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2022年3月20日のブックマーク (22件)

  • 「疎通欠如」文氏と差別化 尹氏、執務室の移転発表

    【ソウル=時吉達也】韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)次期大統領は20日、大統領執務室をソウル中心部の大統領官邸「青瓦台」から、約5キロ南の竜山(ヨンサン)地区の国防省庁舎に移転すると発表した。5月10日の政権発足初日から同庁舎で勤務にあたる方針という。 歴代大統領が拠点とした青瓦台は敷地が広大で、大統領執務室が隔絶され「意思疎通の欠如」の象徴となってきた。尹氏は移転により、記者会見が年2、3回にとどまった文在寅(ムン・ジェイン)大統領らとの差別化を図る考え。 尹氏は20日の会見で、閉鎖的な環境に置かれた現在の大統領執務室が「帝王的権力」の象徴になっていると指摘。高額な移転費用の問題もあり慎重な検討を求める声もあるが、「ひとたび青瓦台に入ってしまえば抜け出すのはさらに難しくなる」と理解を求めた。 尹氏は大統領選を通じ、執務室をソウル中心部の光化門(クァンファムン)周辺に移転することを「第1号

    「疎通欠如」文氏と差別化 尹氏、執務室の移転発表
  • 露、首長拉致…ウクライナ南部で「傀儡国家」画策

    ウクライナ大統領府が12日公表した、南部メリトポリでロシア軍が市長を連行したことに抗議する市民らの映像(ロイター=共同)ロシア軍による制圧が比較的進んだウクライナ南部で、ロシアが傀儡(かいらい)国家の樹立やロシアへの併合に向けた地ならしを始めた。露軍占領地域では首長や地元有力者の拉致や失踪が相次ぎ、軍の関与が強く疑われている。ウクライナの放送は停止され、「ロシアとの統一」を呼びかける宣伝放送が始まった。しかし、住民の抵抗は根強く、ロシアが思惑通りに事を進めるのは困難だとの見方も強い。 ウクライナからの報道によると、南部ザポロジエ州のメリトポリでは11日、フョードロフ市長が露軍所属とみられる男らに拉致された。市長はロシア兵捕虜との交換で数日後に解放されたものの、この間に親露派の女性市議が「市長代行」を名乗り始めた。 市議は露軍支配下のテレビ放送を通じて演説し、「現在の課題は新たな現実に適応す

    露、首長拉致…ウクライナ南部で「傀儡国家」画策
  • オウム真理教が引き起こした凶悪事件と被害者の手記 | 公安調査庁

    目次 麻原が有罪判決を受けた凶悪事件 1. 地下鉄サリン事件(平成7年3月20日) 2. 松サリン事件(平成6年6月27日) 3. 弁護士殺人未遂事件(平成6年5月9日) 4. サリンプラント事件(平成5年11月頃~平成6年12月下旬頃) 5. 被害者の会会長VX殺人未遂事件(平成7年1月4日) 6. 会社員VX殺人事件(平成6年12月12日) 7. 脱会支援者VX殺人未遂事件(平成6年12月2日) 8. 公証役場事務長逮捕監禁致死事件(平成7年2月下旬~同年3月上旬) 9. 構成員リンチ殺人事件(平成6年7月10日) 10. 構成員リンチ殺人事件(平成6年1月30日) 11. 弁護士一家殺人事件(平成元年11月4日) 12. 構成員殺人事件(平成元年2月上旬) 13. 小銃製造等事件(平成6年6月頃~平成7年1月) 被害者とその御遺族の声 ・高橋シズヱさん ・浅川いずみさん ・浅川一雄

  • 高校野球で誤審、審判が異例の謝罪「私たちの間違い」

    選抜高校野球大会第2日は20日、第1試合の広陵(広島)-敦賀気比(福井)で、球審が誤審を認めて場内アナウンスで異例の謝罪を行った。 四回裏の広陵の攻撃で、無死一塁から大山が一塁線へ送りバントを試みた。ラインぎりぎりに転がり、ファウルと思われた打球はフェアゾーンに戻った。これを見た球審はフェア判定。打者走者は一塁でアウトになったが、二塁の塁審のファウルのジェスチャーを見た一塁走者は二塁への走塁をやめたため、一、二塁間で挟まれアウトになった。 その後、4人の審判が協議を行い、二塁塁審に誤審があったとし、犠打による走者の二塁進塁が認められた。判定後、尾崎球審は場内アナウンスで状況を説明し、「私たちの間違い。止めたランナーを二塁に進めて再開します。大変申し訳ありません」と謝罪した。 試合後、窪田大会審判副委員長がオンラインで会見。「ミスはあってはならないが、正しい方向へ進めたその後の処置はよかった

