憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク | 美しい日本の憲法をつくる国民の会私たちは今、「美しい日本の憲法 をつくる1,000万人賛同者（ネットワーク）」を全国に呼びかけています。美しい日本を大切な子供たちに伝えていくため、どうか皆さんご協力ください。
内閣官房 領土・主権対策企画調整室
2023.6.27 こども霞が関見学デーの参加予約についてはこちらから（内閣府ホームページ） 2023.2.24 【領土・主権展示館からのお知らせ】領土・主権展示館の地方巡回展を開催いたします。 新潟県新潟市：3月11日（土）～3月20日（月） 2023.02.10 「竹島に関する世論調査」の結果が公表されました(内閣府サイトへリンク)。 2023.01.19 領土・主権をめぐる内外発信に関する有識者懇談会の意見 2022.11.15 領土・主権をめぐる内外発信に関する有識者懇談会フォローアップ会合（第１回）を開催しました。 2022.10.21 【領土・主権展示館からのお知らせ】11月1日(火)～11月30日(水)、「シールラリー de 歴史マスター 2022」を開催いたします。 2022.9.16 【領土・主権展示館からのお知らせ】領土・主権展示館の地方巡回展を開催いたします。 石川県
兵庫医科大が孔子学院を閉鎖、「スパイ機関」との指摘も
兵庫医科大学（兵庫県西宮市）が中国の大学と共同運営していた「中医薬孔子学院」が、２月２８日付で閉鎖されていたことが３０日、分かった。孔子学院は中国政府が世界各国の大学などに設置する非営利教育機構。「中国共産党のスパイやプロパガンダ（政治宣伝）機関」との指摘があり、文部科学省は運営の透明化を大学側に求めている。 孔子学院は中国政府が、中国語と中国文化の普及を目的として２００４年から設置を推進。世界１６０以上の国や地域に５５０を超える孔子学院が存在する一方、米国やカナダ、フランス、ドイツ、スウェーデンの一部の大学が閉鎖した。 日本では平成１７（２００５）年の立命館孔子学院（京都市）を皮切りに設置が進み、兵庫医科大は北京中医薬大学と提携し、２４年１１月に開設。中医薬教育や研究活動に取り組んできたという。 兵庫医科大の広報誌によると、閉鎖理由は「運営母体の中国国際中文教育基金会との協定期間が満了し
捕虜施設爆発、５０人死亡 大統領「テロ国家」と非難
ロシア軍のミサイル攻撃後、がれきに埋もれた人々を捜索する救助隊員ら＝２９日、ウクライナ・クラマトルスク（ゲッティ＝共同） ウクライナ東部ドネツク州の親ロシア派支配地域にあるウクライナ人捕虜収容施設で２９日、爆発があり、ゼレンスキー大統領はビデオ声明で捕虜５０人以上が死亡したと述べた。ロシアによる攻撃との見方を示し「テロ国家だ」と非難。国連などに捕虜の保護に向けた緊急対応を求めた。 一方、ロシア国防省はウクライナ軍の攻撃だとし、米国供与の高機動ロケット砲システム「ハイマース」が使われたと主張。死者には南東部マリウポリなどで戦ったウクライナ内務省系軍事組織「アゾフ連隊」メンバーが含まれるとした。 ロシアの主張に対し、ウクライナ軍は「（自作自演の）偽旗作戦で戦争犯罪を隠蔽しようとしている」と反発した。 ウクライナ軍によると、爆発があった施設はドネツク州オレニフカにあり、ロシア側が捕虜の収容に使っ
文前政権と大差なし？ 韓国軍、尹政権下で初めて竹島防衛訓練 「日韓関係改善」に意欲も…「対立候補との差別化戦略にすぎなかった」識者（1/2ページ）
韓国軍は２９日、不法占拠する島根県・竹島（韓国名・独島）の防衛を想定した定例訓練を行った。５月に発足した尹錫悦（ユン・ソンニョル）政権下では初めて。尹政権は「日韓関係改善」に意欲を示しているように伝えられるが、いわゆる「徴用工問題」でも、韓国の朴振（パク・チン）外相から、日本側に責任を押し付けるような発言も飛び出した。これでは、文在寅（ムン・ジェイン）前政権と大差ないのではないか。 竹島は、江戸時代初期から日本人が幕府公認でアシカ漁を行っており、１９０５年に島根県に編入された。先の大戦後、サンフランシスコ平和条約（５１年）で日本の領土と確認されたが、韓国は条約発効直前の５２年１月に「李承晩ライン」を勝手に設定し、その後、不法占拠を始めた。 韓国軍の防衛訓練は、ほぼ半年に１回のペースで行われている。今回は上陸しなかったが、規模は縮小された。聯合ニュースが伝えた。 日本外務省の船越健裕アジア大
