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ブックマーク / number.bunshun.jp (23)

  • 415kmレースのクレイジーなウラ側…“日本最速ランナー”土井陵は何を食べている?「カップラーメンもスイーツも食べない」「主食は柿の種です」(千葉弓子)

    一過酷と言われる山岳レース「トランス・ジャパンアルプス・レース(TJAR)」。富山県魚津の日海から日アルプスを縦断し、静岡市大浜海岸の太平洋に至る約415km(累積標高差約27,000m)の距離を、制限時間8日間で駆け抜けるエクストリームなレースだ。 今年の夏、そのTJARで「4日17時間33分」という大会新記録で初優勝したのが土井陵(たかし)だ。剱岳や薬師岳を縦走する北アルプスを1日で越え、中央アルプスも1日で通過、多くの選手が歩きを織り交ぜるロード区間もほとんど走っていた。しばらくは更新されないと考えられていた「4日23時間52分」(望月将悟/2016年)という大会記録を6時間も縮めたのだ。 その背景には、走力や山の経験値といったベースに加え、綿密な料計画や睡眠の取り方があるようだった。自らを「ミニマリスト」と語る土井のスタート時の装備は水分を除いてわずか3.5kg。他の選手

    415kmレースのクレイジーなウラ側…“日本最速ランナー”土井陵は何を食べている?「カップラーメンもスイーツも食べない」「主食は柿の種です」(千葉弓子)
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    hikabu 2022/11/06
  • 「若いのにAIのテクニックばかり学んでていいのか」“NBAフリーク棋士”が最先端バスケや藤井聡太・渡辺明に感じる凄みとは(北野新太)

    将棋界にはスポーツ各競技のフリークが多い。バスケットボールの最高峰NBAフリークで、若手有望株の1人である増田康宏六段に、NBAの戦術・個人能力の進化や藤井聡太五冠の強さを“バスケ風”にたとえてもらったインタビューをお届けします(全2回/#1も) ――2017年に藤井さんがデビューから不敗のまま史上最多の29連勝を達成した時の相手が増田さんでしたけど、あれから5年が過ぎた今の藤井将棋をどう見ているのでしょうか。 「メディアではAI研究について言及されることは多いですけど、やはり中終盤力の差が大きいんです。周りは形勢を良くしようとして序盤研究を深めますけど、結局は変化(局面の分岐)が多すぎるので、全て対応するなんて不可能なんです。ならば、少なくとも自分の持つ中終盤力を発揮しないといけない。でも、フィジカルとメンタルのコンディションが整って初めて、中終盤のパフォーマンスって成り立つものだと思う

    「若いのにAIのテクニックばかり学んでていいのか」“NBAフリーク棋士”が最先端バスケや藤井聡太・渡辺明に感じる凄みとは(北野新太)
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    hikabu 2022/03/26
  • 顔が見えないSNSとの向き合い方。日本ハム・広報が抱える葛藤。(高山通史)

    面と向き合うことが難しいが、確かに存在を感じている。活字などを通して、確かな息遣いも感じている。ただ、対象となる「相手」はスクリーンにはいるが、目の前にはいない。 時折、強いリアクションがあるケースがある。きっと向き合ったことがない方々ばかりである。 広報として思い悩み、明確な答えを出すことができずにいる1つの事案がある。インターネットの普及・浸透による、一部のさまざまな人たちとの関係性についてである。 2019年3月11日。また、考えさせられる出来事があった。 その日は、広島東洋カープの拠地「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」での練習日だった。'11年の同日に東日大震災で被災した方々へ対し、チーム全員で黙祷を捧げた。そのシーンを、携帯電話で撮影して弊社のSNS担当者へ画像を渡した。 削除した1枚の写真。 その写真は球団公式SNSにアップして1時間も経たないうちに、削除す

    顔が見えないSNSとの向き合い方。日本ハム・広報が抱える葛藤。(高山通史)
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    hikabu 2019/03/17
  • ボヘミアン・ラプソディを見て思う。ロックとフットボールの高い親和性。(杉山孝)

