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2013年1月10日のブックマーク (2件)

  • ソフトマター物理への招待

    まずは身の回りを見てみよう。あなたがのぞいているディスプレーは(まだブラウン管を使っているのでなければ)液晶が配列して文字や絵を表示しているし、叩いているキーボードのキートップはプラスチックでできている。コンピューターの筐体もプラスチックの場合も多いだろう。手元にあるのはガラスのジョッキに注がれて泡が盛り上がっているビールだろうか?それともコーヒーやお茶だろうか?コーヒーだったらミルクを入れているかもしれない。いずれにせよ飲み終わったら台所に持って行って、洗剤で良く洗うことであろう。手が荒れないようにするためには、ゴム手袋をした方が良いだろう。 上に書いたのはほんのちょっとした例である。下線を付けた部分が、ここで説明しようとしている「ソフトマター」と言われる物質系の一例なのだ。世の中、家や橋や道路などのしっかりした構造物を作るには、金属やセラミックス等の「ハードマター」を利用した方が良いの

    little_elephant
    little_elephant 2013/01/10
    物質が固いか柔らかいか→物質の力学的応答を見る。固い→微小変形→線形近似(微小振動)、柔らかい→大きく変形→非線形応答。; また、ソフトマターはヘテロな(一様でない)物質系で中間スケールの構造を持つ
  • 間接遷移について

    必要なエネルギーを供給してやれば、伝導体の同じKのところに、 フォノンの吸収なしで垂直遷移しますが、それは間接遷移とは呼びません。 直接遷移です。定義を確認しましょう。 直接遷移:フォトンを吸収して伝導帯まで励起。 間接遷移:フォトンを吸収、さらにフォノンを吸収または生成して伝導帯に励起。 ついでに、こっちも確認した方が良いかもしれません。 直接ギャップ型半導体: 伝導帯の底の真下に、価電子帯のテッペンがある。 遷移に必要なギリギリのエネルギーを与えると、直接遷移が起こる。 間接ギャップ型半導体:伝導帯の底と価電子帯のテッペンがΔKだけずれてる。 遷移に必要なギリギリのエネルギーを与えると、間接遷移が起こる。 おそらく質問者さまもそうだと邪推するのですが、間接ギャップ型半導体の 説明図を見て「この種類の半導体では、必ず間接遷移が起きるのかな」 という誤解をしてしまう人は多いらしく、手持ちの

    間接遷移について
    little_elephant
    little_elephant 2013/01/10
    光子の運動量h/λ、音子のエネルギーhΩは小。常温だと音子を吸収してEg-hΩの光子で励起可。絶対零度だと、Eg+hΩの光子が必要で、励起した後は、できるだけ高エントロピーな状態を目指して、音子を放出。