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健康に関するltzzのブックマーク (92)

  • 老化は44歳と60歳で急激に進行、疾病リスクも増大

    人は44歳と60歳前後の2回にわたって老化が急激に進むとする研究が発表された/PeopleImages/iStockphoto/Getty Images (CNN) 人生には老化が急激に進む時期が2回あるという研究結果が発表された。最初は44歳、次は60歳の頃に、分子の急激な老化が起きるという。 研究結果は米スタンフォード大学とシンガポールの南洋理工大学の研究チームが科学誌ネイチャー・エイジングに発表した。108人を対象に、加齢による分子(RNA、たんぱく質、マイクロバイオーム)の変化を数年間にわたって観察した結果、老化は徐々に進行しているわけではないことが判明。44歳と60歳の2回、急激に老化が進む時期があることが分かった。 スタンフォード大の研究者によると、例えばカフェインを代謝する能力は、まず40歳前後で目に見えて低下し、続いて60歳前後で再び低下する。アルコールの代謝にかかわる成分

    老化は44歳と60歳で急激に進行、疾病リスクも増大
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    ltzz 2024/09/04
  • 魚油に含まれるEPA摂取で骨格筋線維タイプが脂質燃焼・抗疲労型に変化 麻布大学など発見

    麻布大学、北里大学、九州大学、京都大学、弘前大学、東海大学による共同研究チームは、魚油に含まれる脂肪酸の一種であるエイコサペンタエン酸(EPA)がラット骨格筋において遅筋タイプ割合を増加させ、全身脂質代謝・筋機能向上に効果をもたらすことを明らかにした。 研究チームは、これまでに魚油摂取がラットにおいて遅筋タイプ割合を増加させることを見出しているが、そのメカニズムは明らかとなっていなかった。そのため今回、魚油に含まれる特徴的なオメガ3脂肪酸であるエイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)の関与について調べた。 その結果、遅筋タイプ形成や骨格筋の脂質代謝を制御する鍵因子である核内受容体PPARδに対し、EPAが高いアゴニスト活性を有することがわかった。一方、DHAではこの活性は確認されなかった。そこで、ラットにEPAを4週間投与したところ、全身のエネルギー代謝が促進され、筋

    魚油に含まれるEPA摂取で骨格筋線維タイプが脂質燃焼・抗疲労型に変化 麻布大学など発見
  • ナスのヘタから抽出される天然成分が子宮頸癌細胞の増殖を抑制 名古屋大学が発見

    名古屋大学の研究グループは、ナスのヘタ(萼)に含まれる天然化合物である9-oxo-octadecadienoic acid(9-oxo-ODAs)が子宮頸癌細胞に対して抗腫瘍効果をもたらすことを明らかにした。 今回の研究では、尋常性疣贅、尖圭コンジローマと同様にHPVの感染により発症する子宮頸癌に対する9-oxo-ODAsの効果を検討した。ヒト子宮頸癌細胞に9-oxo-ODAsを投与して影響を調べたところ、細胞分裂に関与するサイクリン依存性キナーゼ1(CDK1)の発現が抑制され、子宮頸癌の発癌に関与するHPV由来のE6、E7タンパクの発現も抑制されることがわかった。結果として9-oxo-ODAsの投与により子宮頸癌細胞の増殖は抑制され、アポトーシス(細胞死)の数も増加することが見出された。 マウスモデルを用いた実験においても、9-oxo-ODAsを投与すると子宮頸癌細胞の転移形成や増殖を抑

    ナスのヘタから抽出される天然成分が子宮頸癌細胞の増殖を抑制 名古屋大学が発見
  • ビールにがんの抑制効果、岡山大学がマウス実験で確認

    ビールにがんの抑制効果があることを、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科の高田潤大学院生、岡山大学総合学術研究院の有元佐賀惠元准教授、岡山大学病院の木浦勝行元教授らのマウス実験で明らかになった。 その結果、ノンアルコールビールでの実験では、水と水で練った餌だけを与えたマウスに平均5.5個の肺がんができたが、ノンアルコールビールを加えることで平均1.7~3.0個と有意に肺がんが減少した。 アルコールを抜いたビールでの実験では、ビールを与えないマウスの93.3%に肺がんができたのに対し、アルコールを抜いたビールを与えたマウスは53.4%に肺がんができなかった。 研究グループが分析したところ、ビールやノンアルコールビールが持つDNA障害の修復促進作用ががんの発症を予防していることが分かった。さらに、増殖シグナル伝達を阻害することで生まれたがん細胞の増殖を抑制していると考えられている。 論文情報:【G

