近年アメリカでは、「小さな家で無駄なく豊かに暮らす」新たなライフスタイルが流行。トレーラーハウスやタイニーハウスで、自分らしく生活する文化に注目が集まっています。この流れは今後、「世界的ムーブメントになる」と予測するライターAndrew Martin氏。「Collective-Evolution」より、氏の長〜い考察を全文紹介していきます。 19世紀初頭に思想家、博物学者として活躍したヘンリー・デイヴィッド・ソローは、1854年に『Walden(森の生活)』を刊行した作家としても知られている。彼は、現代のスモールハウス・ムーブメントの先駆けとなった人物と言えるのではないだろうか? ソロー自身は、米マサチューセッツ州ウォールデン湖近くの小さな英国式コテージ(約3m×4.5m)に住んでいた。彼はこの狭小のコテージで2年以上過ごし、人生について熟慮し、それまでの従来の生活スタイルを大きく見直す日
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