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2012年1月16日のブックマーク (5件)

  •  「ぼくらはそれでも肉を食う」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    ぼくらはそれでも肉をう―人と動物の奇妙な関係 作者: ハロルドハーツォグ,Harold A. Herzog Jr.,山形浩生,守岡桜,森正史出版社/メーカー: 柏書房発売日: 2011/06メディア: 単行購入: 8人 クリック: 937回この商品を含むブログ (34件) を見る 書は心理学者ハーツォグによる動物に関する様々な心理を扱ったということになる.人はこのような分野をヒトと動物の相互関係を扱う新しい分野として認識し,Anthrozoology*1と呼んでいるようだ.原題は「Some We Love, Some We Hate, Some We Eat」ということで片方で愛玩し片方でべるというヒトと動物(特に家畜)の複雑な関係を示すものになっている.訳書はカバー絵に畑正憲のアクリルガッシュを用いるなどややポップ調に仕上げていてちょっとおしゃれだ. 書は内容的には様々な

     「ぼくらはそれでも肉を食う」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    judgeer
    judgeer 2012/01/16
    P◎
  •  「ぼくは上陸している」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    ぼくは上陸している (上): 進化をめぐる旅の始まりの終わり 作者:スティーヴン・ジェイ・グールド発売日: 2011/08/10メディア: 単行ぼくは上陸している (下): 進化をめぐる旅の始まりの終わり 作者:スティーヴン・ジェイ・グールド発売日: 2011/08/10メディア: 単行 書は古生物学者スティーヴン・ジェイ・グールドによるナチュラルヒストリー誌に連載されたエッセイ集シリーズの最終巻である.このエッセイは1974年から毎号掲載され始めたもので,25年以上続き,2001年1月に完結した.1977年から単行としても出版され始め*1,書の原書の出版は2002年,単行エッセイ集として10冊目ということになる. 今回はその最終巻ということになったわけだが,まずシリーズ全体を見てみよう.何しろ1975年から25年以上続いた連載が全10冊にまとまっているというそのヴォリュームに

     「ぼくは上陸している」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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    judgeer 2012/01/16
  •  「遺伝マインド」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    遺伝マインド --遺伝子が織り成す行動と文化 (有斐閣Insight) 作者: 安藤寿康出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2011/04/11メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 55回この商品を含むブログ (7件) を見る 書は日の行動遺伝学の第一人者である安藤寿康による「ヒトの行動と遺伝にかかる知見を私達はどう受け止めるべきか」ということについて書かれたである.アメリカのようにぼこぼこに叩かれるということではないのだろうが,日でもヒトの行動に遺伝的な影響があると主張するとかなりあからさまに引かれることはよくあるようで,書は著者の長年の悩みがにじみ出たものになっている. 書ではどう受け止めるべきかの前にヒトの心や行動の中にどのように遺伝の影響が現れるのかをまず解説する.著者はこれをあらかじめ簡単に3点にまとめている. 遺伝現象は個々の「遺伝子」の単独プ

     「遺伝マインド」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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    judgeer 2012/01/16
  •  「恋するオスが進化する」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    恋するオスが進化する (メディアファクトリー新書) 作者: 宮竹貴久出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2011/10/28メディア: 新書購入: 4人 クリック: 58回この商品を含むブログ (6件) を見る 書は昆虫の進化生態の研究者による一般向けの性淘汰・性的コンフリクトにかかるである.性淘汰に関する行動生態学が急速に進展したのは1980年代以降,特に1990年代以降であり,その中で様々な性的コンフリクト状況も知られるようになってきたものだ.非常に興味深い内容が多く,一般向けにわかりやすくかつ一冊にまとめるのはなかなか難しいトピックだが,書は一般読者が興味を持つような生物の具体例を紹介しつつなかなかコンパクトにまとまっている. まず序章で,雄が交尾の際にメスを傷つけるという現象(ペニスに棘がついていて傷をつける,あるいは精子と一緒に毒を注入する)を紹介し,コンフリ

     「恋するオスが進化する」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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    judgeer 2012/01/16
    H◎
  • Amazon.co.jp: 円高の正体 (光文社新書): 安達誠司: 本

    Amazon.co.jp: 円高の正体 (光文社新書): 安達誠司: 本
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    judgeer 2012/01/16
    C◎