    高校野球で誤審、審判が異例の謝罪「私たちの間違い」
  • 自民世耕氏、首相に意欲 将来の衆院くら替え目指す

    自民党の世耕弘成参院幹事長(和歌山選挙区)は20日放送のBSテレ東番組で、将来的に衆院にくら替えし、首相を目指す考えを示した。「政治家になった以上はチャンスがあれば国のかじ取りをするトップの立場をやってみたい」と述べた。 1票の格差を是正する衆院小選挙区定数「10増10減」で、和歌山県の定数は3から2に減る。二階俊博元幹事長ら自民党現職が既に2人いる中でのくら替えに関し「地元とよく話をして円満な形でいければ」と語った。 衆院の格差是正では「3増3減」も選択肢と主張。「世論調査でも都会の議員を増やすのはいかがかという声が大きい」と指摘した。3増3減だと和歌山は減少しない。夏の参院選については「(衆参両院で多数派が異なる)ねじれ国会をつくらないことが最低限の目標」と強調。非改選を含め与党で過半数を目指すとした。番組は14日に収録された。

    自民世耕氏、首相に意欲 将来の衆院くら替え目指す
  • マリウポリで市街戦激化 30万人以上の市民孤立

    ロシア軍は19日、包囲攻撃を約3週間続ける南東部マリウポリでウクライナ軍と激しい市街戦を展開した。30万人以上の市民が孤立化し、電気や水道を断たれるなど人道危機が深刻化しており、国際社会は懸念を強めている。ロシア軍は早期制圧を目指して攻勢を強めており、アゾフ海沿岸全域の掌握を狙っているとみられる。 ウクライナ南東部マリウポリで、親ロシア派部隊の戦車のそばを歩く住民=18日(ロイター=共同)マリウポリ市議会は19日、激しい戦闘が続く市街地で過去1週間に、ロシア軍がスポーツクラブに避難していた女性や子供ら千人以上を連行し、身分証などをチェックした上で、ロシア領内に連れ去ったと明らかにした。(共同)

    マリウポリで市街戦激化 30万人以上の市民孤立
  • “ISS墜落”と恫喝 ロシア「われわれと協力関係を断ち切った場合…米国領土への落下を誰が防ぐ?」 経済制裁、スペースXなどの参入に苛立ち(1/3ページ)

    ウクライナへの侵攻で国際社会からの孤立が深まるロシアの宇宙機関トップが、米国の経済制裁によって国際宇宙ステーション(ISS)が墜落する可能性に言及し、波紋を広げている。宇宙開発分野では世界トップクラスの技術を有してきたロシアだが、「恫喝(どうかつ)」の背景には、西側諸国の経済制裁や民間企業の参入で今後の技術開発が苦境に立たされるとの危機感があるようだ。 ◇ 「われわれとの協力関係を断ち切った場合、制御不能な軌道からのISSの降下や、米国領土への落下を誰が防ぐのでしょうか」 宇宙船を載せたロシアのソユーズロケット(共同)ロシア国営宇宙開発企業、ロスコスモスのドミトリー・ロゴジン社長は2月25日、米国によるロシアへの経済制裁を受けツイッターでこう投稿した。ロゴジン氏は、経済制裁がロシアの宇宙ビジネスにも及んだ場合にロシアの宇宙用機器に他国がアクセスできなくなったりロシアの宇宙船を他国が使用でき

    “ISS墜落”と恫喝 ロシア「われわれと協力関係を断ち切った場合…米国領土への落下を誰が防ぐ?」 経済制裁、スペースXなどの参入に苛立ち(1/3ページ)
  • 首相、対面外交本格化 対露包囲網目指す

