安倍晋三首相は9日、自身のフェイスブックで、首相官邸などで立ち止まって記者団の質問に答える「ぶら下がり取材」に応じない考えを示した。 理由について「世界でこのような対応をしている国はない」としたうえで、「首脳の発言は重く、国益への影響も考えれば熟慮したものでなければならないし、コメントすべきでないこともある」と記した。 また、首相インタビューについても「希望社ごとに日程を調整する。その方が私の考えをじっくり伝えることができるし、感性を伝えられる」とした。NHKと民放で交互にしたり、新聞のグループごとに応じたりした首相インタビューの方式を見直す考えだ。