
IT業界のトレンドが将来のIT部門にどのような変化をもたらすのか、その時にIT部門はどうあるべきか――米Gartnerが最新の見解を明らかにしている。 米Gartnerによる年次カンファレンス「Gartner Symposium/ITxpo 2012」が10月3~5日、都内で開催されている。同社リサーチ部門最高責任者でシニアバイスプレジデントのピーター・ソンダーガード氏、リサーチバイスプレジデント兼フェローのデイヴィッド・カーリー氏が会見し、IT業界のトレンドや数年先に予測される業界の変化などについて、同社の見解を説明した。 IT部門の予算が減っていく ソンダーガード氏は、IT業界の最新トレンドについて「ソーシャル」「モバイル」「クラウド」「情報」の4つのキーワードで表現される潮流が結び付き、伝統的なITの世界を“破壊する”可能性を秘めた大きな潮流を生み出すとした。同社によれば、これらの潮
ヤフーがどのようにFlickrをダメにしたのか? スタートアップが大企業に買収されるということ 2012.06.14 11:3010,247 そうこ ウェブのスタートアップは2つのものでできている、人とコードだ。コードを書く人と、人々を豊かにするコード。コードは詩のようだ。決められたいくつかの条件を満たしながら、殻をやぶりつつ芸実的な表現をする。コードは、何かを起こすことができる芸術だ。純粋にアイディアから生まれる、全く新しい何かの集まり、それがコードだ。 これは、そんな素晴らしいアイディアの話。今までに誰も経験したことがなかった、今日のインターネットの形を変えた瞬間の話。これは、Flickrの話。いかにしてヤフーがFlickrを買収しダメにし、検索機能もろともめちゃくちゃにしてしまったか、これはそんな話である。 Flickrのキャッチコピーを覚えているだろうか? 「almost cert
HTML5を使ったWebサイトというと、映像やアニメーションを使ったグラフィカルなサイトを想像するかもしれない。プラグインを使わずにWebブラウザーの機能だけで動画ファイルや音声ファイルを再生でき、見栄えがよく操作性が高いWebサイトを構築できることは、大きな利点だ。 実際に企業やソーシャルメディアのサイトで、HTML5を採用する動きが活発だ。2012年4月5日には、毎日新聞社がリニューアルしたニュースサイトでHTML5を全面採用したことが話題になったばかりだ。マルチデバイスに対応するためだという。 HTML5は、こういった外向けサイトのユーザーインタフェースを豊かにする技術と捉えられがちである。一方で、WebブラウザーによってHTML5への対応状況にばらつきがあるという問題もある。Webサイト運営者は、HTML5に未対応なWebブラウザーも考慮したサイト作りが求められるのが現状だ。 むし
世界最大のPCメーカーであるHP=ヒューレット・パッカードが、タブレットやスマートフォンの開発を打ち切り、PC部門さえ身売りを検討しているというニュースが流れている。かわりに、英国のAutonomyという巨大データ解析を得意とするソフトウェアメーカーを買収するという。 いまではPCメーカーのイメージも強くなったHPだが、実は、業界ではむしろ「PCから遠い」と見られてきた会社である。パソコンやその根幹となるマイクロプロセッサの技術は1970~1980年代にかけて生まれたものだが、その時代に、HPは、エレクトロニクスの盟主といえる企業だった。ところが、パソコンを作らなかった。 同社は、1960年代末に「HP 9100A/B」というプログラミング可能な電卓を作っている。コンピュータというものが机の上にのった、パーソナルコンピューティングに最も近い企業だったといってもよい。ところが、1970年
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