    岸田首相岸田文雄首相は19~21日の日程でインドとカンボジアを訪れ、新型コロナウイルス禍で停滞していた対面外交を格化する。狙いはロシアによるウクライナ侵攻の事態打開だ。日米、オーストラリアとの協力枠組み「クアッド」の一角を占めつつロシアとも親密なインドに連携を呼びかけ、東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国のカンボジアには域内での対露抑止の主導を求める方針で、「対露包囲網」構築の調整役が果たせるかが焦点となる。

    首相、対面外交本格化 対露包囲網目指す
  • 【THE古墳】高松塚50年「飛鳥美人」の主は天武天皇の皇子

    壁画発見直後の石室内部。奥には玄武の壁画が見える(明日香村教委提供)「飛鳥美人」などの極彩色壁画で知られる奈良県明日香村の高松塚古墳(7世紀末~8世紀初め)が昭和47年3月21日に発見されて50年。発掘当初は「盗掘もされているし、掘っても何も出ないだろう」との見方が多かった。しかし、発掘前から「何かある」と注目していた研究者がいた。彼は、被葬者を天武天皇の子、刑部(おさかべ)親王と推定し、中国・唐に赴いた一人の遣唐使をキーマンに挙げた。半世紀を経ても、古代ロマンが色あせることはない。 ショウガ穴の石古墳の発掘が始まったのは47年3月1日。県立橿原考古学研究所や関西大学が調査にあたったが、その1年前から熱い視線を注いでいたのが、飛鳥時代の古墳を研究する奈良国立文化財研究所(当時)に勤務していた猪熊兼勝・京都橘大名誉教授(84)だった。

    【THE古墳】高松塚50年「飛鳥美人」の主は天武天皇の皇子
  • 【古典個展】諸島警備隊を創設せよ 大阪大名誉教授・加地伸行

    ウクライナに対するロシアの侵略―これを暴虐と言わずして、何と表現するのか。 日の戦後、一貫してソ連(当時)を礼賛してきた左派インテリらは、この事態に対して、どう擁護するのか、意見発表すべきである。 それができるか、できないのか、それによって、その者に対する評価が定まる。 このウクライナ侵略は、日に多くのことを教えてくれた。それは単なる<対岸の火事>ではない、すなわち、ロシアに由(よ)る北海道への侵攻、あるいは中国に由る尖閣諸島への侵犯、それらが、あり得るということを教えている。 あえて言えば、ロシアウクライナ侵略から学ぶべきは、では、日はどうすべきかということである。ウクライナへの精神的、物的支援に終わらず、仮に当事者として、という立場から真剣に考えるべきである。 そこで老生は、議論のきっかけのつもりで提案いたしたい。 それは、以前にこのコラムで述べた意見であったが、政治家の誰ひと

    【古典個展】諸島警備隊を創設せよ 大阪大名誉教授・加地伸行
  • 【新聞に喝!】露の侵略で想起する中華人民共和国の成立 元東京大学史料編纂所教授・酒井信彦

    2月24日、ロシアのプーチン大統領は、ウクライナに対する侵略を開始した。侵略の際にそれを正当化する理由として、最近の出来事ではなくて、はるかにさかのぼる歴史を持ち出してきたことが特徴といえる。報道によると、つまりロシアウクライナは、千年近く以前に存在した、「キエフ公国」として、歴史を共有しているというわけである。同大統領は昨年7月、「ロシア人とウクライナ人の歴史的な一体性について」と題する論文を公表している。 侵略を行うにあたって、それを正当化するために、歴史と民族の共通性を利用するやり方として、直ちに思い浮かぶのは、中華人民共和国の場合である。中国の民族概念は二重構造になっていて、中国には56の民族が存在すると一応言うのであるが、これは下位の民族概念で、これらのすべてを統合する上位の民族概念として、「中華民族」が存在する。習近平国家主席がしきりに唱える、「中華民族の偉大な復興」の中華

    【新聞に喝!】露の侵略で想起する中華人民共和国の成立 元東京大学史料編纂所教授・酒井信彦
  • 【実録・人間劇場】トーキョー路上編(12) 夜の隅田川に大量発生する〝アレ〟 行政の愚策、ホームレス“排除アート”に隠れた活用の余地(1/2ページ)

