アメリカとオーストラリアの物理学者らからなる研究チームはこの度、「特殊相対性理論」を破って光よりも速いスピードで進むことができる粒子があるかどうかを理論的に計算し、これまでにない精度で検証。結果、またしてもアインシュタインに軍配があがることととなった。成果はPhysical Review Lettersに掲載されている。 チームは今後、実験の精度を更に向上させてゆき、特殊相対性理論によって定められている限界を押し上げる旨を表明している。 ゆくゆくは、今日の物理にすっかり君臨している「相対論」や「標準模型」のほころびを繕う上で一助となり得るような成果が得られるようになるかもしれないという。 「一介の物理学者として、宇宙の仕組みについて理解を深めたいと思っています」と語るのは、カリフォルニア大学バークレー校でポスドク研究員として研究に携わっているMichael Hohensee氏だ。氏は次のよ
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