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ブックマーク / note.com/hakuyo_sha (2)

  • 宗教の認知科学・進化心理学の新たな地平/藤井修平さん『宗教の起源』書評|白揚社

    ロビン・ダンバー著『宗教の起源――私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか』の書評を、『科学で宗教が解明できるか――進化生物学・認知科学に基づく宗教理論の誕生』などの著作を持つ藤井修平さんにお書きいただきました。専門家の目に書はどう映るのか―― ■ ■ ■ 宗教の認知科学・進化心理学の新たな地平 書は、安定的な集団サイズの上限である「ダンバー数」を提唱したことで著名な人類学者・進化心理学者のダンバーが、宗教の起源と発展という壮大なテーマに取り組んだものである。 近年、宗教について認知科学や進化生物学の観点から解明を試みた研究が多数登場しているが、書はそうした中でも最新の知見を提供してくれている。 これまでの研究と比較してダンバーの視点が新しいのは、それが認知だけでなく感情の果たす役割を重視していることと、神経科学的な研究を踏まえ、宗教の重要な構成要素として「神秘志向」を提示していることで

    宗教の認知科学・進化心理学の新たな地平/藤井修平さん『宗教の起源』書評|白揚社
  • 機械に意識は宿るのか?『意識はなぜ生まれたか』試し読み|白揚社

    4/16(土)発売の白揚社新刊『意識はなぜ生まれたか——その起源から人工意識まで』より、冒頭部分の試し読みをお届けします。 著者はプリンストン大学で神経科学ラボを率いるマイケル・グラツィアーノ教授。神経科学分野の第一人者です。 著者の提唱する「注意スキーマ理論」では、意識の謎に工学的アプローチから迫ります。ブライアン・グリーンの最新刊『時間の終わりまで』や、ジェフ・ホーキンスの『脳は世界をどう見ているのか』にも取り上げられている、近年注目を集める主要な意識理論の一つです。 書はそんな「注意スキーマ理論」を初めて一般向けに解説したものです。著者は、この理論を基にすれば機械に意識をもたせること、つまり人工意識をつくることは可能であるどころか避けられない、と言います。そして、その先に待つ未来はSFに描かれるようなディストピアではなく、現実世界と仮想世界(メタバース)が融け合った、多元世界(マル

    機械に意識は宿るのか?『意識はなぜ生まれたか』試し読み|白揚社
    judgeer
    judgeer 2022/04/16
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