タグ

文化とロシアに関するkanoetatsuのブックマーク (7)

  • 【ウクライナ侵略1年】流出相次ぐロシア作家、敵国語使わぬウクライナ作家

    文芸誌「すばる」(令和4年7月号)に掲載されたハルィーナ・クルークの詩の邦訳と、アンドレイ・クルコフの代表作『ペンギンの憂ロシアによるウクライナ侵攻は文学の世界にも影を落としている。開戦から1年が経過しようとする中、作家や文学研究者らは何を思い、どんな行動を取っているのか。現地の事情に詳しい東京大名誉教授の沼野充義さん(ロシア・ポーランド文学)に聞いた。

    【ウクライナ侵略1年】流出相次ぐロシア作家、敵国語使わぬウクライナ作家
  • 【ウクライナ侵略1年】文化財被害約1200点 略奪品、ブラックマーケットに流出か

    ウクライナ・リシチャンスクの破壊された教会=2022年7月(タス=共同)戦時下の文化遺産保護に関する国際フォーラム(ウクライナ文化情報政策省など主催)が今月8、9日の両日、キーウの会場と欧州などの専門家らをオンラインで結んで開かれた。非公開の専門家会合に日から参加したICOM(国際博物館会議)日委員会副委員長の栗原祐司氏に、文化財の被害状況や開催の狙いなどを聞いた。 --文化財の被害状況は 「セキュリティーの関係で、詳細は明らかにされていないが、侵攻から11カ月で1189点が被害を受けたと報告があった。破壊されたのは建造物や記念碑が中心で、公的な博物館内のコレクションは地下や国外へ避難したものが多いが、民間施設や個人コレクションから数万点が意図的に略奪されたという説明もあった。ロシアの占領地域の被害については把握できておらず、ブラックマーケットに流出している可能性も指摘されていた」

    【ウクライナ侵略1年】文化財被害約1200点 略奪品、ブラックマーケットに流出か
  • 【日曜に書く】論説委員・斎藤勉 「ミスター・ランズベルギス」

    2007年6月、モスクワの自宅を訪れたプーチン大統領(右)と握手するソルジェニーツィン氏(ロイター=共同) 堅忍不抜の反体制作家「全体主義の暴力に抵抗しうるのは、テコでも動かぬ意思の堅さしかない」。ソ連の反体制ノーベル文学賞作家、ソルジェニーツィン氏(2008年に89歳で死去)の信念だった。文豪は1975年、米国亡命中の講演で「これこそ堅忍不抜の精神だ」と、ソ連の精神病院で「強制治療」を受け「死の淵」にあった当時33歳の作家、ブコフスキー氏の逸話を披露した。 当局はある日、同氏に「よろしい。お前を自由にしよう。西へ行きたまえ。そして何もしゃべるな」と提案する。青年は答えた。「いいや、そうはいかない。私はあなた方が精神病院にぶち込んだ人々について書いてきた。彼らを全部釈放してくれるなら、西へ行きましょう」 同氏は獄中でなお徹底抗戦を続けたが、国際的知名度が上がったことで当局は翌76年、厄介払

    【日曜に書く】論説委員・斎藤勉 「ミスター・ランズベルギス」
  • プーチン氏、トルコ大統領と4時間会談…ウクライナ輸出再開の妨害示唆し制裁解除狙う

    【読売新聞】 ロシアのプーチン大統領とトルコのタイップ・エルドアン大統領は5日、露南部ソチで会談後に共同声明を出した。声明では、ウクライナ産穀物の海上輸送再開に関し、露産穀物や肥料の輸出が阻害されない必要性にも言及した。輸送再開で仲

    プーチン氏、トルコ大統領と4時間会談…ウクライナ輸出再開の妨害示唆し制裁解除狙う
  • 【プーチンの国より愛を込めて】ディズニーなど禁止、ロシア映画に(1/2ページ)

    読者の皆さま、今週もこちらの市民生活にまつわるお話となることを、ご理解いただきたく存じます。 日は今週の金曜日からゴールデンウイーク休暇になると聞いておりますが、こちらロシアでもメーデーから5月3日までの3連休となります。 特に5月1日のメーデーは、労働者の権利と保護を象徴したソ連時代での主要な休日の一つでしたので、当時はどの町でも大掛かりなパレードが開催されていましたが、ソ連崩壊後の1992年になると「春と労働の休日」と名称を変えた祝日となり、パレードは行われなくなりました。 例年ですと、気候が暖かくなってくるこの連休中に人々は別荘(ダーチャ)に行って野菜作りをしたり、自然の中でバーベキューなどを楽しんだり、また余裕のある人は海外旅行に出かけたりしていましたが、今年はあらゆることが困難になっています。 バーベキューに関しては近年山火事が発生するトラブルがあったので、屋外で揚げ物をするこ

    【プーチンの国より愛を込めて】ディズニーなど禁止、ロシア映画に(1/2ページ)
  • 故郷の空覆うドクロ、色彩失ったウクライナの画家

    ウクライナ人画家が露軍侵攻後に描いた作品ロシア軍に制圧されたウクライナの街では、住民が恐怖にさいなまれ、先の見えない日々を送っている。アゾフ海に面した南部の港湾都市ベルジャンスクで、絵画教室を開いていた画家の女性(42)もそう。露軍の横暴におびえながら乳がんの母親を看病しているが、薬と料はいつ底をついてもおかしくない。故郷の自然を鮮やかに描いてきた女性の作品からは、色彩が消えた。 大きな髑髏「毎朝目覚めたくない。悪夢でさえ、今日の現実よりもまだましだから」 マリア・メルニクさん=仮名=は、かねて交流のあった文化研究団体の代表、中村正司(まさし)さん(63)=大阪府熊取町=に英語でメッセージを送り、被支配地域たるベルジャンスクの現状をこう表現した。 約500人の生徒を抱える絵画教室を運営し、自身も画家として活動していたマリアさん。最近の作品が中村さんへのメールに添付されていた。

    故郷の空覆うドクロ、色彩失ったウクライナの画家
  • 【赤の広場で】現代に通じる文豪 ドストエフスキー生誕200年

    11月11日はロシアの文豪、ドストエフスキーの生誕200年の日だった。露各地で記念行事が開催されるのを見ていて、私も「カラマーゾフの兄弟」や「白痴」「罪と罰」などを日語訳で読んでいた学生時代のことが思い出された。 代表作「カラマーゾフの兄弟」は、強欲で金持ちの父カラマーゾフと粗野な長男ドミトリー、無神論者の次男イワン、修道士の三男アリョーシャ、使用人スメルジャコフらが織りなす物語だ。圧巻は神の存在をめぐってイワンとアリョーシャが議論する部分で、多くの評論家もここが作品の主題の一つだとしている。 キリスト教神学に「善なる神が創造した世界になぜ悪が存在するのか」という問題がある。一つの解釈は「人々が善を知り、世界をより良くするために悪が必要だ」というものだが、イワンは児童虐待を例にあげて「子供の苦しみと引き換えに善を実現した世界への入場券をもらっても、代償が大きすぎるので自分はお返しする」と

    【赤の広場で】現代に通じる文豪 ドストエフスキー生誕200年
  • 1