    ビールにがんの抑制効果、岡山大学がマウス実験で確認
  • 嫌なストレス記憶の固定化が、その後の精神症状を誘発 東北大学と東京大学

    嫌なストレス記憶の固定化が、その後の精神症状を誘発 東北大学と東京大学 大学ジャーナルオンライン編集部 東北大学と東京大学は、記憶を強化するための海馬の活動が、ストレス誘発性の精神症状(うつ病など)の発症に関連することを明らかにした。 研究者らは、ストレス記憶が精神症状発症の一因になるのではないかという仮説を立て、記憶と情動を司る腹側海馬の脳波と精神症状の発症との関連をマウスを用いて調べた。その結果、まず、ストレス刺激を受けた後に腹側海馬で「リップル波」が多く観察されるマウスほど、うつ様の症状を呈しやすいことが分かった。リップル波は、記憶を脳内に固定化するために重要な特徴的な脳波である。つまり、ストレス記憶をより強化するような腹側海馬のリップル波が生じると、その後のストレス誘発性の精神症状が発現しやすくなる可能性が示唆される。 そこで、ストレスを負荷したマウスの海馬リップルを瞬時のフィー

    嫌なストレス記憶の固定化が、その後の精神症状を誘発 東北大学と東京大学
  • ネガティブな考えは短期的には頭痛をやわらげ長期的には悪化させる、広島大学が調査

    ネガティブな考えは短期的には頭痛をやわらげ長期的には悪化させる、広島大学が調査 大学ジャーナルオンライン編集部 広島大学大学院の杉浦義典准教授は、心配のようなネガティブな考えが続くこと(ネガティブな反復思考)の傾向の強い人に、片頭痛が多いことを示した。また、ネガティブな反復思考は短期的には頭痛を和らげる効果もあるが、長期的には頭痛を悪化させていることも分かった。 今回、大学生426名(女性220名、男性204名、無回答2名)を対象に、アンケート調査(約1カ月をあけて2回)実施した。最初に測定した反復思考が、1か月後の頭痛に影響するという時間的な関係の解明も検討した。 その結果、ネガティブな反復思考の傾向が強いと、片頭痛を患うリスクが2.48倍に高まることが示された。また、ネガティブな反復思考が悪化するプロセスに注目して検討すると、初期の段階(問題になんとか取り組んでいる段階)ではネガティブ

    ネガティブな考えは短期的には頭痛をやわらげ長期的には悪化させる、広島大学が調査
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    ltzz 2023/04/27
  • 破局による傷心は「食べ物」で癒される、科学が証明 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    私たちの大半にとって、破局の経験による心の傷は、いわゆる「コンフォート・フード(甘いものや、子どものころを思い出す懐かしいべものなど)」を求める気持ちに直結する。 不安や悲しみに襲われたときにべたくなるコンフォート・フードは、大容量のアイスクリーム、ケーキそしてピザなど、大半が砂糖を多く含むものや、加工品だ。 脳と腸の複雑な関係について、べ物がいかに私たちの幸福感に影響を及ぼすか、そして腸内細菌叢(マイクロバイオーム)とストレス反応の相互関連性について明らかにしたスコット・C・アンダーソンの『The Psychobiotic Revolution(サイコバイオティック・レボリューション)』や、これまでの複数の研究結果から、明らかになっているいくつかのことを紹介する。 メンタルヘルスの改善と特に関連性が強く、破局後の傷心も癒してくれると「科学的に」考えられるのは、以下のような品だ。

    破局による傷心は「食べ物」で癒される、科学が証明 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
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    ltzz 2023/04/03
  • 少しの運動でも認知機能に効果、いつから始めても

    認知機能の健康を維持するには、どんなに軽い運動を何歳から始めても一定の効果があるとの研究結果が報告された/adamkaz/E+/Getty Images (CNN) 認知機能の健康を維持するには、どんなに軽い運動を何歳から始めても一定の効果があるとの研究結果が報告された。 英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の研究者が、臨床神経学の専門誌「JNNP」に発表した。 これまでも、余暇に運動する人はしない人に比べて認知症のリスクが下がり、高い認知機能を維持することが知られてきた。 だがその運動をいつまでに始め、どの程度の強さにすればいいのかははっきり分かっていない。 研究チームは約1500人近くの参加者の運動パターンを30年間追跡し、69歳の時点で認知機能の状態や言語記憶、処理速度を調べた。 結果をみると、認知機能が最も高いのは生涯を通じて運動してきたグループだったが、50~60代から

