村瀬継蔵さん - 提供写真 『ゴジラ』『大怪獣ガメラ』『大魔神』シリーズなど、数々の特撮作品を手掛けた美術造形家・村瀬継蔵さんが、14日に非代償性肝硬変のため亡くなった。89歳だった。18日、村瀬さんが会長を務める有限会社ツエニーが発表した。 【動画】アナログ特撮『カミノフデ』メインキング映像 村瀬さんは、1935年に北海道・池田町に生まれ、1958年には東宝の映画作品に参加。同年の『大怪獣バラン』から、『モスラ』(1961)、『キングコング対ゴジラ』(1962)、『マタンゴ』(1963)などの造形助手として活躍。その後独立し「超人バロム・1(ワン)」「ウルトラマンA」「人造人間キカイダー」などを手がける。昨今はCM映像や舞台造形・美術など幅広く活躍し、令和3年度文化庁映画賞の映画功労部門を受賞。今年3月には、第47回日本アカデミー賞にて、映画製作の現場を支えるスタッフの栄誉を讃える協会特