    クイーンの楽曲はいまや、スポーツ界にとっても定番中の定番となっている。スタジアムで聴くとまた格別なのだ。 1度見たけれど、また行ってもいいと思う。そう言って、実際に2度も映画館に足を運んだ人が、身近に2人いる。うち1人は、3度目の鑑賞も考えている。 伝説のバンド「クイーン」。なかでもボーカルのフレディ・マーキュリーに焦点を当てた映画『ボヘミアン・ラプソディ』が大ヒットしている。確かに「胸アツ」な作品だった。 ライブの舞台裏のシーンから始まるこの作品のなかでも当然流れるが、クイーンの代表曲の1つに、『We are the champions』がある。フットボールの国際大会の表彰式で流されることも多く、この競技とクイーンのファンのみならず、どこかで耳にしたことがあるはずだ。勝利へと全力を尽くした人々に贈るのに、これほどマッチする曲もないだろう。 ロックとフットボールの親和性。 それも、そのはず

    ボヘミアン・ラプソディを見て思う。ロックとフットボールの高い親和性。(杉山孝)
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    hikabu 2019/01/03
  • オシムの言葉で渡欧した日本人医師。最先端のスポーツ医学に触れた衝撃。(手嶋真彦)

    大迫勇也のような上手くて強い選手を。日サッカーにとって今後のポイントだが、齋田良知ドクターは欧州の地で見識を得ようとしている。 ワールドカップのベルギー戦で大魚を逸したサッカー日本代表に、いったい何が足りなかったのか。「予防医学」が足りなかった。そう言われてもピンとこないだろう。「怪我の予防に活用できるデータの蓄積」が欠けていた。これでもまだ疑問符しか出てこないはずだ。 では「育成年代の指導者の目先の結果に囚われない勇気」が不十分だったと言えば、どうか。あるいは「怪我を押して試合に出場し、未来を絶たれた若い才能」と言えば? まったく別の言い方もできる。日でも怪我の発生や身体特性に関するデータの蓄積が進み、ヨーロッパのサッカー大国と同じように予防医学が広く行き渡れば、そして怪我をした育成年代の才能がスポーツドクターの勧めで痛み止めを飲むのを止めるようになれば、ワールドカップの制覇も夢では

    オシムの言葉で渡欧した日本人医師。最先端のスポーツ医学に触れた衝撃。(手嶋真彦)
  • アメリカ人はなんでも15秒で話す。懐の深さと反知性主義が同居する国。(生島淳)

    この映画には、アメリカ大統領選挙が行われ、誰もドナルド・トランプが大統領になるとは信じていなかった2016年秋の、アメリカの姿がある。 想田和弘監督の『ザ・ビッグハウス』は、ミシガン大学のアメリカンフットボール・スタジアムを舞台にした観察映画であり、広くスポーツ・ムービーのカテゴリーに入る映画だと思うが、監督をはじめミシガン大学の学生たちが撮影したシーンには、「トランピズム」が浸透していた影がハッキリと映っていた。 観察映画ならではのユニークさである。 その意味で、この作品はスポーツについての映画であると同時に、深く、深くアメリカについて考えさせられる作品になっている。 撮影当時のことを、想田監督はこう振り返る。 「まさか、ヒラリー・クリントンもミシガンでは負けると思っていなかったんです。だって、直前までミシガンには遊説には来なかったんですから。みんな、油断していたんです。イリノイ大学との

    アメリカ人はなんでも15秒で話す。懐の深さと反知性主義が同居する国。(生島淳)
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    hikabu 2018/07/24
  • トルコ系ドイツ人のギュンドガン。自国サポのブーイングと“寛容性”。(島崎英純)

