タグ

2023年11月7日のブックマーク (5件)

  • 【主張】少子化と国会審議 財源確保の説明不十分だ

    岸田文雄首相は、いつまで明確な説明を避け続けるのか。 臨時国会は、首相が看板政策に掲げている「次元の異なる少子化対策」についても焦点が当たっている。 だが、予算委員会などこれまでの審議で、首相は年間3兆円台半ばの追加予算の財源について、十分説明してきたとはいえない。少子化を「国難」と位置付けている割には、覚悟が見えてこない。 新たな負担が必要なら、国民の懐が痛む話でも正直に語り、理解を得る努力をすべきだ。 財源を巡り、政府は社会保険料に一定額を上乗せする「支援金制度」を創設する一方、社会保障分野の歳出改革を断行する方針という。 問題は、歳出改革の具体的な中身を明らかにしていないことだ。首相は「徹底した歳出改革を行った上で、国民に実質的な追加負担を生じさせないことを目指す」と述べるばかりで、分かりづらい。これでは、いくら「追加負担を生じさせない」と強調しても説得力に乏しい。 社会保険料に関し

    【主張】少子化と国会審議 財源確保の説明不十分だ
  • アリ地獄に落ちた欧米諸国 イスラエル・ハマス衝突1カ月 篠田英朗・東京外大教授に聞く:東京新聞 TOKYO Web

    パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘は7日で1カ月。死者が計1万人を超えるなど人道危機は高まるばかりですが、戦闘終結の出口は見えません。

    アリ地獄に落ちた欧米諸国 イスラエル・ハマス衝突1カ月 篠田英朗・東京外大教授に聞く:東京新聞 TOKYO Web
  • 【須田慎一郎・金融コンフィデンシャル】日本経済は「平時」なのか 臨時国会の大きなテーマ 財務省が仕掛ける〝工作〟竹中平蔵氏や橋下徹氏らも巻き込み(1/2ページ)

    「経済が成長してこそ、税収も増え、財政健全化につながっていく」 先週2日夜、記者会見の席上、岸田文雄首相はこう断言してみせた。 その言や良し、しかし実際の行動が伴っているのかと言うと、かなり心許ないというのが実情だ。 この日政府は臨時閣議を開き、物価高への対応を柱とする「デフレ完全脱却のための総合経済対策」を決定した。 果たしてこの経済対策を実行に移したならば、岸田首相が目指す方向に事態は進んでいくのだろうか? 「結論を先に言うならば、かなり難しいと言わざるを得ないだろう。それというのも補正予算の規模が、言うところの『真水ベース』で見た場合、約13兆円ほどにとどまるためだ。このレベルの財政出動だけでは、経済成長は期待できないだろう。これに加えて民間セクターが積極的に投資や消費に動けば話は別だが、今の経済環境ではそれも望み薄だ」(自民党に所属する積極財政派議員) そもそも今回の経済対策に対す

    【須田慎一郎・金融コンフィデンシャル】日本経済は「平時」なのか 臨時国会の大きなテーマ 財務省が仕掛ける〝工作〟竹中平蔵氏や橋下徹氏らも巻き込み(1/2ページ)
  • 皇位継承「男系維持」評価に濃淡 一線画す立民と共産

    自民党が岸田文雄首相(党総裁)直轄の新組織の設置を決めるなど、安定的な皇位継承策の具体化に向けた議論が与野党で格化しつつある。自民や日維新の会、国民民主党は伝統に基づく男系継承に重きを置く方針だが、立憲民主党は一定の距離を置く可能性が高い。共産党は過去に例のない「女系天皇」も否定しておらず、政党間には隔たりがある。 「喫緊の課題であるという強い認識を持って議論に参加していただきたいし、自民も貢献をしていきたい」。首相は10月30日の衆院予算委員会で、安定的な皇位継承策を巡り他党にこう呼びかけた。自民の新組織は麻生太郎副総裁を座長としていた懇談会を格上げする。旧皇族の男系男子の皇族復帰案を軸に党の見解をまとめるとみられる。 政府の有識者会議は令和3年12月、男系男子の皇族復帰案と、内親王・女王が婚姻後も皇族の身分を保持できる案を盛り込んだ報告書を公表した。これを受け立法府の総意を取りまと

    皇位継承「男系維持」評価に濃淡 一線画す立民と共産
  • 「天皇・祭祀・神社」 茂木貞純・國學院大學教授

    4月26日、国基研企画委員会は、ゲストスピーカーとして、神道学者で國學院大學教授の茂木貞純氏を招き、天皇・祭祀・神社についての勉強会を開催し、意見交換した。 茂木教授はまず、日列島の特色と独自文化の発展について、1万5千年前に縄文文化が栄えてから独自の文化を継承・発展させてきたことを強調した。それと同時に、日固有の神話が形成されて、国の誕生から皇祖皇宗の系譜に従い、宮中祭祀を概観した。 古事記や日書紀の記述をもとに、国生み神話、天岩戸神話が始まり、神武天皇東征伝承に至り、奈良の橿原の地で、初代天皇として神武天皇が即位することにより、万世一系が確立する。その過程において、天照大神から三大神勅が下され、宮中祭祀、三種神器、稲作などの国の基が定まったという。 歴代天皇は、宮中祭祀を重要視してこられた。例えば、第36代孝徳天皇の御代で天皇治政の方針は「先ず以て神祇を祭鎮めて、然して後に政事

    「天皇・祭祀・神社」 茂木貞純・國學院大學教授