日本銀行のマイナス金利政策の解除で、暮らしへの逆風として考えられるのが住宅ローン金利の上昇だ。住宅ローンは一定期間か完済まで金利が同じ固定型と、半年ごとに金利を見直す変動型に大別される。金利引き下げ競争の激化もあって変動型は金利が0・3%前後と歴史的に低いが、マイナス金利解除で変動型金利には上昇圧力がかかりやすくなる。 変動型金利は、各行で定める基準金利から、個人の信用情報などを基に一定利率が引き下げられて決まる。例えば、基準金利が年2・475%で引き下げ幅が2%の場合、適用金利は0・475%になる。 多くの銀行は向こう半年間の基準金利を4月と10月に決める。4月に基準金利が引き上げられれば、最速で7月返済分から新たな金利が適用される可能性がある。仮に変動型金利が0・1%上昇すると、3500万円を35年ローンで借りた場合の返済総額は70万円程度増えるとされる。
【読売新聞】 立候補や投票の自由が保証されてこそ、選挙は民主主義の制度でありうる。ロシアのプーチン大統領の「圧勝」は、長期にわたる強権体制の産物でしかない。 現職のプーチン氏が大統領選で通算5度目の当選を果たした。得票率は80%を大
ロシア軍の捕虜となった経験を語るマクシム・コレスニコフさん=2月1日、キーウ(遠藤良介撮影)2月のウクライナ取材では、ロシア軍の捕虜となった経験を持つ男性に話を聞いた。ウクライナ郵便公社に勤めるマクシム・コレスニコフさん(46)。昨年2月初旬に露軍とウクライナ軍の捕虜交換で解放されたが、捕虜だった10カ月余りで体重は32キロ減った。 コレスニコフさんはもともと砲兵の予備役で、2022年2月24日に露軍が全面侵攻した直後に出征。首都キーウ(キエフ)郊外の防衛に就いた。3月下旬、露軍戦車から激しい攻撃を受けて死者が続出し、部隊指揮官が投降を決断した。 ベラルーシ領を経て露西部ブリャンスク州の拘置所に収容された。身元や思想を調べる厳しい尋問を何度も受け、「一部は奇妙な内容だった」と振り返る。
中国発のコーヒーチェーン、瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー)の北京市内の店舗=3月(三塚聖平撮影)中国発のコーヒーチェーン、瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー)が、米スターバックスの中国での売上高を2023年に初めて上回って中国市場で最大のコーヒーチェーンとなった。中国ではコーヒーを飲む人が増えていることに伴って市場規模が急拡大しており、国内外のコーヒーチェーンが各地で出店を競っている。(北京 三塚聖平) 1999年参入のスタバを襲う中国系上海証券報(電子版)によると、ラッキンの23年の売上高は248億6千万元(約5150億円)だった。それに対し、スタバの23年の中国での売上高は31億6千万ドル(約4710億円)で、上海証券報は「ラッキンが中国で初めてスタバを上回った」と伝えた。
指揮台に立つ黛敏郎=昭和63年、東京・浅草の浅草公会堂作曲家の黛敏郎(1929~97年)は「涅槃(ねはん)交響曲」をはじめとして、クラシック音楽から映画音楽、バレエ音楽、オペラまで幅広い名曲を生み出し、テレビ朝日「題名のない音楽会」の司会者としても人気でした。 国際的な芸術家でありながら日本文化を守ろうとする点で、三島由紀夫と共通点がありました。「日本を守る国民会議」の運営委員長や議長を務めたほか、建国記念の日を祝う団体やスパイ防止法制定を求める運動にも参加。国民運動団体「日本会議」の初代会長になるはずでしたが、発足直前に亡くなりました。(渡辺浩) 無料プランに登録して音声の後半をお聴きください(脚本全文も掲載)
ロシア大統領選が行われ、プーチン氏が史上最高の得票率87%超の「圧勝」で通算5選を決め、「国民からの信頼に感謝する」と勝利を宣言した。 だが、これは欺瞞(ぎまん)に満ちた選挙である。 ウクライナ侵略に反対し、「反政権」「反戦」を訴えた立候補者が事前に排除されるなど、民主的な選挙の片鱗(へんりん)もみられない。 4年前に恣意(しい)的に改正された憲法の規定で、プーチン氏は今後最長で2期12年、83歳まで通算36年の統治が可能となる。ソ連時代のスターリンを上回る事実上の終身独裁である。 プーチン氏は「欧米が仕掛けた戦争から国を守る」と偽って支持を集めた。折しも18日はウクライナ南部・クリミア半島を一方的に併合してから10年である。国民の愛国心を煽(あお)り、侵略継続を正当化して欧米との対決姿勢を強めたいのだろう。 今回の選挙の不当性は実態をみれば明白だ。選挙スタッフが武装兵と一緒に家庭を回り、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く