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ブックマーク / www.riken.jp (3)

  • 量子もつれの伝達速度限界を解明

    理化学研究所(理研)量子コンピュータ研究センター 量子複雑性解析理研白眉研究チームの桑原 知剛 理研白眉チームリーダー(開拓研究部 桑原量子複雑性解析理研白眉研究チーム 理研白眉研究チームリーダー)、ヴー・バンタン 特別研究員、京都大学 理学部の齊藤 圭司 教授の共同研究チームは、相互作用するボーズ粒子[1]系において量子もつれ[2]が伝達する速度の限界を理論的に解明しました。 研究成果は、多数のボーズ粒子が相互に作用することで生じる量子力学的な動きを理解する上で新しい洞察を提供すると同時に、量子コンピュータ[3]を含む情報処理技術における根的な制約を解明することにも寄与すると期待されます。 量子力学で現れる最も基的な粒子であるボーズ粒子が相互作用を通じてどのくらいの速さで量子的な情報を伝達できるのか、という問題は長年未解決でした。 共同研究チームはリーブ・ロビンソン限界[4]と呼

    量子もつれの伝達速度限界を解明
  • 量子電磁力学をエキゾチック原子で検証

    2023年5月10日 理化学研究所 日原子力研究開発機構 東京都立大学 立教大学 カスラー・ブロッセル研究所 東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構 高エネルギー加速器研究機構 J-PARCセンター 中部大学 理化学研究所(理研)開拓研究部 東原子分子物理研究室の奥村 拓馬 特別研究員(研究当時、現 東京都立大学 理学研究科 化学専攻 助教)、東 俊行 主任研究員、日原子力研究開発機構の橋 直 研究副主幹、東京都立大学の竜野 秀行 客員研究員、立教大学の山田 真也 准教授、カスラー・ブロッセル研究所のポール・インデリカート 教授、東京大学 カブリ数物連携宇宙研究機構の高橋 忠幸 教授、高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所の下村 浩一郎 教授、中部大学の岡田 信二 准教授(研究当時、現 教授)らの国際共同研究グループは、最先端のX線検出器である超伝導転移端マイクロカロリメータ(

    量子電磁力学をエキゾチック原子で検証
  • 磁場による超伝導電流増幅の機構を解明

    理化学研究所(理研)創発物性科学研究センター量子機能システム研究グループの佐藤洋介リサーチアソシエイト、松尾貞茂基礎科学特別研究員、樽茶清悟グループディレクターらの国際共同研究グループは、半導体ナノ細線[1]上に作製したジョセフソン接合[2]において、磁場を加えることで超伝導電流[3]が増幅される効果を詳細に研究し、これまで想定されていたトポロジカル相[4]が関与していないことを明らかにしました。 研究成果は、従来のトポロジカル相が関与するという議論に終止符を打つと同時に、超伝導接合[3]を用いた新奇なデバイスの設計に貢献するものです。研究の磁束[5]による超伝導接合の冷却効果を応用した設計により、マヨラナ粒子[6]の探索の効率化や、超伝導量子ビット[7]の性能向上も期待できます。 これまでの研究で、磁場中で超伝導電流が増幅するという現象については、トポロジカル量子計算[4]への応用が

    磁場による超伝導電流増幅の機構を解明
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