【国家の流儀】世界に売り込め日本の石炭火力技術 ＣＯ２の９０％以上を分離・回収「ＣＣＵＳ」を主導（1/2ページ）
日本のエネルギー技術が改めて脚光を浴びている。 安倍晋三元首相の遺産ともいうべき、日本と米国、オーストラリア、インドによる戦略的枠組み「ＱＵＡＤ（クアッド）」。そのエネルギー相会合が１３日、オーストラリア・シドニーで開催され、ロシアによるウクライナ侵略を受けて顕在化したエネルギー安全保障について、４カ国が一致して対応することが確認された。 その際、火力発電所から出るＣＯ２を回収・再利用する技術「ＣＣＵＳ」などで協力を深めることが重要との認識で一致した。実は、このＣＣＵＳは、日本が主導している技術なのだ。 日本のエネルギー自給率はわずか１０％。石油や天然ガスと比べ、埋蔵量が豊富で安定供給が見込め、価格も原油や天然ガスに比べ半分から３分の１である石炭は、発電コストの低いエネルギー源として重要だ。
【学芸万華鏡】「共感できない」辛口評も続々 白熱の芥川・直木賞選考会
「おいしいごはんが食べられますように」（群像１月号）で第１６７回芥川賞に決まった高瀬隼子さん（右）と、「夜に星を放つ」（文芸春秋）で第１６７回直木賞に決まった窪美澄さん（日本文学振興会提供）第１６７回芥川賞・直木賞（日本文学振興会主催）の選考会が７月２０日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、賞創設以来、初めて候補者全員が女性となった芥川賞は高瀬隼子(じゅんこ)さん（３４）の「おいしいごはんが食べられますように」（群像１月号）に、直木賞は窪美澄さん（５６）の「夜に星を放つ」（文芸春秋）に決まった。選考会での講評を紹介する。 「人間の嫌さやダメさ」高瀬さんの「おいしいごはん～」に決まった芥川賞。会見した川上弘美選考委員は「どれも拮抗(きっこう)していて粒のそろった候補作だった」と振り返った。
人はなぜ、国を守るのか ウクライナ侵攻５カ月
ロシアのウクライナ軍事侵攻から５カ月あまり。「短期間で首都陥落」との戦前の予想を覆し、ウクライナ国民が一丸となって抵抗を続けている。国土は荒れ、多くの命が奪われ、代償はあまりにも大きい。それでも人はなぜ国を守るのか。各国の人の思いを紡ぎ、考えたい。 「命を守るため」 ウクライナにとどまるアレクサンダーさん（５４）とバレンティーナさん（５３）夫妻《野原に花が咲き始め、渓流沿いでピクニックができる時期だった。焼き魚のいい匂いが漂い、穏やかな暮らしだった》 ウクライナ西部、野ウサギが駆け回るのどかな村。２月２４日、ロシアの軍事侵攻により２人の暮らしも一変した。 《わが国に夕闇が迫っていても、戦争から逃げたい気持ちを抑え、あえて残った人たちと協力し、万が一の備えが続く毎日。食べ物の補給に勤しみ、ジャガイモの皮を剝くばかりだ》
【びっくりサイエンス】新種ダニの名前は「リツイート」 ＳＮＳと生物多様性の深い関係
学名に「リツイート」とつけられたイワドハマベダニ（大生唯統さん提供）「ツイッター」に「リツイート」－。そんなＳＮＳ（交流サイト）にまつわる学名が、日本で見つかった新種のダニにつけられた。誰でも手軽に情報を発信できるＳＮＳと、ダニ。何故結びついたのかはすぐに分からないが、実は、今回の命名には、生き物の多様性を守っていくために必要なものが何かを知るヒントが隠されていた。 ツイッター投稿から広がる新たな世界昨年３月のことだった。何げなくツイッターを眺めていた鳥取大大学院修士課程２年の大生唯統（おおばえ・ゆいと）さん（２３）は思わず指を止め、ある投稿に見入った。
【産経抄】７月３０日
