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ブックマーク / blog.livedoor.jp/dogon23 (3)

  • 世界を「場 (fields)」という観点で眺めてみる : 海外からの最新科学ニュース

    専門家が、素粒子物理について一般向けの話をするとき、物質を構成する最小の単位についての話になる。 つまり、細胞や分子をどんどん分割して小さくしてゆくと、クォークや電子など、これ以上は分割することのできない粒子にまで行き着く、という具合に。 もちろん、この説明だって一つのものの見方ではある。 しかし、この度フェルミ研究所でレクチャーを行った、カリフォルニア工科大学の理論物理学者Sean Carroll氏によれば、この説明はあまり「実際のありかた」を反映したものではないという。 「実際に起こっていることを理解するためには、『粒子という考え』を少しばかり諦めなくてはいけない」とCarroll氏は、6月に催されたレクチャーで聴衆に語っている。 その代わりに、世界を「場 (fields)」という観点で眺めてみるのだ。 私たちはもとより、ある種の「場」には馴染みがある。 例えば、「磁場」。2個の磁石を

    世界を「場 (fields)」という観点で眺めてみる : 海外からの最新科学ニュース
    little_elephant
    little_elephant 2013/08/03
    “片方の場がもつエネルギーと励起が、もう片方へと移送されるのだ。これにより、新たな粒子が出現するように見える”←ヒッグス粒子の発見も、ヒッグス場の存在を証明したと言った方が、僕はしっくり来る。
  • またもやアインシュタインに軍配 -「相対論」を検証 : 海外からの最新科学ニュース

    アメリカとオーストラリアの物理学者らからなる研究チームはこの度、「特殊相対性理論」を破って光よりも速いスピードで進むことができる粒子があるかどうかを理論的に計算し、これまでにない精度で検証。結果、またしてもアインシュタインに軍配があがることととなった。成果はPhysical Review Lettersに掲載されている。 チームは今後、実験の精度を更に向上させてゆき、特殊相対性理論によって定められている限界を押し上げる旨を表明している。 ゆくゆくは、今日の物理にすっかり君臨している「相対論」や「標準模型」のほころびを繕う上で一助となり得るような成果が得られるようになるかもしれないという。 「一介の物理学者として、宇宙の仕組みについて理解を深めたいと思っています」と語るのは、カリフォルニア大学バークレー校でポスドク研究員として研究に携わっているMichael Hohensee氏だ。氏は次のよ

    またもやアインシュタインに軍配 -「相対論」を検証 : 海外からの最新科学ニュース
    little_elephant
    little_elephant 2013/07/30
    “「ジスプロシウム」という、特殊な電子構造をもつ元素の同位体を2個用[…]電子の速度を変化させるのに必要となるエネルギーを測定。”;凄く物理っぽい話。物理と化学はこのスケールの主役だけど、性格は違うなあと
  • およそ500個の光子によって占められている2本の光ファイバーを「量子もつれ」の状態に - スイス研究 : 海外からの最新科学ニュース

    スイスのNicolas Gisin教授率いる研究チームはこの度、およそ500個の光子によって占められている2の光ファイバーを「量子もつれ」の状態に置かせることに成功したと発表。成果はNature Physicsに掲載されている。 量子力学はミクロの世界に関わる研究分野だが、スイスのUniversity of Geneva (UNIGE)の研究チームは長年にわたって、量子力学的な性質をよりマクロのスケールで観測しようと試みてきている。 例えば2011年の1月に、チームは結晶を量子もつれ (絡み合い)の状態に置かせることに成功している。 しかし、1個の光子で占められる光ファイバーで行われたようなこれまでの実験とは異なり、今回達成された新たな偉業によって、「量子的な性質はマクロレベルでも生き残ることができるのか」という根的な疑問に解答が与えられはじめている。 ▲ 「量子もつれ」はマクロの領域

    およそ500個の光子によって占められている2本の光ファイバーを「量子もつれ」の状態に - スイス研究 : 海外からの最新科学ニュース
    little_elephant
    little_elephant 2013/07/30
    「量子的な性質はマクロレベルでも生き残ることができるのか」;未来の世界では、“量子もつれ”がどんな風に応用されるのか胸が膨らみます。まずは量子コンピュータでしょうね。
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