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  • <正論>英霊と内閣総理大臣の職の重さ  日本大学教授・先崎彰容

    大学教授の先崎彰容氏自民党総裁選に関する議論が喧(かまびす)しい。もちろんその座が首相ポストに直結しているからだが、立候補を噂されている中には、お盆期間中、訪台した者も含まれている。超党派の議員メンバーがいわゆる「台湾有事」に備え、頼清徳総統らと意見を交わした。日程は今月12日から3日間、つまり79年前の終戦を想起させる。 国民の命を預かる意味かつてわが国は太平洋上に多くの兵士を派遣し、夥(おびただ)しい戦死者をだしたが、その多くが戦闘による死者ではなく、餓死者であったことは忘れられている。この事実が持つ意味は、政策の失敗が、来まったく不必要である死を生み出し、国民を塗炭の苦しみに突き落とすということである。だから「内閣総理大臣」の職責にあるということは、究極の政策決定、すなわち国民の命を預かり、また国家のために犠牲を強いる場合もあることを引き受けることを意味する。

    <正論>英霊と内閣総理大臣の職の重さ  日本大学教授・先崎彰容
  • <主張>立憲民主の代表選 現実的な安保政策を語れ 社説

    立憲民主党は任期満了に伴う代表選を9月7日告示、23日投開票の日程で行うことを決めた。 枝野幸男前代表が立候補する意向を表明したほか、泉健太代表は再選への意欲をにじませている。野田佳彦元首相の出馬を求める声もある。 自民党は派閥パーティー収入不記載事件に端を発した「政治とカネ」問題が響き、国民から厳しい目で見られている。それにもかかわらず立民に対する世論の期待は高まっていない。 原因の一つに、外交・安全保障政策で現実的な政策を示していないことがある。いまだに集団的自衛権の限定行使に反対し、反撃能力の保有には後ろ向きだ。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設工事にも反対している。 この政策のまま立民が政権を取れば日米同盟は空洞化する。日の平和と安全を確保することはできない。旧民主党政権では普天間移設を巡って迷走し、日米関係を弱体化させた。同じ過ちを繰り返すつもりか。 その一方

    <主張>立憲民主の代表選 現実的な安保政策を語れ 社説
  • 自民党総裁選は本命なき大混戦 河野氏近く表明、上川氏も決意 乱立で推薦人確保に課題も

    9月の自民党総裁選に意欲を示す次期首相候補らは盆明けの17日、全国で精力的に活動した。当面は立候補に必要な国会議員20人の推薦人集めが焦点となる。岸田文雄首相(党総裁)に近い林芳正官房長官(63)が新たに出馬の意向を固めるなど、10人前後の名前が挙がる命なき大混戦の様相を呈している。 小林鷹之前経済安全保障担当相(49)は17日、横田めぐみさんが北朝鮮に拉致された新潟市の現場周辺を視察後、記者団に「(拉致問題は)国家として取り組まなければならない最重要課題だ」と強調した。「保守のホープ」として中堅・若手を中心に期待が高まる小林氏は、19日に出馬表明会見を行う方向だ。 横田めぐみさんの拉致現場周辺を視察する自民党の小林鷹之前経済安全保障担当相(左から2人目)=17日午後、新潟市(今仲信博撮影)高市早苗経済安保担当相(63)は17日、地元の奈良市で講演。壇上には政治信条が近い安倍晋三元首相の

    自民党総裁選は本命なき大混戦 河野氏近く表明、上川氏も決意 乱立で推薦人確保に課題も
  • <主張>ウクライナの越境 優勢の確保へ支援強化を 社説

    ロシアの侵略を受けるウクライナが国境を越えて反撃作戦を展開し戦果をあげている。ウクライナ軍は6日に露西部クルスク州への作戦に乗り出し、東京都の面積の半分弱にあたる約1千平方キロを掌握した。 2022年2月にロシアウクライナへ全面侵攻して以降、ウクライナ軍による格的な越境作戦は初めてだ。昨年の大規模反攻では領土をほとんど奪還できなかったウクライナロシアの隙を突いた。 プーチン露大統領を撤兵交渉の席に着かせるには、ウクライナ軍が軍事的な優位を確保することが必要だ。米欧日をはじめとする国際社会はそのための支援を惜しむべきではない。 ウクライナのゼレンスキー大統領によれば今年6月以降、クルスク州からウクライナ北東部スムイ州への砲撃が約2100回あった。越境はそれを止めるための行動で、領土奪取が目的ではないと説明している。 ウクライナは東部ドネツク州で露軍の激しい攻勢にさらされてきた。越境作戦

