◆「通勤先で借りたい」要望で 横浜市は3月から、川崎、大和、藤沢、鎌倉の4市との間で図書館の本の相互貸し出しサービスを始める。5市の蔵書は計約800万冊に上り、横浜市民は借りられる本が倍増。4市の市民も全国トップクラスの蔵書数を誇る横浜市の図書館を利用できるようになる。(戸田貴也、田上拓明) 横浜市が4市と協定を結ぶことで実現した。4市には古都・鎌倉に関する豊富な郷土資料をそろえる鎌倉市中央図書館など計27の図書施設があり、蔵書数は計約400万冊に上る。 4市の市民にとっても、県内最多の蔵書数(約170万冊)を誇る横浜市中央図書館などの利用が可能になる。同図書館は横浜ゆかりの小説家・大佛次郎の書籍や、横浜開港以降の歴史書などが充実している。 相互利用を始めるのは、通勤・通学先にある図書館でも本を借りたいという利用者の要望が高まったためだ。すでに横浜市民への図書貸し出しを行っている川崎市では
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