    巷はロシアワールドカップの話題で溢れている……と思っていたのですが、久しぶりに日へ帰国してみると、何だか静かな雰囲気が漂っています。現在の日本代表を取り巻く状況を鑑みると、致し方ない面もあるとは思います。 4年に一度の祭典を心から楽しみたいのですが、なんとももどかしいですね。 ドイツは、もちろんワールドカップの話題で持ち切りです。シーズン中は国内リーグ、ブンデスリーガがニュースの中心ですが、今はテレビや新聞紙上などで連日ドイツ代表の動向が伝えられています。 『kicker』や『Bild』など各誌・紙からワールドカップ特集号が発刊されていて、店頭の目立つ場所にディスプレイされています。また、ドイツの有名スーパーである『REWE』や『EDEKA』ではドイツ代表のグッズが並べられるようになりました。代表選手のカードやシールのプレゼント企画があるなど、結構ベタなプロモーションも行なわれていて、こ

    トルコ系ドイツ人のギュンドガン。自国サポのブーイングと“寛容性”。(島崎英純)
  • オシムからのW杯直前メッセージ。「君たちはサッカーに何を求めるのか?」(田村修一)

    欧州へ渡った日本代表選手を追い、多くのメディアも現地入りしている。国民の大きな期待を背負った代表チームは、番でどこまでそれに応えられるか。 イビチャ・オシムは今、オーストリアのグラーツの自宅に滞在している。テレビ回線の不調から、時々試合が見られなくなるなどというトラブルに見舞われながらも、ワールドカップの開始を楽しみに待っていたという。 連載『ワインとシエスタとフットボールと』では、ワールドカップ期間中にオシムとトルシエの連続インタビューを掲載する。オシムの第1回となる今回は、オシムが今の日本代表と日サッカーをどう見ているか? という問い掛けから始めたいと思う。 ――元気ですか? 「ああ、私は元気だが君はどうだ?」 ――まあまあです。ワールドカップが近づきましたが、不安ばかりが募っています(笑)。 「君らの方が選手よりいい準備をしているのではないか。とにかく万全を期することだ。フィジ

    オシムからのW杯直前メッセージ。「君たちはサッカーに何を求めるのか?」(田村修一)
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    hikabu 2018/06/17
  • テニスの試合後会見はスリリングだ。ジョコビッチや杉田祐一に見た内面。(秋山英宏)

    ジョコビッチの会見のワンシーン。対戦相手だけでなくメディアとの“駆け引き”も、有名選手には必要なのだろう。 テニス選手にとって試合後の記者会見は義務である。メディアからの要請があれば、正当な理由なしに拒否できない。敗れた選手でも同じ。ミックスゾーンを素通り、はありえない。 試合終了後1時間前後で行なうことが多いため、興奮と歓喜、失意と落胆をそのまま会見場に持ち込む選手も多い。泣きはらしたような目であらわれたり、心の中で泣いているのが分かる場合もある。大坂なおみが昨年、全米のインタビュールームで涙を流したように、選手が急に泣き出すのも珍しい出来事ではない。 ただ、感情や心の内をストレートに吐き出す選手は少数派だ。 今はテレビのコメンテーターもつとめる沢松奈生子さんは、様々な思いを一度飲み込んだうえで、冷静に、しかも記者が使いたくなるような気の利いたフレーズを織り込んでくれることが多かった。試

    テニスの試合後会見はスリリングだ。ジョコビッチや杉田祐一に見た内面。(秋山英宏)
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    hikabu 2018/05/16
  • ダバディだけが知る本当の「ハリル」。“鬼才”前日本代表監督との3年間。(フローラン・ダバディ)

    ハリルホジッチ監督が解任された。 田嶋会長の会見を聞いた。 東京五輪を見込んで、全員日人で団結したかったということでしょうか。21世紀にしてその発想とは、虚しい。悔しい。 私は、単一民族主義は間違っていると思う。理性を働かせて理解することはできるが、必ず失敗することも知っているから。 ハリルさんが育った旧ユーゴスラビアの黄金期は、すくなくともスポーツや文化において、あらゆる民族、宗教、文化が混ざり合った'80年代だった。彼の母国であるボスニアで開かれた'84年のサラエボ五輪はその象徴だった。 サッカーでも、マラドーナのアルゼンチンを追い詰めたオシム監督のユーゴスラビア代表は人種のるつぼだった。ハリルさん自身も異なる民族の血を引き、国際結婚をし、異国(フランス)で自分の子供たちを育てたのだ。 だからコスモポリタンなハリルさんが日本代表の監督になった時、とても嬉しかった。日サッカーが変わる

