「シューマッハー経済学と国際経済論」 尾関修 横浜商科大学 2004年7月11日 <目次> はじめに 第1章 国際経済の諸問題とシューマッハー経済学 第1節 農業問題とエネルギー問題 第2節 大量生産と失業問題 第2章 シューマッハー経済学の成立過程 第1節 シュンペーター、ケインズ、マルクスからの出発 第2節 シュヴァイツァー、ガンジー、仏陀による転換 第3章 グローバリゼーションとシューマッハー経済学 第1節 農産物自由化と食糧主権 第2節 エネルギー・サービス自由化とエネルギー主権 第4章 結論: シューマッハー経済学と国際経済論 第1節 地域主義と人間的規模 第2節 自然資本と永続性 おわりに はじめに マリーア・モンテッソーリが、「経済学は生態学の一部である」[1]としたことから考えるならば、「国際経済論は地球環境論の一部である」と考