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ブックマーク / hr-inoue.net (2)

  • 雑科学ノート - 誘電体の話(その1) -

    世の中の物を2つに分ける分け方にもいろいろありますが、「電気を通すか通さないか」という観点もその一つでしょう。「半導体の扱いをどうするか(半導体の話参照)」とか、「ものすごい高電圧をかけたらどうなるか(静電気の話参照)」といったややこしい話は抜きにして、普通の条件で電気を通す物は「導体」、通さない物は「絶縁体」と呼ばれます(ただし直流での話で、後で出て来ますが、交流の場合は状況が変わります)。「導体」に属するのは言うまでもなく金属やグラファイトですし、「絶縁体」に属するのは、木や紙、ガラス、レンガや陶磁器などのセラミックス、プラスティックなどです。空気などの気体や、何も溶けていない水などの液体も、普通は絶縁体ですから、種類から言えば圧倒的に絶縁体の方が多そうです。それでは、これらの絶縁体は電圧をかけても全く何の変化も起こさないのでしょうか。実はそうではありません。物を作っているのは原子や分

    little_elephant
    little_elephant 2013/04/30
    誘電分散の周辺では、電場の向きの変化に分極が追いつけなくなり、瞬間的に電場と分極の向きが互い違いになる。エネルギーは熱になる。更に高周波では分極できない。水が氷になると、分極できなくなるのが早くなる。
  • 雑科学ノート - 微細加工の話 -

    最近、新聞などで「ナノテク」という言葉を目にしない日はほとんどありません。現実にはナノメーター(nm = 10-9m)までは行かないマイクロメーター(μm = 10-6m)レベルのものもありますが、とにかく小さい物を扱う技術は花盛りです。かつて「大きいことはいいことだ」というフレーズが流行ったことがありましたが、小さいことの利点もいろいろあります。部品が小さくなれば、それを使った機械装置も小さく、持ち運びに便利になりますし、逆に全体の大きさが同じならば、小さいほど多くの部品が詰め込めて高機能になります。典型的なのがLSIやそれを活用したコンピューターですね。細い配管の中や、場合によっては人間の体の中で活動するロボットなども、「小ささ」の「大きな価値」の一つでしょう。また、単に物理的な大きさの問題だけでなく、小さくすることによって新しい機能が発生することもあります。先のLSIの例では、小さく

    little_elephant
    little_elephant 2013/03/23
    極端の紫外線だと波長はオリゴマーのサイズぐらいに小さくなるのかな? それより短いと何でも壊すようになるから、レジストの感光性よりも、マスクの質量みたいな物理的性質が重要になる感じ。やっぱ紫外線は化学線
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