「関東甲信の皆様にお願いです。雪が降ったら雪結晶の写真を撮って送って下さい」 気象庁の研究者が先月23日に投稿したツイートは瞬く間に広がり、その翌日に、東京都心などで初雪を観測した際に、5000枚を超える雪の結晶の画像が寄せられました。 一度の雪で、これだけ多くの結晶が観測されたのは世界でも初めてです。集まった雪の結晶から、研究者は何を読み解こうとしているのでしょうか? 豪雨や豪雪、竜巻などの災害を引き起こす雲の仕組みを研究しています。 市民が科学者のデータ収集に協力する手法は「シチズンサイエンス」と呼ばれ、同時に、広範囲で、大量にデータを集めることができるため、アメリカなどでは広く行われていて、荒木さんは今回、初めてこの手法を取り入れました。 「関東甲信の皆様にお願いです。雪が降ったら雪結晶の写真を撮って下さい。スマホでも撮れます。雪結晶の種類等の情報は雪研究に非常に重要です。綺麗な結晶