タグ

2013年7月26日のブックマーク (2件)

  • 人為的に「誤った記憶」利根川氏ら初の実験成功 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    【ワシントン=中島達雄】脳を刺激して実際と違う誤った記憶(過誤記憶)を作り出すことに、ノーベル賞受賞者の利根川進・米マサチューセッツ工科大教授と理化学研究所のチームがマウスの実験で成功したと、26日付の米サイエンス誌に発表する。 過誤記憶を人為的に作り出したのは世界で初めて。 人間はしばしば記憶違いを起こすほか、妄想を抱く病気もある。これらの原因はわかっておらず、今回の成果をきっかけに解明が期待される。 利根川教授らは、マウスの脳の奥にある「海馬(かいば)」と呼ばれる部分に光を当て、実験を行った。海馬は記憶に関係すると考えられる。マウスの脳細胞には特殊な遺伝子が組み込まれ、光を当てると活性化、直前の記憶が再生されるようになっている。 このマウスをまず、何もしない安全な部屋に置いた後、形の違う別の部屋に移し、脳に光を当てながら、マウスの嫌いな電気を足に流した。このマウスを安全な部屋に戻すと、

  • 銅の100倍の電流を流せる配線材料、カーボンナノチューブ使い

    産業総合研究所ナノチューブ応用研究センターなどの研究チームは、単層カーボンナノチューブ(単層CNT)と銅を組み合わせて、銅と同程度の電気伝導度(導電率)を持ちながら銅の100倍まで電流を流せる配線用の銅複合材料を開発した。 トランジスタやメモリデバイスなどの小型化が進んで電流密度は高まっており、これらに電力を供給する銅や金の配線材料の限界に近づいている。炭素系材料は高い電流容量を持つが配線材料として必要な電気伝導度が不十分という課題があった。 この新しい銅複合材料は密度が小さいため軽量で、高い電気伝導度と大きな電流容量を持ち、高温では銅を上回る電気伝導度を保つという優れた性質を備えており、今後のデバイスの小型化・高性能化に対応できる配線材料として期待されるという。 関連記事 「はやぶさ」が持ち帰ったイトカワの微粒子、一般公開 顕微鏡で実物を観察できる 小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星「イト

    銅の100倍の電流を流せる配線材料、カーボンナノチューブ使い