    ダバディだけが知る本当の「ハリル」。“鬼才”前日本代表監督との3年間。(フローラン・ダバディ)
  • カーリングの精神を示す大切な言葉。「コンシード」を定着させた中継陣。(生島淳)

    オリンピックが終わって1週間。 「カーリング・ロス」に陥っている人もいるのではないだろうか? でも、嘆くことはない。3月17日からはカナダのノースベイで女子の世界選手権、3月31日からは男子の世界選手権がアメリカのラスベガスで行われ、日でも中継の予定がある模様だ。 平昌オリンピックのカーリング中継についていえば、テレビの映像としては“poor”だった。カーリング中継は、天井からのカメラで定点観測することが基だが、今回はシート横の移動カメラの映像を多用したため、ストーンの位置が見づらくて困ってしまった。 ただし、これは日テレビ局が作った映像ではないので、お間違えなく。カーリングの国際映像を作ったチームの責任です。 ただしオリンピックの映像でも、シートAだけは天井からの映像が多く、やはりディレクター次第だと思った。 アナウンサーが定着させたコンシード。 日の中継のファインプレーは、中

    カーリングの精神を示す大切な言葉。「コンシード」を定着させた中継陣。(生島淳)
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    hikabu 2018/03/06
  • MLBで日本人初の女性トレーナーに。父は2000本安打、谷沢順子の挑戦。 - MLB - Number Web - ナンバー

    「やっと俺を超えたな」 電話越しに父はこう言った。娘が新たなスタートラインにつくことを、まるで自分のことのように喜んでいた。 「下っ端からだから、学ばないといけないこともたくさんあるし、まだ超えられていないよ」 父親に褒められてちょっと照れくさい。でもうれしかった。 スプリングトレーニングを控えた2月1日、アリゾナダイヤモンドバックスは新たなチームスタッフを発表した。 谷沢順子(マニュアルセラピスト兼アスレチックトレーナー)。 メジャーリーグで初の日人女性アスレチックトレーナーが誕生した。これまで日人男性が採用されたケースはあるが、女性にとっては狭き門だった。それを谷沢がこじ開けた。 「ダイヤモンドバックスから採用の連絡が来た時はうれしすぎて、信じられなかった」と振り返る。 高く評価されたのは、勉強熱心さ。 メジャーリーグへの就職活動を始めたのが10月。吉報を受けるまでの4カ月間は焦り

    MLBで日本人初の女性トレーナーに。父は2000本安打、谷沢順子の挑戦。 - MLB - Number Web - ナンバー
  • 川淵三郎が相撲界の現状に物申す。「協会はその日暮らしをしている」(松本宣昭)

    驚異の81歳。まずその肩書きからして、規格外である。 公益財団法人日サッカー協会最高顧問。 公益財団法人日バスケットボール協会エグゼクティブアドバイザー。 一般社団法人日トップリーグ連携機構会長。 それ以外にも20以上の肩書があり、サッカー界に留まらず、競技の垣根を超えて組織改革のリーダーシップを求められている。 「Number Sports Business College」第17回のゲスト講師である川淵三郎氏と池田純氏による“しがらみのない”対話は、Bリーグ発足の経緯から始まり、現在世間を騒がせている大相撲の組織改革にまで及んだ。 「なんだよ、俺の努力は一体なんなんだ!」 池田「職のサッカーではなく、バスケットボールのBリーグを立ち上げるときの情熱は、どのへんにあったのですか?」 川淵「それは2014年に、当時82歳だった小浜元孝さんというバスケット日本代表監督だった方が突然僕

