タグ

2024年8月15日のブックマーク (4件)

  • 岸田首相退陣へ 総裁選びを自民再生の契機に

    【読売新聞】◆信頼回復へ政策や見識競い合え◆  たとえ総裁選で再選できたとしても、政治不信を 払拭 ( ふっしょく ) しなければ自民党の再生は望み難い。 ここで進退にけじめをつけ、新しい体制を構築して国政選挙に臨むべきだ、と判断し

    岸田首相退陣へ 総裁選びを自民再生の契機に
  • <正論>この夏に思う 玉疵も瘤となりたるさくら哉 文芸批評家・新保祐司

    新保祐司氏毎年、8月15日の終戦の日になると思い出されることがある。かつて家の近所にあったきしめん屋の主人とのやりとりである。確かオリンピックかワールドカップかの国際的なスポーツ大会が開催中のことで、もう20年近くも前のことになると思うが、その場の記憶は鮮明である。 終戦の日に思う彼は、出征して戦場で戦った経験を持っていたが、戦後は長く東京で料理屋をやっていた。晩年になって、そちらをたたんで鎌倉に店を開いたのである。いろいろ苦労があったに違いないが、それが人格の中に溶け込んだような風情でいつも穏やかな表情をして笑顔のすてきな人だった。私は、よく昼に出かけたが、いつも世間話を楽しんだ。手打ちのきしめんには、職人の魂が打ち込まれたようで、心してするのを礼儀のように思っていた。

    <正論>この夏に思う 玉疵も瘤となりたるさくら哉 文芸批評家・新保祐司
  • <主張>岸田氏が不出馬へ 総裁選で信頼回復を図れ 首相は外交安保で業績挙げた 社説

    岸田文雄首相が9月の自民党総裁選への不出馬を表明した。令和3年10月の内閣発足からおよそ3年で退陣となる。 安倍派を中心とする自民派閥パーティー収入不記載事件に端を発した「政治とカネ」の問題などで岸田政権と自民は支持率低迷に喘(あえ)いでいた。国民の信頼が失われたままではさまざまな政策を進めることは難しく、国政選挙で勝利することもおぼつかない。不出馬の表明は当然だろう。 岸田首相は会見で「自民が変わることを示す最も分かりやすい最初の一歩は、私が身を引くことだ」と語った。 責任取らず求心力失う政治とカネの問題をめぐり、他派の議員を処分したが、岸田派の問題への責任を取らなかったこともあり、世論の支持を失い、党内の求心力もなくなっていった。もっと早く責任の取り方を明確にすればよかった。 一方で、岸田首相には評価できる点もある。 それは、日の平和と安全、繁栄の基盤となる外交・安全保障政策を誤らず

    <主張>岸田氏が不出馬へ 総裁選で信頼回復を図れ 首相は外交安保で業績挙げた 社説
  • 全ての御霊安らかなれ 靖国神社参拝は戦没者との約束だ 論説委員長 榊原智  終戦の日に

    終戦の日を翌日に控え、靖国神社は大勢の参拝客で混雑していた=14日午後、東京都千代田区(桐原正道撮影) 79回目の終戦の日を迎えた。日は、大東亜戦争と呼称した先の大戦で、陸海軍人、民間人合わせて310万人の同胞を喪(うしな)った。全ての御霊(みたま)安らかなれと心からの祈りを捧(ささ)げたい。 昭和天皇の玉音(ぎょくおん)放送を拝聴し終戦を知った国民は齢(よわい)を重ね、ごく少数になっている。そうであっても、日史上、最大の悲劇だ。あの戦争を語り継ぎ、鎮魂と平和の祈りを重ねたい。 戦没者(英霊)は日や故郷、愛する人たちを守ろうと出征した。子を儲(もう)けずに逝った若者も多かった。 頭を垂れた安倍元首相尊い命を捧げた英霊にとって靖国神社に永く祀(まつ)られることは自明で、いわば日の国との約束だった。これは極めて大切な話だ。 だからこそ靖国神社が戦没者追悼の中心であり続けるべきなのである

    全ての御霊安らかなれ 靖国神社参拝は戦没者との約束だ 論説委員長 榊原智  終戦の日に