携帯電話キャリアKDDIが、ローソンの経営に本格参入する。 三菱商事とKDDIが2024年2月6日、ローソンの株式の公開買付け(TOB)を実施すると発表した。 TOBが成立した場合、ローソンは非公開化され、三菱商事とKDDIがそれぞれ50%ずつを保有する計画だ。 日々の生活に欠かせないコンビニ業界を激震させるニュースだが、注目したいのは、コンビニを拠点としたドローン配送だ。 6日の会見の中で、KDDIは、ローソンを拠点として遠隔地への配送をする構想を明らかにしている。 近年、物流業界では地域の配送センターから個人宅に荷物を配送する「ラストワンマイル」の人手不足が深刻化している。 たしかにドローン配送は、こうした課題に対する一つの解決となる可能性がある。 背景のひとつは「2024年問題」 KDDIが、コンビニ参入にともない、ドローン配送の構想を明らかにした背景には、物流業界の人手不足と、地方
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