    都庁下の路上で暮らしていたときは、不思議とゴキブリの姿を見ることはなかった。しかし、昨夏の私が暮らしていた隅田川沿いの「首都高速6号向島線高架下」では夜になると側溝の至るところからゴキブリが湧いてくる。 部屋にゴキブリが出た際の害としては、まずとにかくその外見の気持ち悪さがある。そして、放っておけば卵や菌をまき散らし、健康に害悪まで及ぼすことも考えられる。 しかし、路上にゴキブリが出たとはいえ、そのたびに撃退していてはらちが明かない。すべて対応していたら、貴重な睡眠時間を奪われ、翌日の炎天下で熱中症になってしまうのだ。 私はゴキブリが大の苦手だ。そこら中でゴキブリが湧いては散り、湧いては散りを繰り返している。目を開けたら気が狂いそうなので途中からサンダルでたたき潰すことも止め、目を閉じて何も考えないことにした。だがそのせいで、私はゴキブリのもう1つの害を初めて知ることとなった。 真夜中、私

    【実録・人間劇場】トーキョー路上編(12) 夜の隅田川に大量発生する〝アレ〟 行政の愚策、ホームレス“排除アート”に隠れた活用の余地(1/2ページ)
  • 【実録・人間劇場】トーキョー路上編(11) ホームレスと話し続けてきた地元の女性 首都高速6号向島線高架下での一幕(1/2ページ)

    私が今暮らしているのは、隅田川沿いにある「首都高速6号向島線高架下」。そこから見える白髭橋をぼんやりと眺めながら1日が過ぎていく。最寄り駅の東武伊勢崎線「鐘ケ淵駅」からは徒歩17分。夜になると人通りはほとんどなく、ただただ静かで何もない時間が続く。 アウトリーチ(配って歩くタイプの炊き出し)をするボランティア団体にもらったお好み焼きを暗闇でしていると、ランニング中の女性(60代)が話しかけてきた。人通りのない真っ暗な道でいきなりホームレスに声をかけるなんて、なかなかの度胸である。 「あなた若いのにこんなところで何やってるのよ。ここにいる人たちはみんな人生捨てているのよ。何があったか知らないけど、すぐに出ていかないとそこの廃人と同じになってしまうわよ」 女性はそう言いながら私の15メートルほど先にいるホームレスを指さした。なかなか乱暴な決めつけであるが、確かに人生を捨ててしまっているような

    【実録・人間劇場】トーキョー路上編(11) ホームレスと話し続けてきた地元の女性 首都高速6号向島線高架下での一幕(1/2ページ)
  • “凶行”ロシア軍、20日に「絞首」で見せしめ公開処刑か 欧米機関が驚愕情報入手 ウクライナ民衆の抗議抑圧が目的 小笠原理恵氏緊急寄稿(1/2ページ)

    ロシアウクライナ侵攻開始から3週間。ロシア軍の残虐非道な無差別攻撃にも、祖国を守り抜こうとするウクライナ人の士気は落ちない。こうしたなか、欧米の情報当局が「ロシアが占領地で20日にも公開処刑を行う危険がある」と厳重警戒しているという。軍事ジャーナリストの小笠原理恵氏が緊急寄稿した。 ウクライナ南部メリトポリ市のイワン・フェドロフ市長が11日、ロシア軍に銃を突き付けられて拉致された。翌12日、ロシア軍が占拠した市庁舎前で、市長の解放を求める市民2000人以上のデモがあった。市長は17日に無事解放されたが、他の都市でも、市長が拉致・拘束される事態が起きている。 フェドロフ市長ロシアの暴挙に批判が高まるなか、米情報当局が、欧州の情報機関から入手した驚愕(きょうがく)の情報がある。ロシア諜報機関が、抵抗するウクライナ人を公開処刑する計画を起草したというのだ。

    “凶行”ロシア軍、20日に「絞首」で見せしめ公開処刑か 欧米機関が驚愕情報入手 ウクライナ民衆の抗議抑圧が目的 小笠原理恵氏緊急寄稿(1/2ページ)
  • 岸田首相、印モディ首相と会談、ウクライナ情勢協議