「私たちは安倍（晋三元首相）氏の生涯を祝福しなくてはならない。彼の人生は、それほどの成果をもたらすものだった」。オーストラリアのアルバニージー首相は２６日、連邦議会で安倍氏の追悼演説をした。安倍氏が２０１４年、同議会で和解と友情の演説を行ったことにも触れている。 ▼安倍氏の演説は盛大な拍手を受け、当時のアボット首相は訴えた。「日本に『フェア・ゴー（豪州の公平精神）』を与えてほしい。日本は今日の行動で判断されるべきだ」。翌１５年の米上下両院合同会議での演説後、安倍氏は周囲に米国との間で「歴史問題は終わった感がある」と語っている。 ▼米議会上院も２０日、安倍氏をたたえる決議を全会一致で採択した。決議は「世界の繁栄と安全に消えることのない足跡を残した」と記す。議会だけでない。ＣＮＮテレビも「多くの人々は、安倍氏の主導により、ようやく日本が第二次世界大戦の影を脱することができたと記憶するだろう」と
コスト削減で５００駅から〝時計〟撤去 ＪＲ東日本、地元困惑「いい得ぬ喪失感」
駅構内から撤去が進む時計（JR東日本提供）駅の改札口やホームに設置されている時計が姿を消しつつある。ＪＲ東日本は今後１０年間で約５００駅を対象に時計を撤去し、コスト削減を進める計画だ。新型コロナウイルス禍で採算性が悪化しており、２８日には１キロ当たりの１日平均乗客数が２千人未満の地方路線の収支を公表したばかり。ＪＲ東は「鉄道をサスティナブル（持続可能）なものとするため」として撤去に理解を求めるが、時計がなくなった駅の地元からは「正確な時計の設置は鉄道事業者の当然の責任だ」と反発する声も上がる。 「どういうことなの」「駅の時計がなくなっていたんだけど、どういうことなの」 昨年１２月、山梨県大月市役所に市民からこんな苦情が寄せられた。担当者がＪＲ中央線の大月駅（同市）に確認すると、１１月に時計が撤去されていたことが判明した。事前に連絡はなかったという。 富士山麓電気鉄道富士急行線が乗り入れる大
日本企業の脱ロシア、７月はゼロ 背景に独特の商習慣も…欧米と温度差
モスクワの市街＝２０１８年７月（ＡＰ）日本企業が、ロシア事業の扱いを巡って苦慮している。ロシアによるウクライナ侵攻が２月に始まって以降に帝国データバンクが毎月行っている調査では、日本企業によるロシア事業の停止や撤退の動きが７月実施の調査で止まった。世界的な大企業も含めて「ロシア離れ」を加速させる欧米企業との温度差が、改めて浮き彫りになっている。 国際的枠組み「すべて壊した」ウクライナ侵攻が長期化する中、日本の企業経営者はロシア関連のビジネスの先行きに警戒感を強めている。日本貿易会の国分文也会長（丸紅会長）は今月２０日の記者会見で「ロシアは戦後の国際的な枠組みを全て壊した。どんな形の政権になっても、こういうこと（ウクライナ侵攻）があったというのは当然考えながらとなる」と指摘した。 ただ、足元では日本企業のロシア離れの動きは停滞している。帝国データによると、２月時点でロシア進出が判明していた上
中国が外資排除強化の新規制を検討 ハイテク関連製品の国産化求める
中国の国旗（ロイター）【北京＝三塚聖平】中国政府が、ハイテク関連製品の開発や設計など全工程を中国国内で行うことを事実上強制する新たな規制の導入を検討していることが２９日、分かった。中国国外で開発などを行う製品が基本的に排除されることにつながり、日系企業を含む外資企業の中国におけるビジネス環境がさらに悪化する恐れが出ている。 北京の日中経済関係者によると、中国で標準化を担う国家標準化管理委員会などが新規制の検討を進めている。検討中の草案では、複合機やプリンターといった事務機器を対象としている。半導体などの中核部品を含めて、中国での開発、設計、生産を求める基準の導入を検討しているという。将来的にパソコンなど他分野にも広がるという指摘もある。 これまでも中国の政府部門などで、購入するのは国産製品に限るといった動きがあった。新規制で標準化されればこれまで以上に影響が広がり、外資製品のさらなる排除に
コロナ第７波収束後に「２類」見直し議論 岸田首相インタビュー
