fixfiles relabelコマンドの実行後は、前述したようにgrub.confが修正してあれば、再起動することでSELinuxカーネルを有効化できる。なお、fixfiles relabelコマンドでファイルのタイプ付けを行なう前にシステムを再起動してSELinuxを有効化させてしまうと、ファイルに適切なタイプが付与されないため、システムが正常に起動しないので注意が必要だ。 ドメインとタイプの確認 SELinuxでは、psコマンドやlsコマンドが拡張されており、「-Z」オプションを付与することで、プロセスのドメイン、リソースのタイプなどセキュリティコンテキストを確認できる。以下は、それぞれの実行例だ。 # ps -eZ |more PID CONTEXT COMMAND 1 system_u:system_r:init_
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