    【ニューデリー=永原慎吾】岸田文雄首相は19日(日時間同)、インドの首都ニューデリーでモディ首相と会談した。会談終了後に両首脳が発表した共同声明ではロシアを名指ししなかったものの、ウクライナの紛争と人道危機に深刻な懸念を表明し、戦闘の即時停止を求めた。覇権主義的な動きを強める中国を念頭に、東・南シナ海での力による現状変更の試みや、経済的威圧には強く反対していくことでも一致した。 岸田首相は会談後の共同記者発表で、「(モディ氏に)ロシアの侵略は国際秩序の根幹を揺るがす事態で毅然(きぜん)と対応する必要があると伝えた」と述べた。 両首脳は会談で、国際法に基づき紛争の平和的解決を求める必要があることを確認した。インドはロシアと友好関係にあり、一致点を見いだせるかが焦点だった。法の支配など「自由で開かれたインド太平洋」に向けた取り組みの推進で一致した。 また、国連安全保障理事会の改革をめぐり、常

    岸田首相、印モディ首相と会談、ウクライナ情勢協議
  • 日印首脳会談 岸田首相、対露インドつなぎ留め

    【ニューデリー=永原慎吾】インドのモディ首相との会談に臨んだ岸田文雄首相の狙いは、ウクライナに侵攻したロシアへの非難を避けているインドを日や米国などとの協調路線につなぎ留めることだ。インドが対露融和に傾き過ぎれば、中国抑止を念頭にした日米豪印4カ国(クアッド)の結束にも不協和音を生じさせかねない。今年前半には東京でクアッドの首脳会合を開催する予定で、首相は連携の維持に力を尽くす考えだ。 「世界は国際秩序の根幹を揺るがす事態に直面している。民主主義や法の支配といった基的な価値を共有する日とインドが2国間や日米豪印を通じ、連携していく重要性は増している」 首相は19日、会談後の共同記者発表で強調した。 インドは旧ソ連時代から武器輸入などを通じてロシアと密接な関係を築いてきた。ウクライナ侵攻後もロシアに融和的な姿勢を隠していない。2月の国連安全保障理事会では対露非難決議に中国などとともに棄

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  • 政党要件維持へ「正念場」 社民党大会、福島氏が決意

    社民党は19日、東京都内で定期党大会を開催した。福島瑞穂党首は夏の参院選について「何としても政党要件の得票率2%をクリアしなければならない。社民党にとって当に正念場の選挙だ」と決意を述べ、協力を呼び掛けた。比例代表で得票率2%を確保した上で、得票率4%と2議席獲得を目標とする闘争方針を提案した。 社民党は、今回の参院選で改選を迎える福島氏を含めて4人が当選するか、2%の得票率を確保できなければ公選法上の政党要件を失う。福島氏は比例1議席の獲得に120万票が必要として「240万票以上を獲得し、2人以上の当選を果たそう」と訴えた。

    政党要件維持へ「正念場」 社民党大会、福島氏が決意
  • <独自>役目終える職場接種 3回目低迷、初回の2割

    航空業界が行っている新型コロナウイルスワクチンの職場接種で、接種を受ける客室乗務員=2月12日、羽田空港(代表撮影) 新型コロナウイルスのワクチン接種を企業で実施する3回目の職場接種で、接種者が当初の予定を大幅に下回り、計画変更を行う企業が相次いでいることが19日、分かった。3回目の職場接種が始まってから約1カ月が経過したが、昨年6月に始まった1回目の同じ期間で比べると、接種回数は約2割にとどまる。自治体の接種体制が整う中、近所の医療機関などで接種する人が増えているためで、職場接種はその役目を終えつつある。 3回目の職場接種が格化したのは2月中旬。厚生労働省によると、大学での職域接種も含めて3月13日までの4週間で92万4656回の接種が行われた。1回目の接種では4週間で約471万回の接種が行われており、当時の2割にも届かないペースだ。 厚労省の担当者は「自治体での接種に流れている」と話

