オーストラリアのあるグループが、水中で電気自動車を運転するというありえないことを成し遂げた。それだけでなく、その過程で世界記録を樹立し、電動化された1978年型トヨタSWBランドクルーザー(シークルーザーというべきか)を操縦してダーウィン港を4.3マイル(6.9km)横断した。 この機械エンジニアとダイバーからなるクルーは、1983年にランドクルーザーに60mのシュノーケルを取り付けて同様の試みを行ったチームがいたが、中間地点までしか到達できなかったことに触発された。今回の挑戦では、チームは6ヶ月かけて車両を作り、電化し、モーター、コントローラー、バッテリーをシリコンオイルでコーティングして防水。この鮮やかなオレンジ色の両生類には「マッドクラブ(泥にまみれたカニ)」というニックネームが付けられた。 彼らはスキューバ装備を身に着け、最大で水深30メートルの海底を走り、ボートをサポート車として
投稿日:2022.06.19 TEXT: 御堀直嗣(Mihori Naotsugu) PHOTO: Jaguar/VW/Auto Messe Web編集部 クルマは走ってこそ価値の生まれる 英国ではジャガーEタイプが、ドイツではフォルクスワーゲン・タイプI(通称ビートル)が、電気自動車(EV)に改造され、販売される動きがある。国内でも、日産フェアレディ(SR)をEV化するなど、旧車のコンバートEVの話題がある。 自動車文化という視点でいえば、旧車は元の状態で保存するのがよいとの意見がある。もちろん、メーカーや博物館などで保存される旧車であれば、原形をとどめる手法が好ましいのうはいうまでもない。たとえば、メルセデス・ベンツはクラシックセンターという施設を設け、どの時代の車両でもレストアする事業を行っている。カール・ベンツが創作した世界初のガソリンエンジン自動車であるパテント・モトール・ヴァー
コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く