    <主張>ウクライナの越境 優勢の確保へ支援強化を 社説
  • 主張 - 産経ニュース

    産経新聞社の社説である「主張」。憲法改正、靖国神社参拝、領土問題などについて、日の国益のもとにハッキリとした論説を展開しています。

    主張 - 産経ニュース
  • <主張>戦没者の遺骨 一柱でも多く帰国実現を 社説

    先の大戦の激戦地であり、約2600人の日軍将兵が戦死した北太平洋の米領アッツ島で、70年ぶりの遺骨収集に向けた現地調査が行われる。 国のために戦い、亡くなった方々の遺骨を収集して慰霊するのは国の責務だ。アッツ島をはじめ異郷の地には、戦後79年となる今も約112万柱の遺骨が取り残されている。 一日も早く、一柱でも多く帰還させるべく、政府は遺骨の収集事業に全力で取り組んでもらいたい。 アッツ島は昭和17年6月、日軍が米国の領土で初めて占領した島である。奪還を目指す米軍は18年5月、1万人以上の大部隊で上陸作戦を行った。日軍は17日間にわたり徹底抗戦し、米軍に多大な損害を与えたが玉砕した。 戦後の28年に約320柱の遺骨が収集され、日に帰還した。アッツ島で遺骨収集が行われたのはその1回だけだ。政府は平成19、20年に現地調査を行ったものの、その後に米国の沿岸警備隊が撤退して無人島になった

    <主張>戦没者の遺骨 一柱でも多く帰国実現を 社説
  • ヒトラーから山下奉文に独ソ戦への参戦要請 東条英機は一顧だにせず 

    ドイツ視察時に現地要人と握手する山下奉文陸軍中将(当時、手前右)=1941年1月、ベルリン(ゲッティ=共同) 日陸軍の山下奉文(ともゆき)中将率いる欧州視察団が、対米英開戦前夜の昭和16年にまとめた報告書からは、国家総力戦体制の構築や航空兵力が加わった近代戦の戦術をドイツから吸収、発展させようとした合理的側面が浮かび上がる。しかし戦時中の軍部や陸軍内の派閥対立が変革を阻み、多方面に弊害をもたらした。非常事態における組織運営をはじめ、現代に通じる教訓は少なくない。 「ドイツ軍に協力を希望」山下視察団が示した国防機構一元化などの改革案が実現しなかった背景には、陸軍の実力者だった山下と、東条英機陸相との反目があったともいわれる。陸軍には「自分に楯突く者を遠ざける」との東条評があった。 視察団の一員だった高山信武(しのぶ)陸軍少佐が著した『参謀部作戦課 作戦論争の実相と反省』(昭和53年、芙蓉

    ヒトラーから山下奉文に独ソ戦への参戦要請 東条英機は一顧だにせず 
  • <正論>この夏に思う 玉疵も瘤となりたるさくら哉 文芸批評家・新保祐司

    新保祐司氏毎年、8月15日の終戦の日になると思い出されることがある。かつて家の近所にあったきしめん屋の主人とのやりとりである。確かオリンピックかワールドカップかの国際的なスポーツ大会が開催中のことで、もう20年近くも前のことになると思うが、その場の記憶は鮮明である。 終戦の日に思う彼は、出征して戦場で戦った経験を持っていたが、戦後は長く東京で料理屋をやっていた。晩年になって、そちらをたたんで鎌倉に店を開いたのである。いろいろ苦労があったに違いないが、それが人格の中に溶け込んだような風情でいつも穏やかな表情をして笑顔のすてきな人だった。私は、よく昼に出かけたが、いつも世間話を楽しんだ。手打ちのきしめんには、職人の魂が打ち込まれたようで、心してするのを礼儀のように思っていた。

    <正論>この夏に思う 玉疵も瘤となりたるさくら哉 文芸批評家・新保祐司
  • <主張>岸田氏が不出馬へ 総裁選で信頼回復を図れ 首相は外交安保で業績挙げた 社説

    岸田文雄首相が9月の自民党総裁選への不出馬を表明した。令和3年10月の内閣発足からおよそ3年で退陣となる。 安倍派を中心とする自民派閥パーティー収入不記載事件に端を発した「政治とカネ」の問題などで岸田政権と自民は支持率低迷に喘(あえ)いでいた。国民の信頼が失われたままではさまざまな政策を進めることは難しく、国政選挙で勝利することもおぼつかない。不出馬の表明は当然だろう。 岸田首相は会見で「自民が変わることを示す最も分かりやすい最初の一歩は、私が身を引くことだ」と語った。 責任取らず求心力失う政治とカネの問題をめぐり、他派の議員を処分したが、岸田派の問題への責任を取らなかったこともあり、世論の支持を失い、党内の求心力もなくなっていった。もっと早く責任の取り方を明確にすればよかった。 一方で、岸田首相には評価できる点もある。 それは、日の平和と安全、繁栄の基盤となる外交・安全保障政策を誤らず

