北九州市議会で、東日本大震災で発生したがれきの受け入れを市に求める決議が全会一致で可決されました。 北九州市では、議会でこうした決議が可決されるのは初めてではないかとしています。 この決議は、北九州市ががれきの受け入れに慎重な姿勢を示しているのに対し、がれきの処理なくして被災地の真の復興はありえないとして、市議会の主要な4つの会派が先週、提出していました。 決議では、放射線量の測定体制を十分に整えることを条件に、放射線量が「通常の廃棄物相当と判断される」がれきを受け入れるよう、市に求めています。 12日に開かれた北九州市議会の本会議で採決が行われ、全会一致でこの決議が可決されました。 北九州市では、議会でこうした決議が可決されるのは初めてではないかとしています。 可決した瞬間、傍聴席から賛否両論の意見が飛び交い、数人が退場させられる一幕もありました。 決議の可決を受けて、北橋市長は記者団に