産経新聞のインタビューにこたえる岸田文雄首相＝２９日午後、首相官邸（矢島康弘撮影）岸田文雄首相は２９日、産経新聞の単独インタビューに応じ、新型コロナウイルス感染の「第７波」の対応について、「備えてきた対応力を最大限稼働させる。感染対策に万全を期しながら経済社会活動を取り戻していく」と述べた。新型コロナの感染症法上の扱いの見直しに関しては、第７波が落ち着いた後に議論する考えを示した。内閣改造・自民党役員人事は「党の結束を大事にしながら考えていく」と語った。 ＮＰＴを「核兵器のない世界」へのきっかけに インタビュー一問一答 首相は、オミクロン株派生型「ＢＡ・５」の感染が学校や家庭で多いことを指摘し、「オミクロン株の特性に即した対策をメリハリを利かせておこなっていくことが重要だ」と指摘。飲食店に営業時間短縮を求める蔓延(まんえん)防止等重点措置などの行動制限は想定していないことを明らかにした。
ＮＰＴを「核兵器のない世界」へのきっかけに 岸田首相インタビュー一問一答
産経新聞のインタビューにこたえる岸田文雄首相＝２９日午後、首相官邸（矢島康弘撮影）岸田文雄首相は２９日、官邸で産経新聞の単独インタビューに応じた。やり取りは次の通り。 コロナ第７波収束後に「２類」見直し議論（インタビュー本記） －－日本の首相として初めて核拡散防止条約（ＮＰＴ）再検討会議への出席を決意した理由は 「２０１５年に外相としてＮＰＴ再検討会議に出席したが、当時は会議として一致した成果を出すことができず、残念な思いをした。その後、ロシアによるウクライナ侵略も起き、核軍縮・不拡散をめぐる環境はより厳しくなっている。これが現実であり、私自身が強い危機感を持っている」 「しかし、こうしたときだからこそ、核軍縮・不拡散の礎であるＮＰＴの重要性はますます高まっており、ＮＰＴの強化が重要だ。唯一の戦争被爆国である日本がしっかりと発信し、『核兵器のない世界』に向けた機運を盛り上げる、１つのきっか
【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】尹政権が暴露する文政権の暗部 対北融和で人道犠牲
２０１９年１１月、軍事境界線のある板門店で、北朝鮮側に連行される男（韓国統一省提供・共同、画像の一部を加工しています）韓国の尹錫悦（ユン・ソンニョル）政権が文在寅（ムン・ジェイン）前政権時代に北朝鮮との窓口役を担った情報機関、国家情報院（国情院）への調査を行っている。調査で浮上したのは、文政権が金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党総書記の歓心を買おうとするあまり、韓国国民や脱北者の生命すら犠牲にする非人道的な行為を重ねていた疑惑で、文政権で国情院長を務めた徐薫（ソ・フン）、朴智元（パク・チウォン）の両氏が告発された。「政治報復は行わない」としてきた尹政権だが、文政権の闇の追及に力が入ってきた。 情報機関を徹底調査韓国の情報機関は、政権により活動の軸足が変わる。保守政権なら金総書記の対韓工作を調査するが、進歩政権なら金氏とのパイプ作りに注力する。文前政権は極端な対北融和策で３回の南北首脳会談
【ビジネス解読】韓国が切った原発再興カード 日本への衝撃
「先進国は市場のリーダーシップを失っている」。国際エネルギー機関（ＩＥＡ）は６月末に公表したエネルギー問題に関する報告書の中で、原子力発電についてこう指摘した。２０１７年以降に建設が始まった原子炉３１基のうち２７基を設計したのはロシアまたは中国だ。東京電力福島第１原発事故以降、原発輸出に力を入れていた日本メーカーの存在感は低下、中露が市場を席巻している。ただ、ここにきて韓国が対抗馬として名乗りを上げる動きをみせている。 ６月にスペインで開かれた北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）首脳会議には、アジアから米国の同盟国の日本と韓国が出席し、アジア太平洋の安全保障について意見を交わした。岸田文雄首相と同様、この機会に欧州各国との２国間首脳外交を積極展開した尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領が、産業協力のテーマとして持ち出したのが原子力だ。 フランスのマクロン大統領とは、安全な原発運営と原発産業の競争力強化
バイデン米大統領 台湾「関与」の姿勢を貫け