    <主張>岸田氏が不出馬へ 総裁選で信頼回復を図れ 首相は外交安保で業績挙げた 社説
  • 全ての御霊安らかなれ 靖国神社参拝は戦没者との約束だ 論説委員長 榊原智  終戦の日に

    終戦の日を翌日に控え、靖国神社は大勢の参拝客で混雑していた=14日午後、東京都千代田区(桐原正道撮影) 79回目の終戦の日を迎えた。日は、大東亜戦争と呼称した先の大戦で、陸海軍人、民間人合わせて310万人の同胞を喪(うしな)った。全ての御霊(みたま)安らかなれと心からの祈りを捧(ささ)げたい。 昭和天皇の玉音(ぎょくおん)放送を拝聴し終戦を知った国民は齢(よわい)を重ね、ごく少数になっている。そうであっても、日史上、最大の悲劇だ。あの戦争を語り継ぎ、鎮魂と平和の祈りを重ねたい。 戦没者(英霊)は日や故郷、愛する人たちを守ろうと出征した。子を儲(もう)けずに逝った若者も多かった。 頭を垂れた安倍元首相尊い命を捧げた英霊にとって靖国神社に永く祀(まつ)られることは自明で、いわば日の国との約束だった。これは極めて大切な話だ。 だからこそ靖国神社が戦没者追悼の中心であり続けるべきなのである

    全ての御霊安らかなれ 靖国神社参拝は戦没者との約束だ 論説委員長 榊原智  終戦の日に
  • 原爆資料館に外国人の長い列 また敗戦の日が巡りくる  裏千家前家元・千玄室

    裏千家前家元・千玄室氏今年も8月15日が巡ってくる。終戦記念日といわれる日であるが、私にとってはいまなお敗戦記念日である。実際、サンフランシスコにおいて1951(昭和26)年9月8日にやっと日の平和条約が締結されるまで、日に終戦は来ていなかったのである。 終戦から79年、もはや歴史上の史実との認識しか持たぬ若者が多くなった。 アメリカで高校生に質問すると、広島や長崎に原爆を投下したことによって早く戦争が終わった、との答えが返ってくることが多い。高校生に限らず大人でも、いまだにそう公言するのには驚くしかない。 戦争体験者は戦地での体験を家族にさえ多くを語ろうとしてこなかったが、昭和、平成、令和と年号が変わり、歳(とし)を重ねるとともに戦争の記憶が薄れていくことを危惧して重い口を開き始めた。私自身も70歳近くになったころ、戦死していった仲間のことを伝えなくてはと思うようになった。 しかし、

    原爆資料館に外国人の長い列 また敗戦の日が巡りくる  裏千家前家元・千玄室
  • 戦争原因は「時代の指導者の不遜な思い」 79年前の広島で被爆体験した88歳女性が平和訴え 東大阪

    79年前の広島市で原爆被害に遭った大阪東大阪市の藤勝子さん(88)が、同市役所で市民らを前に「原爆体験のおはなし」と題した講演を行った。戦争で人間が「怖いことが怖くなくなるのはすごく怖い」と語り、21世紀の現在も世界各地で戦争が起きる原因は「時代の指導者の不遜な思いからではないか。いけないことだと心で念じ、子供たちが平和な時代を過ごせるように切に祈る」と強調した。 こうした講演は、東大阪市の平和事業の一環。藤さんは国民学校初等科4年(現在の小学4年)だった昭和20年8月6日朝、疎開先から一時的に帰省していた広島市の実家で被爆した。米爆撃機B29が飛行する音が聞こえ、家から外の様子を見ると「ピカーッと異様な光」を感じ、同時に爆風で家が崩れた。 実家は爆心地から約1・3㌔と近い。下敷きになった藤さんは「『助けて』と言っても誰も助けてくれない」との混乱ぶりで、空が見えた隙間から「体が血だ

    戦争原因は「時代の指導者の不遜な思い」 79年前の広島で被爆体験した88歳女性が平和訴え 東大阪
  • インドのモディ政権3・0はどうなる 過信で与党単独過半数割れ、外交で米国を怒らせず インド太平洋考

