また、MWCでは、Open RANやAIに関連した出展が数多くあった。国内大手企業では、ドコモやソフトバンク、楽天グループなども、こうした取り組みに積極的な姿勢を示している。そんなMWCを、KDDIの代表取締役社長CEO、高橋誠氏はどう見ているのか。MWC会場で同氏が報道陣のグループインタビューに答えた。 vRANは検討を進めており、負けている感じがしない ―― まず、ザックリとですが、今年のMWCはいかがでしたか。 高橋氏 ブースを見ていると、メタバースやVRはほとんどなくなってしまい、どこに行っても生成AIという感じですね。1つはテレコミュニケーションの品質を上げるために使うAI、2つ目が企業効率性を上げるためのAI、3つ目がカスタマーケア。大きく、この3つぐらいが多いように見えました。 端末も、サムスンが新しい検索を入れて(編注:Googleと共同で先行搭載した「かこって検索」のこと
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