    少しの運動でも認知機能に効果、いつから始めても
  • 1日10分以下の運動で認知機能改善か 英研究

    サイクリングや速足のウォーキングなど「中程度」の運動を毎日6~9分取り組んだグループは、ずっと座っていたグループなどと比較して認知機能が改善されるとの研究結果が発表された/sportpoint/Adobe Stock (CNN) たとえ1日に10分以内でも中程度以上の運動をすれば、認知機能が改善されるとの研究結果が発表された。 英ユニバーシティー・カレッジ・ロンドンの博士課程に在籍するジョン・ミッチェル氏が、疫学と地域保健の専門誌に発表した。 この研究では、英国で4500人近い参加者に7日間、活動モニターを常時装着してもらった後、短期記憶力や問題解力、専門技能への影響を調べた。 その結果、速足のウォーキングやサイクリング、階段をかけ上ったり下りたりする「中強度」から、エアロビクスやジョギング、水泳、上り坂のサイクリングなど「高強度」の運動に毎日6~9分取り組んだグループは、ずっと座ったり眠

    1日10分以下の運動で認知機能改善か 英研究
  • 低糖質・高タンパク質食生活で作業記憶能が低下、群馬大学が検証

    群馬大学の島孟留講師らの研究グループは、マウスを用いて、4週間の低糖質・高タンパク質摂取が作業記憶能を低下させ、海馬での神経の新生や成長・生存に関係するタンパク質のmRNA量を低下させることを見出した。 研究グループは、健康なマウスにLC-HP(カロリーの比率は炭水化物24.6%、タンパク質57.6%、脂質17.8%)、または対照(同じくそれぞれ58.6%、24.2%、17.2%)を4週間、同量摂取させた。その結果、対照摂取群に比べてLC-HP摂取群で体重の増加率や血糖値、体重当たりの脂肪重量は有意に低く、体重当たりの腎臓重量は有意に高くなった。 これらのマウスの作業記憶を、Y字迷路試験を用いて評価すると、LC-HPによりY字迷路の成功率(作業記憶)が低下した。この際、乳酸の輸送担体の発現量に影響はなかったが、新生神経細胞の印となるDcx(ダブルコルチン)のmRNA量※や神経細

    低糖質・高タンパク質食生活で作業記憶能が低下、群馬大学が検証
  • 脳が衰えない高齢者「スーパーエイジャー」研究進む 米大学

    80歳を越えても20~30歳下の年代と同じ脳の働きを維持している「スーパーエイジャー」の研究が進んでいる/Courtesy Jennifer Boyle (CNN) 80歳を越えても20~30歳下の年代と同じ脳の働きを維持している「スーパーエイジャー」たちの研究に、米シカゴのノースウェスタン大学医学部が取り組んでいる。 チームは14年前から、記憶力の優れた高齢者を募って研究を進めてきた。スーパーエイジャーという専門用語も同大学で誕生した。 80歳以上の高齢者が詳しい認知機能の検査を受け、50~60代の正常な人々と同じかそれ以上の記憶力がある場合に限って、研究対象に入ることができる。特に、日常の出来事や過去の経験をよく記憶していることが条件だという。 応募者の中で条件に合うのはわずか10%ほど。知能指数(IQ)検査の結果は平均的な高齢者とあまり差がなく、知的レベルだけの問題ではないと考えられ

    脳が衰えない高齢者「スーパーエイジャー」研究進む 米大学
  • 男性の狭心症・心筋梗塞、中小企業で有病率2倍に 富山大学が分析

    富山大学地域連携推進機構の山田正明准教授、関根道和教授らの研究グループが富山県内の健康診断データを分析したところ、狭心症や心筋梗塞など冠動脈疾患の男性有病率は中小企業で働く人がより大きな企業で働く人の2倍になっていることを突き止めた。 研究グループが冠動脈疾患有りの人を所属企業の従業員数で分類したところ、有病率は1~20人の企業が1.6%、21~100人の企業が1.8%、101~300人の企業が1.5%、301人以上の企業が0.8%だった。この数値に年齢や運動習慣などの要素を加味して調整した結果、301人以上の企業が1%だったのに対し、21~100人の企業が2%に達し、2倍高いことが分かった。 研究グループは健康が個人の生活習慣だけでなく、社会経済状況の影響も受けているのではないかとみている。その要因として仕事量の増大や不規則な勤務体制、定期的な医療機関受診が難しいなどが考えられるとしてい

