大阪府や京都府、兵庫県など7府県でつくる全国初の広域行政組織「関西広域連合」(本部事務局:大阪市)が1日発足し、各府県知事が4日、広域連合委員会の初会合を開いた。 広域連合とは一体、何ぞや。ウェブサイトによると、分権型社会の実現に向けて、地方分権改革の突破口を開き、国と地方の二重行政を解消するとともに、関西が一丸となって広域行政を展開することを目的とする組織だ。 府県を廃止する、いわゆる「道州制」の前段階ではないという。広域連合の設立案には当初、「道州制導入へのステップ」との文言があった。しかし、大阪府など「コア府県」への経済の一極集中を強く懸念する「周辺県」に配慮し、その後「道州に転化するものではない」と改められた。 広域連合はあくまでも府県の枠組みを残し、その上に執行機関や議会を設立する。財政規模は年間4億円で、各府県が事業の受益に応じて負担。当面は防災、観光・文化、産業振興、医療、環
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