    川淵三郎が相撲界の現状に物申す。「協会はその日暮らしをしている」(松本宣昭)
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    hikabu 2017/12/16
  • <独占インタビュー> イビチャ・オシムから日本へのメッセージ。~Rewrite the Rule~(Number編集部)

    74歳になった今も全く変わらない、日そしてサッカーへの愛情。 日を離れて早7年──。今、オシムの目に日はどのように映るのか? 彼が待つサラエボに飛び、“我々が進むべき道”について聞いた。 ――今回のテーマは「Rewrite the Rule」。つまり、組織や社会を変革するための哲学についてお聞きしたいと思います。あなたは2006年にサッカー日本代表の監督に就任した際、まず最初に「日サッカーの日化」を掲げました。そこにはどんな意図があったのでしょうか。 「日化は実は簡単なことではなかった。言うは易しだが、実現は難しい。日人の特長を見極め、それを引き出す。さらに他者と比較する。ブラジルやイングランドと比べたとき、いくつかの領域で違いが明らかになった」 ――日人の特長とは何なのでしょう? 「勤勉さの面で日人は能力に恵まれている。それは能力であり特長だ。日では誰もが勤勉に働いて

    <独占インタビュー> イビチャ・オシムから日本へのメッセージ。~Rewrite the Rule~(Number編集部)
  • <大人のための自転車ライフ> 山本昌 「元野球少年50歳、ロードバイクを選ぶ」 - - Number Web - ナンバー

    ドラゴンズひと筋32年、219勝を積み上げた山昌さん。この球史に残るレジェンドが、第二の人生を踏み出すにあたって始めた趣味がある。それは自転車だ。 「身体を動かさない日々に馴染めなくて毎日1時間、歩き始めたんです。でも先日、飛騨高山にドライブに出かけたら、気持ちよさそうにサイクリングしている人がたくさんいて面白そうだなあと。年配の方も多くて、ぼくにもできるんじゃないかと思ったんです」 自転車を始めよう、そう思い立って昌さんが向かったのは「サイクルベースあさひ」、全国に416店舗を展開する日最大級のサイクルショップだ。

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    hikabu 2015/12/16
  • 公式戦で計測デバイス使用可能に。IT機器がもたらすサッカー革命。(木崎伸也)

    「デバイスには『加速度計』、『ジャイロスコープ』、『磁力計』が内蔵されている。それによってトラッキングカメラでは不可能なデータを得られるようになりました」 斎藤兼(カタパルト社のビジネス開発マネージャー) 今年7月、サッカーの常識を覆すルール変更が、またひとつFIFAからアナウンスされた。 これまでサッカーの公式戦では、選手にGPSなどの「計測デバイス」をつけることは禁止されていたが、IFAB(国際サッカー評議会)の要請により、ついに解禁されることが決まったのだ。 IFABとは、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの各協会からの代表者1人とFIFAからの代表者4人で構成される、サッカーのルールを決める組織だ。これまでには「ゴールライン・テクノロジー」の導入などがここで認可されてきた。 今年5月のIFABの会合においてGPSデバイスが正式に認められ、それを受けてFIFAは

    公式戦で計測デバイス使用可能に。IT機器がもたらすサッカー革命。(木崎伸也)
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    hikabu 2015/11/17
  • 頭の回転が足の回転に追いついた!?本物のFWに“化けた”ウォルコット。(山中忍)

    「魅力的だが物の強さがない」 アーセン・ベンゲル率いるアーセナルは、2004年の前回リーグ優勝以来、そう言われるシーズンが続いていた。しかし今季は、優勝が現実的と言われる中で開幕3カ月目を迎えることになった。 同時にチームでは、「物のストライカーではない」と言われてきたアタッカーが、優勝候補の1トップとして信憑性を高めている。センターFWとして先発が増えているセオ・ウォルコットだ。 昨季までのウォルコットは、華麗なパスサッカーで格下に圧勝する一方で強豪対決では結果を出せないアーセナルを象徴するような選手だった。快足ストライカーとして台頭したサウサンプトンから引き抜かれたのは、16歳だった'06年1月。マイケル・オーウェンの再来としてイングランド全土から期待を寄せられたが、フィジカル不足でもスピードを生かしやすい持ち場として与えられた右ウィングで、しかしトップクラスに成長し切れないまま9