    男性の狭心症・心筋梗塞、中小企業で有病率2倍に 富山大学が分析
  • 低周波騒音の音成分に血流改善効果、名古屋大学が発見

    名古屋大学大学院の鄧雨奇大学院生らの研究グループは、低周波騒音に含まれるヒトの皮膚血流を改善できる音成分を発見した。健康に有害とされる低周波騒音を健康増進に再利用するシステムの構築が期待される。 研究グループは、低周波騒音の中にヒトの四肢の皮膚血流を改善する音成分が含まれていることを明らかにした。しかし、この音成分を用いてヘッドホンで聴覚刺激を行っても、ヒトの手足等の末梢組織で血流改善効果は認めなかった。この音成分は耳を刺激しているのではなかった。血流増加に関与する因子の研究(waveletスペクトラム解析)により、血管(血管内皮細胞)を直接刺激して血流を改善する可能性が判明した。 また、動物による研究で、この音成分は皮膚の体温を上げることも分かった。一般に、血流の改善は健康に有益とされる。さらに、この音成分の皮膚体温を上げる効果は、冷え症等の改善に有効と考えられる。 今回の成果は、健康へ

    低周波騒音の音成分に血流改善効果、名古屋大学が発見
  • 加熱したビフィズス菌に抗ストレス効果、藤田医科大学が発見

    藤田医科大学大学院保健学研究科の小菅愛加大学院生、國澤和生助教、毛利彰宏准教授らの研究グループは、加熱殺菌したビフィズス菌が脳内の炎症を抑え、抗ストレス効果をもたらすことを発見した。加熱殺菌後に効果が認められることで医薬品や幅広い製品に応用できそうだ。 さらに、腸内細菌が免疫機能と密接な関係にある点に注目し、脳内の状況を調べたところ、炎症反応を促進する機能を持ち、ストレスによって増加する生理活性タンパク質のインターロイキン1βが抑制されていることも分かった。インターロイキン1βはうつ病のリスク因子として知られている。研究グループはビフィズス菌が脳内のインターロイキン1βを抑制することにより、うつ病の発症を予防できるのではないかとみている。 ヨーグルトなどの発酵品に生きた腸内細菌を含むものが広く普及しているが、生きた細菌は保管温度などを十分に考慮しなければならず、活用できる製品が限定されて

    加熱したビフィズス菌に抗ストレス効果、藤田医科大学が発見
  • 身体概念「心の中の身体」は脳内に1つではないことが判明、東北大が確認

    東北大学は1月14日、身体概念である「心の中の身体」は、約1世紀前から信じられてきた脳内に1つだけ存在するという考えは間違いで、実際には複数あることが明らかとなったことを発表した。 同成果は、東北大大学院 情報科学研究科の松宮一道教授によるもの。詳細は、米科学雑誌「米科学アカデミー紀要(PNAS)」に掲載される予定となっている。 運動機能障害を有する患者は、心の中で感じている自分の手や足に異常が生じており、この「心の中の身体」の回復が運動機能障害を克服する鍵を握っているとされるが、従来のリハビリテーションでは、そうした「心の中の身体」の回復までは考慮されていないため、その効果が治療的介入では持続しないと考えられている。 こうした運動機能障害を有する患者が訴える「心の中の身体」の異常は患者の主観的印象であるため、その病態は目に見えないことから、「心の中の身体」の異常を可視化する技術が求められ

    身体概念「心の中の身体」は脳内に1つではないことが判明、東北大が確認
  • カテキンを摂取すると体内の余分な脂肪が燃焼しやすくなる、芝浦工大が実証

    芝浦工業大学(芝浦工大)は1月14日、ココアやワインに多く含まれるフェノール性物質であるカテキン重合物画分の経口投与が、交感神経系の活性化を介して、燃焼型である「ベージュ脂肪細胞」を増加させることを実証したと発表した。 同成果は、芝浦工大 システム理工学部生命科学科の越阪部緒美教授、同大学の石井結子大学院生、同・牟田織江大学院生、同・手島知洋大学院生、同・平嶋那由多大学院生、同大学 システム理工学部生命科学科の尾高南結氏、同大学の伏見太希大学院生、同・藤井靖之大学院生らの研究チームによるもの。詳細は、栄養に関する題材を扱うオープンアクセスジャーナル「Nutrients」にオンライン掲載された。 脂肪細胞といえば、脂肪を蓄積する「白色脂肪細胞」と、脂肪を燃焼させて熱を産生する「褐色脂肪細胞」が知られているが、近年、第3の「ベージュ脂肪細胞」が発見されて話題となった。同細胞は、褐色脂肪細胞と同

