アルファベット編 まずアルファベットのキー配列について説明しましょう。パソコンのアルファベットのキー配列は、タイプライターという機械が元になっています。英文タイプライターを作ったのは、アメリカのChristopher Latham Sholesという人で、1870年の時点ではABC順を少し改良したキー配列だったと考えられます。前半のABCDEFGHIJKLMを左から右に、後半のNOPQRSTUVWXYZを右から左に並べて、そこからAEIOUYの母音を上の段に取りだしたのが、このキー配列です。この時点のタイプライターは、大文字と数字と4種類の記号が打てるものでした。キーの数は38個でした(図1参照)。 図1: 1870年9月時点のキー配列(推定) Sholesの後ろ盾だったJames Densmoreは、このタイプライターを、シカゴのEdward Payson Porterが経営する電信学校
日常的に言及される際は「東部流通団地」と呼ばれて*1「業務」は省かれる。 記念碑の刻字の中の「務」は要素の配置が通常とはやや異なって、「力」が下半分を占める。「努」と似た字に見えてくる。 関連 文字抜粋「峯」http://d.hatena.ne.jp/kanototori/20071007/1191768482 *1:コンビニの店名など
古代トルコ文字の碑文出土=モンゴル東部の遺跡-阪大など調査 モンゴル東部の遺跡から出土した、古代トルコ文字(突厥=とっけつ=文字)が刻まれた大型石碑(モンゴル科学アカデミー歴史・考古学研究所提供) 大阪大の大沢孝教授は8日、モンゴル東部の「ドンゴイン・シレー碑文遺跡」で、古代トルコ文字(突厥=とっけつ=文字)が彫られた大型石碑14本が出土したと発表した。モンゴルの科学アカデミー歴史・考古学研究所との共同調査で、これまでに見つかった突厥碑文で最大級という。 遺跡は6~8世紀に存在したトルコ系遊牧民の国「突厥」の王侯の墓か、祭祀(さいし)を行った場所とみられ、石碑のうち少なくとも12本は中央部のひつぎを入れる「石槨(せっかく)」を取り巻くように立っていた。 石碑は全長4~6メートルほどで、花こう岩に彫られた碑文が読み取れるほか、「タムガ」と呼ばれる部族の印章も計100個以上刻まれている。大沢教
「隧道」も「トンネル」も意味は同じで、使われた時期の違いからなんとなくのイメージの違いが持たれている*1。 狩留賀町は「隧道」の名が目立つ二つのトンネルに挟まれた位置にあり、実際に「すいどう」と読むか「ずいどう」と読んでいるのかはさておき、「隧」の字に馴染んでいるのかもしれない。 猪山隧道の南口にある猪山隧道バス停は、呉市営バスの天応・川尻間の路線バスが通る。にしき堂の看板が目印。 [rakuten:hiroshima100sen:10000587:detail] 現場の表示*2は「猪山遂道」になっている。呉市営バスの路線図などでは「隧道」。「すいどう」の読みから「遂道」の誤字になったと考えたいところだけれども、バス停の作り方にもよりますか。 *1:原田一男『トンネルの話』2003 *2:平成21年に見たもの
山梨県甲州市塩山下於曽(えんざんしもおぞ)の平安時代の「ケカチ遺跡」の居館跡から、和歌を刻んだ10世紀半ばの土器が見つかった。甲州市と市教委が25日、発表した。土器を調べた県立博物館の平川南館長(日本古代史)は「この時期のひらがなのみで書かれた和歌1首が出土資料として発見された例はなく、中央から地方へのひらがなの伝播(でんぱ)を知る上で極めて重要だ」と話している。 発表によると、甲斐型土器と呼ばれる素焼きの土師器(はじき)の皿(直径約12センチ)の内面に、1文字の欠損部分を含め31文字が5行にわたって刻まれている。生乾きの状態で竹べらの先端を用いて彫り、その後焼成されたとみられる。すずりや鉄製のおもりなどとともに出土した。 和歌は、一例として「我(われ)により 思ひ繰(くく)らむ 絓糸(しけいと)の 逢(あ)はずやみなば 更(ふ)くるばかりぞ」と読めるという。万葉集や古今和歌集などに見られ
