伺えて興味深い。

  • NTT西日本が考えるキー配列の歴史 | yasuokaの日記 | スラド

    ネットサーフィンしていたところ、NTT西日公式ホームページに「キーボードの配列はどうしてアルファベット順じゃないの?」(ネットの知恵袋、2015年7月31日)というページが開設されているのに出くわした。 手動式タイプライターではキーが元の位置に戻ってから次のキーを打たなければ内部でキーのアームが絡みあって故障することが多かったそうです。続けて打つことが多い文字を遠くに離すことでタイピング速度(キーを打つ速度)を落とし、内部の機械の故障を防ぐために考え出された配列だといわれています。 英語ではTHを続けて打つことが最も多いのだが、TとHはQWERTY配列では遠くに離れていない。EとRも同様で、QWERTY配列では遠くに離れていない。その点に関しては、『キーボード配列QWERTYの謎』でも、「On the Prehistory of QWERTY」でも、「ECONOトリビア」QWERTY記事

  • 住基統一文字B159は「志に濁点」なのか | yasuokaの日記 | スラド

    昨日の日記の読者から、住民基台帳ネットワーク統一文字B159は「MJ090075(案)+濁点」なのか、という趣旨の御質問をいただいた。それはIPAに聞いてほしいが、「MJ011390+濁点」よりはマシだと思う。 ただ、このような形で「濁点」の付加を許すのなら、「じ」を「MJxxxxxx+濁点」で表す、ぐらいの気合いが必要だと私(安岡孝一)には思える。それは同時に、文字情報基盤が「濁点」などの「アクセント記号」に関しては開集合となってしまう可能性を、計算に入れざるを得ないことになる。当然、「Å」と「Å」で苦しむことになる可能性が高いが、それはそれで仕方ないだろう。

  • 進化の証人カモノハシ | kahoの日記 | スラド

    MIYU_neeさんのコメントに触発され,Nature Web Newsのカモノハシの性染色体は10という記事で興味を引かれて論文を読んでみた. 性の決定は哺乳類がオスが非ペアのY染色体をもつXX/XY型,鳥類がメスに非ペアなW染色体があるZZ/ZW型であり,これまではそれぞれ独立に進化したものと考えられてきた.(参考:雄と雌が決まる仕組み) XY型ではY染色体にSryという生殖器を形成するための遺伝子があることが性分化を決定しているとされ,ZW型ではDMRT1という転写因子がZ染色体にないことが性を決定している(オスになるためには2コピー必要)と言われている. これまでカモノハシの性染色体については定説がなかったらしく,8から10の性染色体と報告されてきた. 今回著者らはカモノハシの繊維芽細胞から染色体に特異的なラベルを作成してはっきりと分かる形でカモノハシの染色体を標識した. する

  • 日本で人気の鉛筆硬度がHBから2Bに、児童の筆圧低下が一因か | スラド

    まず使い勝手だけど、筆圧が高いと折れちゃうから程々の筆圧しか出せず、程々の筆圧だとHBってさほど濃くはない。 シャーペンだと若干薄い(あと硬いと摩擦音が不快)からBじゃないと嫌だし、 鉛筆でもその太さでカバーされてるだけでもうちょい濃いほうが読みやすい。 次に因果関係だけど、ガキンチョは過剰な筆圧でベキベキ鉛筆の芯を折るのは日常茶飯事だった。 その原因として、満足できる濃さをHBで出そうとすると筆圧過剰になってた面もあるわけで… 筆圧が下がってBを選んだんじゃなく、使い勝手でBを選んで適切な筆圧に落ち着いたってだけではないかと。 そして「小学生の筆圧低下」とだけ言うと筆圧下がるほど筋力落ちてるネガティブな印象を受けるけど、 これらの事を考えると、使いやすいBが教育現場で主流になり、それによって筆圧が適正になり、 それによって字も綺麗になってるという、(教育関連の話題としては)ポジティブな話

  • 文部科学省の考えるコンピュータの歴史 | yasuokaの日記 | スラド

    文部科学省が公表した「諸外国におけるプログラミング教育に関する調査研究」(大日印刷、平成27年3月)が、あまりにブッ飛んでいて爆笑した。特に「はじめに」の第一文。 1942年、今日の電子計算機の原型の一つが、ペンシルバニア大学ムーアースクールのJ.P.エッカート、J.W.モークリーによって論文としてACM(Association for Computing Machinery)に発表され、1945年には弾道計算用の実用機ENIAC(Electronic Numerical Integrator and Computer)が開発された。 いや、もう、どこから突っ込んでいいやら。とりあえず、ACMの設立は1947年で、Journal of the ACMの発行開始は1954年。一方、エッカートが1942年に発表した文書となると、たとえば「Light Modulating Method and

  • JASRACがMIDI文化をつぶした論について歴史からひも解いてみる | akiraaniの日記 | スラッシュドット・ジャパン

    後から判明した情報がいくつかありますので補足しておきます。 はてぶなどで誤解している人が多く見受けられますが、1997年の著作権法改正時点で耳コピ作品の無断公開は違法です。 つまり、1997年の法改正時点で、アップロード楽曲の権利関係を全く気にしていなかった草の根BBSのMIDIフォーラムは違法サイトだったと言うことです。 2001年以前にも違法になったことによる自主的な活動自粛や議論はあったと思いますが、JASRACで利用料金の徴収を行っていない以上、JASRAC側から積極的なアクションがあったとは考えにくいです。 間接情報になりますが、JASRACといえば10数年前に起こった、MIDI撲滅事件。その時に送られてきたメール。(Togetter)に、JASRACからの警告メールがどのような文面だったかの情報があります。 具体的にいつ来たメールなのかは不明ですが、メール内にすでに手続き申込の

    JASRACがMIDI文化をつぶした論について歴史からひも解いてみる | akiraaniの日記 | スラッシュドット・ジャパン