バイデン米大統領と中国の習近平国家主席が電話会談を行った。両首脳による直接対話は、昨年１月にバイデン政権が発足してから５回目だ。 民主党のペロシ米下院議長が台湾訪問を計画していると伝えられ、米中間の緊張が改めて高まる中での会談である。 バイデン氏は習氏に対して、米政府の「一つの中国」政策に変更はないとした上で、「一方的な現状変更や台湾海峡の平和と安定を損なう試みに強く反対する」と言明した。 習体制は今月中旬以降、台湾の防空識別圏（ＡＤＩＺ）に連日のように中国軍機を進入させるなど軍事的な威圧行動を繰り返している。バイデン氏が習氏に強い警告を発したのは当然である。 これに対して習氏は、「火遊びをすれば必ず焼け死ぬ」などと述べて台湾をめぐる米国の動きを牽制（けんせい）した。習氏の念頭にあったのはペロシ氏の訪台計画だったのだろう。激越な言辞は、台湾をめぐり米国が外交攻勢を強めていることへの警戒の表
【ソウルからヨボセヨ】ＫＡＬ機内誌の「竹島」は別の島、「西海」は黄海のまま
最近の日韓往来はもっぱら仁川―成田間の大韓航空機（ＫＡＬ）だった。機内誌は『モーニング・カーム』といい、タイトルは古き韓国が外国人から「静かな朝の国」と言われたということからきていると聞いた。いいネーミングだ。 機内誌には航空路線地図が出ている。その韓国の地図に例によって「トクト（独島、日本の竹島）」が描かれている。ところが実際の島は陸地から遠く離れていてページには収まらないせいか、無理して韓国領の鬱陵島（ウルルンド）のすぐ隣に描いてある。 しかし実際の「トクト」いや竹島はこの位置にはない。だから機内誌に描かれた島は竹島ではなく、「トクト」という名の日本とは関係のない鬱陵島近くの別の島ということになる。現に鬱陵島の東約２キロには「チュクト（竹島）」という名の小さな島が浮かぶ。 韓国の古地図に出ている鬱陵島のそばの島はこれなのだが、韓国ではこれを遠く離れた「トクト」のことだと主張してきた。今
【記者発】「世捨て人」になった先輩 ソウル特派員・時吉達也
学生時代から付き合う韓国人の大学の先輩が、「世捨て人」になっている。そう人づてに聞き、会いに行った。 ソウルから車で数時間。先輩が生活するプレハブ小屋は、雑木林の中にぽつんと建っていた。１年かけて周辺の道を切り開き、１０トンの貯水タンクなどを運び込んだという。テレビや冷蔵庫も完備し、住み心地はよさそうだ。 問題は、家族だ。専業主婦の妻、中高に通う子供２人と連絡は取っているのか、生活費はどう工面しているのか。「いつもここにいるわけじゃない。家にもしょっちゅう帰ってるよ」。〝出家〟したわけではないと聞き安堵（あんど）したが、先輩の表情はさえない。「カネのことは、子供にうまく説明できないんだよね…」 業績が悪化した会社を追われ、電話一本で営む資材卸売業の収入はわずか。生活を支えるのは、マンションの買い替えで発生した差益だという。ここ５年ほどでマンション価格が倍になった韓国の「不動産バブル」の恩恵
夏目漱石 夢十夜
こんな夢を見た。 腕組をして枕元に坐（すわ）っていると、仰向（あおむき）に寝た女が、静かな声でもう死にますと云う。女は長い髪を枕に敷いて、輪郭（りんかく）の柔（やわ）らかな瓜実（うりざね）顔（がお）をその中に横たえている。真白な頬の底に温かい血の色がほどよく差して、唇（くちびる）の色は無論赤い。とうてい死にそうには見えない。しかし女は静かな声で、もう死にますと判然（はっきり）云った。自分も確（たしか）にこれは死ぬなと思った。そこで、そうかね、もう死ぬのかね、と上から覗（のぞ）き込むようにして聞いて見た。死にますとも、と云いながら、女はぱっちりと眼を開（あ）けた。大きな潤（うるおい）のある眼で、長い睫（まつげ）に包まれた中は、ただ一面に真黒であった。その真黒な眸（ひとみ）の奥に、自分の姿が鮮（あざやか）に浮かんでいる。 自分は透（す）き徹（とお）るほど深く見えるこの黒眼の色沢（つや）を眺めて
ＪＲ東日本、在来線３分の１相当が赤字…１００円稼ぐのに１万５千円超かかる区間も
【読売新聞】 ＪＲ東日本は２８日、利用者が極めて少ないローカル鉄道３５路線６６区間の収支を初めて公表した。在来線の３分の１に相当し、すべて赤字だった。地方での鉄道利用者の減少は全国的な課題で、コロナ禍が打撃となり鉄道各社は赤字路線を
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