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文化と近現代史に関するkanoetatsuのブックマーク (6)

  • 昭憲皇太后が「大礼服」に込めた近代化への思い 崩御110年、修復終え明治神宮で初展示

    明治天皇の后(きさき)、昭憲皇太后の崩御から110年を迎える今月、その事績を改めて振り返る催しが明治神宮(東京都渋谷区)で開催される。6日から始まる展覧会では、昭憲皇太后が着用し、昨年、修復が完了した「大礼服(たいれいふく)」を東京で初めて展示。5年に及んだ修復プロジェクトの集大成となるシンポジウムも開催予定で、関係者は「日の近代化に尽力した昭憲皇太后の思いを感じてもらえたら」と話している。 現存最古のドレスバラの花や葉の文様に沿い、金属製のモール糸で施された立体的な刺繍(ししゅう)。華麗な長さ約3・5メートルのトレーン(引き裾)の先には、小柄な体に強い意志を携えた女性の姿が浮かぶ-。 明治期、近代化の中で宮中改革を牽引(けんいん)し、皇后として初めて洋装を取り入れたことで知られる昭憲皇太后の貴重なドレスが6日から、明治神宮ミュージアムの展覧会「受け継がれし明治のドレス」でお披露目される

    昭憲皇太后が「大礼服」に込めた近代化への思い 崩御110年、修復終え明治神宮で初展示
  • 【東京特派員】明治の空気に触れる試み 湯浅博

    東南アジア研究が専門の慶応大学名誉教授が三味線と長唄を織り込みつつ講演会を粋の世界に誘っていた。お題は「明治時代の『空気』に触れる試み」。日国史学会の会員を相手に大津絵節の黒船来航や鉄道唱歌までお披露目した。 小唄ファンの筆者は、講演を収録したDVDを見ながら、思わず拍手を送ってしまった。演者の野村亨さん(71)は「楽しくなければ学問じゃない」とばかり落語、漫談調で会員たちを引き込んでいく。 いったい明治の庶民生活の空気感とはどんなだったか。野村さんは12歳まで同居していた祖母、友山ふくから聞いた口頭伝承を「疑似オーラルヒストリー」として再現していく。一般に近現代史のオーラルヒストリーは、政治指導者からの口述記録が多い。いわば上部構造の歴史で庶民の時代感覚にまでは及ばない。 歴史を動かす人々の考えと、それを見つめる庶民の肌感覚は違う。どうやらこれが、三味線と長唄を巧みに操る野村先生の問題

    【東京特派員】明治の空気に触れる試み 湯浅博
  • (二) 文化の振興:文部科学省

    文部省においては、教育、学術のほかに文化の振興についての方策を立て、これを文教行政の一部として努めてきた。それらは芸術文化、国語国字問題、著作権、文化財保護であって、すべて広い意味において文教に関係をもった分野である。これらはそれぞれに特質をもった文化上の問題であって、時代の区分によって、まとめてみることはできない。しかし、全般として第二次世界大戦後は、振興のための方策を積極的に立て、行政にあたったので、明治以来終戦までの文化振興とは異なったものとなって、時期を画している。 芸術文化のうち美術の振興については、すでに明治十二年から日美術協会が設けられて、絵画・美術工芸品の展覧を行なっていた。文部省は明治四十年に美術審査委員会と美術展覧会の規程を定めて、文部省展覧会を開いた。これは文展として大正七年まで続いた。八年帝国美術院を創設して美術の振興についての意見を開申し、重要事項について建議す

  • 戦前の検閲フィルム上映会…キスや過度の暴力シーン削除

    【読売新聞】

    戦前の検閲フィルム上映会…キスや過度の暴力シーン削除
  • 【緯度経度】歌で知る歴史の裏表 黒田勝弘

    ソウルの街並み(聯合=共同)今回も韓国の大衆歌謡の話で申し訳ないが、KBSテレビの懐メロ長寿番組『歌謡舞台』は今週、ソウル特集だった。ソウルを題材にしたこれまでのヒット歌謡をまとめて紹介していた。大衆歌謡にはその時代の風景や情緒が盛り込まれていて歴史の勉強になる。 その中に『ソウル見物』という曲があった。田舎のじいさんが汽車に乗ってソウルに出かけ、〝お上りさん〟として失敗をやらかすという歌で途中「ハ、ハ、ハ、ハ、ハ…」という大きな笑い声が入る。軽快なコミックソングである。 字幕によると日統治時代の1936(昭和11)年に登場した歌で、調べてみると元は米国の曲を日人が編曲し、韓国人が歌詞を書いたのだという。

    【緯度経度】歌で知る歴史の裏表 黒田勝弘
  • 愛と悲しみの「ドライブ」と「マイカー」

    【読売新聞】編集委員 片山一弘 米アカデミー賞国際長編映画賞を受賞したことで、映画「ドライブ・マイ・カー」は今春、多くのメディアに紹介された。テレビやラジオの出演者がそのタイトルを口にするのを聞くたびに、筆者は奇妙な懐かしさを感じた

    愛と悲しみの「ドライブ」と「マイカー」
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