脳科学者の茂木健一郎氏が6日「X」(旧ツイッター)を更新。3月に東京芸術大学美術館で開催される「大吉原展」について言及した。 大吉原展は江戸時代に250年続いた遊郭・吉原の文化・芸術などを検証し、その全貌に迫るというもの。3月26日~5月19日の約2か月間開催される予定。公式サイトでは「ファッションの最先端」「カルチャーの発信地」などといった紹介文が見られる。 しかし、茂木氏はこのイベントについて「東京藝大美術館の大吉原展、アートに関わる国内のトップ大学としてあり得ないお粗末さ。ぼくが知る学生、教員のリテラシーの高さからすると信じられません。ひとつ一つの展示物はともかく、全体のキュレーション、文脈付けが致命的に愚か」と批判。 さらに「東京藝大の学生、教員は、アートに関する今のグローバルな水準を熟知しているはず。その、国内のアートのトップ大学の美術館で、大吉原展のようなまったく調子外れの企画
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