広島市中区「八丁堀」バス停。ローマ字表記の配置は「Hat」「cho」「bori」で分割。当然といえば当然の分けかた。 区切りかたよりはむしろローマ字表記が幾通りかあって。 正式な表記についてはこちら、 東京メトロ銀座線に乗車し、社内の路線案内を見て駅名のローマ字表記について疑問... - Yahoo!知恵袋 で確認しつつ。 見た目にしっくりくる綴りと、キーボードで入力しやすい綴りとは食い違う 成分無調整牛乳: つづりに対するこだわり ので、検索*1してみると何種類かの組み合せの実例が見える。揺れるだろう要素は四つ。 検索文字列 促音 拗音 長音 ラ行音 含むページ 含むurl hattyobori tt yo o r 43 8 hattyoubori tt yo ou r 688 248 hattyoboli tt yo o l 0 0 hattyouboli tt yo ou l 0 0
なお、上記の表のデータに、都道府県コードやローマ字表記などを加えたCSVをGitHubに挙げてあるので、必要な人は適宜活用していただければと思う。 https://github.com/fnshr/r-vis-tips/blob/master/pref-names.csv 方針 基本的には、以下の方針で都道府県名を表す1文字を決めた。 1文字で表すときの慣用があるものはそれに従う。 例えば、大阪府は「来阪」のように「阪」で表す慣用があるので「阪」とした。 例えば、山梨県・長野県は旧国名を使って「甲信」と言うことがあるので、それぞれ「甲」・「信」とした。 都道府県名の先頭の1文字を使って紛らわしくない場合は、それを使う。 例えば、香川県の「香」や岐阜県の「岐」といったものである。 しかし、福岡県と福島県、愛知県と愛媛県のように先頭の1文字が同じになることもあるので、そういった場合は先頭の1文
一昨日の日記と昨日の日記の読者から、イロハ順を高速で検索する技を2種類ほど御教示いただいた。他の読者の役に立つとは思えないのだが、とりあえず公開する。 1つは『仮名手本忠臣蔵』をまねて、イロハニホヘト、チリヌルヲワカ、ヨタレソツネナ、ラムウヰノオク、ヤマケフコエテ、アサキユメミシ、ヱヒモセスと7字ずつ区切って覚える技である。これに加え、末字のトカナクテシス(咎無くて死す)を覚えておけば、どの文字も2ホップでアクセス可能になる。たとえばコウノタロウ君の「コ」であれば、ヤマケフコエテに入っているので、トカナクテシスの「テ」から2字戻ることになる。 もう1つの技は、もう少し機械的で、イロハニ、ホヘトチ、リヌルヲ、ワカヨタ、レソツネ、ナラムウ、ヰノオク、ヤマケフ、コエテア、サキユメ、ミシヱヒ、モセスンと4字ずつ区切って覚える。さらに各2字目のロヘヌカ、ソラノマ、エキシセも覚える。こうすれば、たとえ
先の地図の三つの河川。可愛川の支流「多治比*1川」に注ぐ「後相合*2川」は「山部*3川」と合流したもの。 前項で辿ったように、山部川方面は山部村で、遡ると印内峠を抜けるが、後相合川の源流まで辿ってもその先も相合村。風越山はまだ北にある。そういう後背地を成す地形なので「後○○」。 同様の地名では、『角川地名大辞典34』の「小字一覧」で高田郡をみるだけでも8例。 吉田町相合後呂ヶ谷*4 *5 高宮町来女木後谷*6 白木町三田後畑*7 白木町三田後安田山*8 白木町志路後迫*9 甲田町浅塚後平*10 甲田町上甲立後平*11 甲田町下小原後林*12 「後」を「うしろ」と読んでもらう為に送り仮名「ろ」を付すことがある。「後呂ヶ谷」のように。 片仮名「ロ」を付けて検索するとgoogle:"後ロ山"、山形県酒田市の大蕨字後ロ山などが出てくる。 一方、漢字の「口」を付けるとgoogle:"後口山"、「うし
『角川日本地名大辞典34』では、前項で挙げた「虹山」の直前に書かれている。 にしやま 螺山<安佐北区> 広島市北郊、安佐北区可部町勝木にある独立峰。標高475m。山は古生層からなり巨石が多く、頂上からは可部町地区一帯や特に南を曲流しながら流れる太田川の眺望が良い。北麓の大毛寺は花崗岩になっていて緩斜面の発達が良く、大規模な住宅団地が広がっている。 前々項に使った『国郡志御用につき下調べ書出帳』では「西山」と書かれる。語源は「可部の西に見える山」でよさそうだ。 では、同様に「螺山」の表記を持つ地名はないものかと、google:"螺山" -"可部"で検索してみる。 同じ「にしやま」の読みは愛媛県砥部の「辛螺山」が見えるくらいで、ほとんど「螺」は別の読みで使われている。 多くは「○螺山」のかたちで「ラ」の音読みとなる。佐賀の「青螺山」や中国の地名(「螺山」「紅螺山」)などがある。訓読みでは兼六園
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