沖縄県沖縄市長選で当選確実となり、花束を受け取る前県議の花城大輔氏=26日午後11時10分、同市(大竹直樹撮影) 沖縄県沖縄市の桑江朝千夫市長の死去に伴う市長選が26日投開票され、無所属新人で前県議の花城大輔氏(53)=自民、公明推薦=が当選確実となった。「オール沖縄」勢力が推す前県議の仲村未央氏(52)=共産、立民、社民、沖縄社大推薦=は市政刷新を掲げたが、及ばなかった。 沖縄県内では19日に投開票された宮古島市長選で、前副市長の新人候補が県内11市で唯一のオール沖縄系の市長だった現職を破って初当選。オール沖縄系の市長がついにゼロとなっていた。 昨年6月の沖縄県議選では、辺野古移設に反対するオール沖縄勢力が大幅に議席を減らす一方、対抗する保守系勢力が16年ぶりに過半数を奪還しており、玉城知事の支持基盤が揺らいでいる。市長選でも連敗が続いており、オール沖縄の退潮傾向が加速している。 沖縄県
