写真1 寒すぎて、木も生えないロシア極北部。とても、こんな場所が世界の自動車産業を支えているように見えない(出所:ノリリスクニッケル社ウエブサイト) ロシアの自動車産業は、量的にも質的にも日本とは比べものにならないほど劣る。自動車生産数は150万台程度、その中には輸入した部品を組立てるだけのノックダウン生産も少なくない。一方、日本は年間850万台もの自動車を生産している。 ロシア製の自動車を見ると、車体の溶接が不適切で左右非対称であったり、プラスチック部品に成型不良が見えていたりという状態である。ネット上では、ロシア人からも酷評されている。 以前よりはだいぶ改善が進み、ロシアの自動車メーカー、アフトヴァースが製造販売する「LADA」の最新車種ではロシア国内での評判が上がってきたとは言え、質的には日本ではあり得ないレベルである。 結果として、ロシアの自動車は世界市場では全く存在感はなく、ロシ
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