市長選だけでなく、知事選までも大差で敗れる“瞬殺劇”は、「橋下陣営有利ながらも接戦」を信じた平松邦夫氏の支持者からすれば、予想外の速さだったのかもしれない。
筆者の故郷は岩手県花巻市。中選挙区時代から今も、小沢一郎・民主党元代表が強固な地盤を維持する地域の1つである。 小沢氏が初当選したのは1969年。筆者が生まれる前年からバッジを付けている。若き頃の小沢氏のポスターや選挙活動の様子は、幼少期の記憶として鮮明に残っている。 そんな土地柄だから、同級生の親御さんや近所のおじさんなどで、小沢氏の後援会幹部として熱心に活動する人は少なくなかった。 「あそこは、小沢をやっているから」。実際に何かしらの便宜が図られたのかどうか真偽不明でも、ちょっと羽振りが良くなった自営業者や建設業者に対するそんなやっかみの声を耳にしたこともある。 衰退一途の小沢氏の地元 しかし、月日は流れ、ご多分に漏れず、たまに帰省して目にする田舎の風景はさびれる一方だ。小沢氏の有力後援者として知られる建設業者なども軒並み、厳しい経営状況にあると聞く。 小沢氏は1989年、47歳で自民
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