    7月29日、東京都内の日記者クラブで記者会見するインドのジャイシャンカル外相(岩田智雄撮影)インドのモディ政権は3期目に入った。先の総選挙では、与党が下院の単独過半数を確保できず、基盤は強固ではない。支持後退の理由は何か。また、モディ首相はロシアを訪問し、日米、オーストラリアとの協力枠組み「クアッド」外相会合のためジャイシャンカル外相を日に派遣するなど「3・0外交」を始動させた。今後、どのような政策を取るのか。専門家の分析をもとに考えてみた。 ヒンディーベルトで敗北6月開票のインド総選挙は、与党インド人民党(BJP)が第1党となり3連勝だった。しかし、下院543議席中、獲得できたのは240議席。過去の単独過半数とは異なり、党勢は弱まった。政権運営で地域政党の協力が必要になる。

    インドのモディ政権3・0はどうなる 過信で与党単独過半数割れ、外交で米国を怒らせず インド太平洋考
  • 台湾が警戒する海上封鎖 台湾・中国時報「520開局大挑戦」 有事を読み解く⑮

    台湾有事の当事者である台湾では、有事に関するシミュレーションの結果が公表されることは少ない。中国から日常的に脅威を受ける中、社会や政治に及ぼす影響が大きいためとみられる。その中で台湾大手紙、中国時報は頼清徳政権の発足を受け、5月30日に中国が今後取り得る威圧的行動に関するシミュレーションを行った。各国の台湾向け商船に中国土への寄港を義務付け、事実上の海上封鎖を実施した場合の対応を検討した。 シミュレーション「520開局大挑戦」は各分野の専門家10人が赤組(中国)と青組(台湾)に分かれ、5月20日の頼政権発足以降、中国側が主に11月の米大統領選前後までに実施する可能性がある選択肢を座談会方式で検証した。 シミュレーションを実施した中国時報は中国寄りの論調で知られ、与党・民主進歩党とは距離がある。ただ、シミュレーションには淡江大の黄介正教授が理事長を務める中華戦略・兵棋研究協会が協力した。淡

    台湾が警戒する海上封鎖 台湾・中国時報「520開局大挑戦」 有事を読み解く⑮
  • 拉致問題解決へ「感情」に直接訴え 北朝鮮住民を味方にできるかが「心理戦」のカギ

    南北軍事境界線付近での訓練で、宣伝放送のために設置された拡声器を扱う韓国軍兵士たち。韓国国防省が6月9日公開、提供した(ロイター)日の拉致被害者支援団体「特定失踪者問題調査会」が北朝鮮国内に動画を送り込もうとしている映画「めぐみへの誓い」は、横田めぐみさん(59)=拉致当時(13)=と家族の絆を切々と描き出している。産経新聞などと対談した韓国の康仁徳(カン・インドク)元統一相が対北情報戦で最も重要と指摘する「北朝鮮住民の感情に直接訴えかける」映像といえる。動画の送り込みが成功すれば、拉致問題で北朝鮮住民を味方につける新たな展開も期待できる。 「北朝鮮に住んでいる人たちも人間だ。人間的な感情に訴えかけることが一番重要だ」。康氏は「心理戦」と呼ばれる対北宣伝戦略の要点についてこう指摘した。 康氏が、南北軍事境界線付近で約6年ぶりに再開された拡声器による対北宣伝放送でめぐみさんの母親のメッセー

    拉致問題解決へ「感情」に直接訴え 北朝鮮住民を味方にできるかが「心理戦」のカギ
  • <正論>この夏に思う 死者への「負い目」に身をただす  社会学者、京都大学名誉教授 竹内洋

    竹内洋氏大学4回生のとき、資格取得の単位のために他学部の授業を受講した。講義の内容よりも先生の穏やかで、ほっとするような人柄にひかれて出席していた。時々、先生は雑談を挟んだ。ある日、兵隊で戦地にいたころの話をされた。敵機の来襲とあわてふためいて仲間と逃げ回ったが、実は…というような笑い話めいたものだった。最後にぽつりと先生は言った。 「今でも、あのとき同じ班にいて死んだ仲間がときどき夢にでてくるんだ。そのたびに身をただすような気持ちになる。これでいいのかと言われているようでね」 吉田満『戦艦大和ノ最期』

    <正論>この夏に思う 死者への「負い目」に身をただす  社会学者、京都大学名誉教授 竹内洋
  • メダルランク首位は米国、2位中国、日本は「東京」に続き3位 メダル獲得国は2減り91に