    頭の回転が足の回転に追いついた!?本物のFWに“化けた”ウォルコット。(山中忍)
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    hikabu 2015/10/12
  • 初めて明かす甲府での3年間の秘話。城福浩が語るサッカーの本質と課題。(田邊雅之)

    城福浩氏が甲府の監督に就任した2012年は、それまで14年間のJリーグでの甲府の歴史上はじめて開幕戦に勝利した年でもあった。そこから3年間右肩上がりに結果を出してきたが、2014年に甲府を去った。 予算の少ないクラブを率い、いかに結果を出すか。と同時に、現実とのせめぎ合いの中から、どう理想に近づいていくか。城福浩は甲府の3年間、この難題に正面から取り組み続けた。最終的に、日人選手の大いなる可能性を示唆することに成功した城福が、たゆまぬ努力の日々とサッカー哲学を語る。(未読の方は是非前編からお読みください) ――甲府での3年間は、三つの時期に区切ることができます。1年目はJ1昇格を果たし、2年目はカウンターをベースにした戦い方でJ1に残留。そして3年目には攻撃を進化させて、J1での順位を上げることに成功しました。そもそも甲府での監督になられた時には、どんな目標を設定されていたのですか? 「

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    hikabu 2015/01/10
  • W杯にSNS部門があったら受賞確実?米サッカー協会の斬新な広報戦略。(及川彩子)

    ワールドカップでは、各試合毎に「マンオブザマッチ」、得点王には「ゴールデンブーツ賞」など様々な賞が選手に与えられるが、もし「ソーシャルネットワーク部門」が設けられたら、米国サッカー協会は確実に候補にあげられるだろう。 アメリカ代表の決勝トーナメントに進出も快挙だったが、それに負けないくらい今大会での米国サッカー協会のデジタルマーケティング戦略は斬新なものだった。 今年の3月、米協会は世界的なマーケット会社「VML」と契約し、デジタルコンテンツを一新、FacebookやTwitter、 InstagramなどSNSの再構築を行なった。同社との契約の理由を「クリエイティブさ、プロ精神、そして多様性で群を抜いている。ファンの皆さんが米国代表を応援する楽しさを共有できるサイト、ソーシャルメディアなどを構築していく」と同協会のコミュニケーションディレクターであるニール・ビース氏は語り、VML社の顧客

    W杯にSNS部門があったら受賞確実?米サッカー協会の斬新な広報戦略。(及川彩子)
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    hikabu 2014/07/16
  • 「僕は野球を楽しむなんてできない」規律の男、宮本慎也が球界に残す物。(鷲田康)

    「レギュラーで出られないのは引く時かなと感じた」と、引退の理由を語った宮。34試合を残しての発表は、CS進出に望みをつなぐチームへの配慮だったという。 ヤクルトの宮慎也内野手が8月26日、引退を正式に発表した。 宮と初めてゆっくり話したのは、2003年の12月だったと記憶している。宮を良く知るスポーツ紙のベテラン記者の紹介で、アテネ五輪日本代表のキャプテンという立場で話を聞かせてもらった。 そのときちょっと驚いたというか、こういう男なんだなと感心した言葉がある。 「僕は巨人をちょっと羨ましいと思うことがあるんです」 宮がこう切り出して例に挙げたのが、「赤い下」の話だった。 ある試合の日。ヤクルトの中堅選手が真っ赤な下を履いて球場にやってきたのを見て、それに無性に腹が立ったというのである。 「だって……男が赤い下ですよ! どう思います?」 こう問われてちょっと言葉に詰まった。

    「僕は野球を楽しむなんてできない」規律の男、宮本慎也が球界に残す物。(鷲田康)
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    hikabu 2013/09/04