「ハインリヒ13世」を名乗る男。いったい、どのような人物なのでしょうか。 ドイツの連邦検察は、国内のテロ組織に関わっていたとして「ハインリヒ13世」を名乗る貴族の家系出身とみられる男や現職の裁判官など25人を逮捕しました。 検察は、男らが国家の転覆と独自の政府の樹立を企てていた疑いがあるとみて組織の実態解明に向けて捜査を進めています。 ドイツの連邦検察は7日、およそ3000人の警察官らを投入して国内各地とイタリア、オーストリアの合わせて130か所以上でテロ組織の摘発に乗り出し、組織に参加したり、支援したりした疑いで25人を逮捕しました。 検察の発表によりますと、このなかには「ハインリヒ13世」を名乗る貴族の家系出身とみられる男や退役軍人、それに去年まで連邦議会議員を務めていた現職の裁判官なども含まれているということです。 ドイツがいわゆるディープ・ステート=闇の政府に支配されているという陰