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2024年2月7日のブックマーク (5件)

  • <主張>危険運転致死傷罪 国民常識との乖離埋めよ 社説

    法務省は、危険運転致死傷罪の要件を見直す検討を始めた。 現行要件の基準が分かりにくく、事故遺族らが「危険で悪質な事案を取りこぼさないようにしてほしい」と要望していた。 令和3年2月、大分市内の県道交差点を右折する会社員の乗用車に、当時19歳の少年が運転する直進車が衝突した。会社員は死亡した。直進車は法定速度60キロの3倍を超える時速194キロで走行し、少年は「何キロ出るか試したかった」と供述したのだという。 大分県警は危険運転致死罪の要件である「制御困難な高速度」に当たるとして同容疑で送検したが、大分地検は「直線道路で走行を制御できていた」などとして過失運転致死罪で在宅起訴した。 危険運転の法定刑の上限は懲役20年、過失運転の上限は7年で、大きな開きがある。 遺族は納得いかない。そもそも制御できないから衝突したのではないのか。遺族は署名を集めて訴因変更を求める上申書を提出し、これを受けた補

    <主張>危険運転致死傷罪 国民常識との乖離埋めよ 社説
  • <主張>北方領土の日 ウクライナと連帯強化を 社説

    ロシアのプーチン大統領がウクライナ侵略を始めてから2度目の「北方領土の日」を迎えた。 択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島からなる北方四島は日固有の領土である。だが、昭和20年夏の終戦時、ソ連が日ソ中立条約を破って侵攻し、火事場泥棒的に占領した。今もロシアが不法占拠している。 ウクライナロシア軍に侵攻され、領土を占領されている。北方領土とウクライナは同じ構図の問題といえる。 領土を取り戻すために日ウクライナは連帯を強め、侵略者ロシアに立ち向かいたい。 岸田文雄首相は国会の施政方針演説で「対露制裁、対ウクライナ支援は今後とも強力に推し進める」「日露関係は厳しい状況にあるが、わが国としては、領土問題を解決し、平和条約を締結する方針を堅持する」などと述べた。 「厳しい状況」の中で岸田政権が取り組むべきことは制裁と支援にとどまらない。日ウクライナと同様に、ロシアに領土を不法に奪われている被

    <主張>北方領土の日 ウクライナと連帯強化を 社説
  • 致死率ほぼ100% 侵入リスク高まるアフリカ豚熱 「感染で壊滅的被害」農水相が警告

    家畜伝染病の一つで国内では未確認の「アフリカ豚熱(ASF)」の侵入リスクが、かつてないほど高まっている。1月に韓国の釜山港近くで野生イノシシの感染が確認され、感染が拡大する中華圏では旧正月「春節」の大型連休が2月10日から始まる。新型コロナウイルス感染症の収束以降、増加する訪日客にASFウイルスが付着し、持ち込まれる懸念が強まっているのだ。豚とイノシシの伝染病であり、人に感染することはないが、感染すると致死率ほぼ100%。現時点で有効な治療法がないとされ、国内の養豚業界は戦々恐々としている。 「キンパ」からも感染懸念「(ASFは)一度侵入を許すと、わが国の畜産業に壊滅的な被害を生じることになる」。坂哲志農林水産相は2日の閣議後記者会見で危機感を強調し、訪日客や帰国する日人のの消毒の強化など水際対策を徹底する方針を示した。 肉製品のべ残しから野生イノシシに感染が広がる恐れもある。その

    致死率ほぼ100% 侵入リスク高まるアフリカ豚熱 「感染で壊滅的被害」農水相が警告
  • 文末の句点に恐怖心…若者が感じる「マルハラスメント」 SNS時代の対処法は

    LINE(ライン)などSNSで中高年から送信される「承知しました。」など文末に句点がつくことに対し、若者が恐怖心を抱く「マルハラ(マルハラスメント)」が注目されている。若者は文末にある句点が威圧的に感じ、「(相手が)怒っているのではないか」と解釈してしまう傾向にあるという。専門家は、メールに長く親しんできた中高年とSNSを駆使する若者との間をめぐり、SNS利用に対する認識の違いが影響していると指摘する。 「テンションが分からない」マルハラとは、「マルハラスメント」の略称。「承知しました。」「はい。」「連絡ください。」など、中高年から送られてくるメッセージの文末に句点がついていることに対し、若者が距離感や冷たさを感じて恐怖心を抱くことを指している。 文末に句点がついている中高年からのメッセージに対し、若者はどのように感じているのか。会社員の23歳女性は「読みやすくするための句点でルールだと理

    文末の句点に恐怖心…若者が感じる「マルハラスメント」 SNS時代の対処法は
  • 天皇、皇后両陛下と愛子さま、能登地震について気象庁長官らから説明お受けに

    能登半島地震について、気象庁長官と内閣府政策統括官から説明を受けられる天皇、皇后両陛下と長女の敬宮愛子さま=6日午後、皇居・御所(宮内庁提供) 天皇、皇后両陛下と長女の敬宮(としのみや)愛子さまは6日、皇居・御所で、森隆志・気象庁長官と高橋謙司・内閣府政策統括官(防災担当)から、能登半島地震の被害状況や政府の対応などについて説明を受けられた。 宮内庁によると、ご一家は約2時間にわたり説明をお聞きに。半島における復旧の難しさや、避難所の備蓄などの状況を気にかけ、時折大きくうなずきながら耳を傾けられた。愛子さまが、被災地で活動するボランティアについて質問される場面もあったという。

    天皇、皇后両陛下と愛子さま、能登地震について気象庁長官らから説明お受けに