    11日に閉幕したパリ五輪は最終日まで日選手団のメダルラッシュが続いた。日が獲得した金メダル20個は海外開催の五輪で最多を記録し、メダルランキングで自国開催の前回東京大会に続いて世界3位につけた。メダル総数45個も最多だった。今大会では近代五種や高飛び込みなど日勢初のメダルも多く、一過性に終わらせることなく、今後につなげたい。 メダルランキング首位は米国で、金メダルは40個。東京大会で3大会ぶりに40台を切る39個だったが、再び大台に乗せて4大会連続で首位を守った。2位は中国で、金メダル数では米国と並んだが、総数などで下回った。中国は東京大会で2016年リオデジャネイロ大会よりも12個増やして38個を獲得し、今大会でさらに1つ積み増し、改めて「スポーツ大国」ぶりを見せつけた。 米国は前回金メダル7個と振るわなかった陸上が14個を獲得して復活を印象付けたほか、バスケットボール男女で連覇を

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  • 玉城デニー派は総崩れ…「オール沖縄」大敗 那覇支局長・大竹直樹 - 月刊正論オンライン

    夕刊フジ写真 沖縄県議選の結果を受け、記者団の取材に応じる玉城デニー知事=17日午前0時35分、那覇市(大竹直樹撮影) 県政を揺るがす「地殻変動」だ―。 六月十六日に投開票された沖縄県議選(定数四十八)の結果を評し、ある自民党沖縄県連関係者はこうつぶやいた。 今回の選挙で、玉城デニー知事を支持する共産、立憲民主両党などの県政与党は過半数を割り込む二十議席(改選前二十四議席)にとどまり、自民党など不支持派が二十八議席(同二十四議席)と躍進した。派閥政治資金パーティー収入不記載事件の影響をはじめ、政権与党である自民、公明両党に逆風が吹く中、公認候補全員が当選。一方で、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対を打ち出した故・翁長雄志前知事の下に結集し、後継の玉城氏も支えていた「オール沖縄」勢力は、翁長氏が県知事に初当選した平成二十六年以来、県議会での過半数を初めて失った。 「私

    玉城デニー派は総崩れ…「オール沖縄」大敗 那覇支局長・大竹直樹 - 月刊正論オンライン
  • 原爆慰霊式を政治化するな 長崎市のイスラエル招待撤回は犠牲者に対する冒瀆 宮家邦彦 宮家邦彦のWorld Watch

    フランスの首都パリにあるバスチーユ広場で行われた反ユダヤ主義への抗議運動。差別には非難の声が上がる=6月20日(ロイター)この原稿は8月6日午前、広島のホテルで書いている。市内では「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)が平穏かつ円滑に行われた。高校生だった筆者が初めて広島平和記念公園の原爆ドーム前に立った時、稲に打たれたような衝撃を受けた。その感覚は長崎の平和公園でも変わらなかった。1945(昭和20)年に広島と長崎でかくも多くの一般市民が犠牲になった。筆者にとって、毎年8月に開かれる式典は若き日のあの衝撃を思い返す荘厳、神聖かつ厳粛な場である。それに今回泥を塗ったのが他ならぬ長崎市である。 政治的判断広島市は6日の式典に例年通りイスラエル大使を招待したが、パレスチナは招待していない。当然だろう、パレスチナは国家ではないからだ。ところが、長崎市はイスラエル招待を最終的に、事実上

    原爆慰霊式を政治化するな 長崎市のイスラエル招待撤回は犠牲者に対する冒瀆 宮家邦彦 宮家邦彦のWorld Watch
    kanoetatsu
    kanoetatsu 2024/08/11
    宮家邦彦先生、流石!
  • 台湾初の「中国侵攻」ドラマ、議論沸騰 プロデューサー「事態は切迫」高橋一生さんも出演

    取材に応じる台湾テレビドラマ「零日攻撃」のプロデューサー兼脚統括、鄭心媚氏=8日、台北市(西見由章撮影)【台北=西見由章】台湾で初めて中国による浸透工作と武力侵攻を扱ったテレビドラマ「零日攻撃(ゼロ・デイ)」が、高橋一生さんら日や香港の俳優も参加して制作中だ。中国メディアは「若者を扇動し台湾独立のために戦わせようとしている」などと反発。台湾でも論争が起きている。話題作の狙いをプロデューサー兼脚統括の鄭心媚(てい・しんび)氏(48)に聞いた。 7月23日、零日攻撃の17分間の予告編が動画サイトに公開された。中国軍が台湾沖で消息を絶った対潜哨戒機の捜索を理由に、台湾を海上封鎖。さらに台湾側に降伏を迫り、パニックに陥った台湾中国との内通者が内乱を起こす-という設定だ。予告編の再生数は150万回を超えた。

    台湾初の「中国侵攻」ドラマ、議論沸騰 プロデューサー「事態は切迫」高橋一生さんも出演