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排除と社会保障に関するishikawa-kzのブックマーク (2)

  • 生田武志『貧困を考えよう』について少し - heuristic ways

    このところ職場に新人が数人入って、仕事を教えるのに神経をすり減らされたり、休みが週2日から週1日に減ったりして、なかなかを読む時間もとれない。おまけに、行きつけの市立図書館が突然閉鎖して、来年春まで移転先の新図書館が開館しないとのことで(市立図書館の分館は他にあるが、場所的に遠い)、私の「健康で文化的な最低限度の生活」の行末が危ぶまれているところである。  それでも少しずつ時間を作って、生田武志氏の『貧困を考えよう』(岩波ジュニア新書、2009年)をようやく読み終えた。これは現代日社会の「貧困」を、さまざまな事例や統計資料を参照しつつ、多角的且つ構造的に浮かび上がらせようとした「入門書」的な企てである。私の印象では、氏の『〈野宿者襲撃〉論』や『ルポ最底辺――不安定就労と野宿』が、いわば「特殊貧困理論」を扱ったものだとすれば、『貧困を考えよう』は「一般貧困理論」の試みではないかと言いたく

    ishikawa-kz
    ishikawa-kz 2009/11/17
    生田武志『貧困を考えよう』の書評
  • 読書 - tamuraの日々の雑感

    岩田正美『社会的排除』有斐閣、2008年。 前にも、最初の方と終わりの方だけ読んでいたのだが、あらためてきちんと読んでみた。 社会的排除―参加の欠如・不確かな帰属 (有斐閣Insight) 作者: 岩田正美出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2008/12/18メディア: 単行購入: 10人 クリック: 90回この商品を含むブログ (30件) を見る大変、興味深く、また、勉強になった。 「社会的排除/包摂」というのは、とても漠然とした概念なのだが、著者は、現代社会の状況を踏まえながら、かつ、自己のホームレスの人々への調査も踏まえながら、明確なイメージを与えることに成功していると思う。 現代社会では、私たちは、なじみの人とのものも見知らぬ人とのものも含めた「複雑な関係の網の目」の中で生きている。そうすると、「社会的包摂」とは、この複雑な関係の網の目の中から必要なものを判断してそこに入ってい

    読書 - tamuraの日々の雑感
    ishikawa-kz
    ishikawa-kz 2009/10/02
    社会的排除→「そうした複雑な網の目が(当事者に)意識されず、また、実際にそれらの中から必要な関係を選び取ることができず、もし関係があるとすれば、かろうじて特定の関係のみに「中途半端に」つながってる状態
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