    <独自>役目終える職場接種 3回目低迷、初回の2割
  • <独自>日本有事にミサイル避難先足りず、地下施設指定わずか2・4%

    が弾道ミサイル攻撃を受けたことを想定し、自治体が指定する全国約5万カ所の緊急一時避難施設のうち、人的被害の抑制に最も有効な「地下施設」の割合が、昨年4月時点で2・4%にとどまることが19日、分かった。中国の軍事力増強や相次ぐ北朝鮮のミサイル発射など、日を取り巻く安全保障環境が緊迫の度合いを高めている現実を踏まえ、国は令和7年度末までの5年間で地下施設の指定数を増やす方針だが、施設の場所自体が周知されておらず、有事の際に機能するかどうかは未知数だ。 2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻では、軍事拠点だけでなく市街地の民間施設もミサイル攻撃を受け、現地からは首都キエフの地下鉄駅にシェルター代わりに殺到する市民や、空爆された南東部マリウポリの劇場地下のシェルターに避難する住民らの様子が報じられている。 日周辺でも近年、北朝鮮による弾道ミサイルの発射実験が続いており、被害が予想さ

    <独自>日本有事にミサイル避難先足りず、地下施設指定わずか2・4%
  • 北ミサイル着弾まで10分弱…進まぬ避難指定、政治・経済中枢に被害も

    着弾まで10分弱-。北朝鮮から発射された弾道ミサイルが、日に到達するまでの時間はごくわずかしかない。政治や経済の中枢への被害も想定される中、避難手順の整備ははかどっておらず、昨年4月までに指定された地下避難施設も東京23区内で141カ所、大阪市内では4カ所にとどまる。課題山積の危機対応をめぐり、過去の地震災害で得た教訓を有事にも生かそうと、独自に動き出した自治体もある。 ロシアによるウクライナ侵攻直前の2月14日、首都キエフの市当局はミサイル攻撃に備え、3千平方メートルの地下の核シェルターを開放する考えを明らかにした。 西側諸国との核戦争が現実味を帯びていた旧ソ連時代、首都被害の抑制を目的に建設された施設。日でも都心部がミサイル攻撃を受けた事態を想定し、地下の緊急一時避難施設の指定が進むが、数は少ない。 内閣官房によると、昨年4月までに自治体が指定した地下施設は、人口966万人の東京2

    北ミサイル着弾まで10分弱…進まぬ避難指定、政治・経済中枢に被害も
  • 日トルコ外相が会談 ウクライナ情勢で連携確認

    トルコを訪問中の林芳正外相は現地時間19日午前(日時間同日夕)、同国のチャブシオール外相と南部アンタルヤで会談した。両氏はロシアによるウクライナ侵攻について「ウクライナの主権および領土の一体性を侵害し、武力の行使を禁ずる国際法の重大な違反だ」との認識で一致し、緊密に連携して対応する方針を確認した。 トルコはロシアウクライナの双方と関係が良好で、10日には両国の外相会談を仲介した。チャブシオール氏はこうした調停活動について説明し、林氏は感謝と敬意を伝達した。 林氏は会談後の共同記者発表で「国際秩序の根幹を守り抜くため、今後とも2国間で緊密に連携し、国際場裏における対応でも協調していくことを確認した」と述べた。 会談では、海洋をめぐる協力を話し合う「日トルコ海洋協議」の初会合を今年前半に開催することや、「トルコ・日科学技術大学」の来年の開学を目指す方針でも一致。経済連携協定(EPA)や社

    日トルコ外相が会談 ウクライナ情勢で連携確認
  • 自民幹事長が地方行脚 予算成立で事実上の選挙戦

    自民党の茂木敏充幹事長は19日、新型コロナウイルス感染拡大で中断していた参院選に向けた地方行脚を3カ月ぶりに再開した。7月の参院選は、週明けの22日に見込まれる令和4年度予算の成立をもって事実上の選挙戦に突入する。選挙まで残り4カ月を切り、どこまで自民支持層を固められるかが勝利のカギとなる。 茂木氏は19日、札幌市内のホテルで自民党北海道連や地元経済団体の関係者ら約150人を集めた会合に出席した。物価上昇対策や中小企業の資金繰り支援などをあげて「内外の重要課題にしっかり応えていくため、政治の安定が必要不可欠だ」と強調し、北海道選挙区に擁立した現職と新人の自民候補2人の支援を要請した。 北海道立憲民主党の支持基盤が強い。参院選では改選定数3に対し、自民2人、立民2人、共産党1人などの擁立を予定している。自民にとっては、2人とも当選すれば議席全体の上積みにつながる。 ただ、北海道は官公労系の

    自民幹事長が地方行脚 予算成立で事実上の選挙戦