    カテキンを摂取すると体内の余分な脂肪が燃焼しやすくなる、芝浦工大が実証
  • こんにゃく粉入りおかゆで中性脂肪低下、群馬大学が発見

    群馬大学大学院医学系研究科健康科学教育研究センターの葭田明弘助教、木村孝穂准教授、村上正巳教授らの研究グループは、こんにゃく粉入りのおかゆを摂取することで中性脂肪を低下させられることを発見した。中性脂肪を代謝する酵素の血中濃度が上昇するためで、メタボリック症候群の改善に期待が持てそうだ。 その結果、0.8%のこんにゃく粉入りのおかゆをべると、30分後から120分後にかけて血中の中性脂肪濃度が低下することが分かった。さらに、中性脂肪を代謝する酵素の血中濃度は五分がゆだと後30分以降、低下を続けたのに対し、こんにゃく粉入りだと低下しないことも明らかになった。研究グループはこんにゃくの中性脂肪低下作用が主と混合することにより、強く発揮される可能性があるとみている。 こんにゃく粉を含むおかゆの摂取で酵素の血中濃度が上昇し、中性脂肪を低下させることを突き止めたのは、これが初めて。研究グループ

    こんにゃく粉入りおかゆで中性脂肪低下、群馬大学が発見
  • 食べると脂肪燃焼量が上昇 「太りにくいマフィン」開発 城西大学

    城西大学薬学部薬科学科 栄養生理学研究室の矢島克彦助教は、不飽和脂肪酸の比率を高めた脂質を含む「太りにくい」オリジナルマフィンを開発した。一般的なマフィンと比較して、べることで24時間の脂肪燃焼量が約10%上昇するというもの。 脂質には種類があり、常温で固まりやすい飽和脂肪酸(バター、ラード、パーム油など)と、常温でも固まりにくい不飽和脂肪酸(オリーブ油、菜種油、アマニ油など)で構成される脂質に分類され、マフィンをはじめ一般に流通するお菓子やケーキ生地は飽和脂肪酸を主とした脂質を含む。一方、不飽和度の高い脂肪酸は、血液中から細胞内に取り込まれたのち脂肪燃焼の増加に関与する酵素や輸送体を活性化する効果を示す。そのため、取り入れることで脂肪燃焼量が上昇すると考えられている。 矢島助教は含まれる脂質の不飽和脂肪酸の比率を高めたオリジナルマフィンを開発し、このマフィンをべることで、24時間の脂

    食べると脂肪燃焼量が上昇 「太りにくいマフィン」開発 城西大学
  • 高脂肪食による肥満が薄毛・脱毛を促進 東京医科歯科大学などメカニズムを解明

    東京医科歯科大学の西村栄美教授(東京大学教授兼任)と森永浩伸プロジェクト助教らのチームは、ミシガン大学や東京理科大学などとの共同研究により、肥満を引き起こす要因が毛包幹細胞に働きかけ脱毛を促進する仕組みを突き止めた。研究は『Nature』誌にオンライン発表された。日医療研究開発機構(AMED)とアデランス社の支援を受けている。 研究では老若両方のマウスに高脂肪を与えて検証。その結果、3ヶ月以上高脂肪を摂取したマウスの毛包幹細胞に、酸化ストレス・脂肪滴(過剰な脂質を貯蔵する細胞小器官)・炎症性シグナルが段階的に発生し、幹細胞と毛を再生させる「ソニックヘッジホッグ(Shh)経路」が抑制された。これにより、成長期の毛包幹細胞の分裂時に表皮や脂腺へと分化することで幹細胞の枯渇が進行し、毛包の萎縮を生じて、毛の再生を担う細胞が供給されずに脱毛症が進むことが明らかになった。また、高脂肪の開

    高脂肪食による肥満が薄毛・脱毛を促進 東京医科歯科大学などメカニズムを解明
  • 「お酒で脳が萎縮する」のではなく「脳が小さいとお酒を飲む」という可能性が示される

    by Phovoir お酒を飲むことと脳の萎縮との間に関係があることは、過去の研究でたびたび示されてきました。しかし、新たな研究では、「お酒を飲むから脳が萎縮する」のではなく、「脳のある部位が小さいからお酒を飲むようになる」という、これまでとは逆の因果関係が示唆されています。 Convergent evidence for predispositional effects of brain gray matter volume on alcohol consumption - Biological Psychiatry https://www.biologicalpsychiatryjournal.com/article/S0006-3223(19)31678-6/fulltext Which came first: Brain size or drinking propensity? h

    「お酒で脳が萎縮する」のではなく「脳が小さいとお酒を飲む」という可能性が示される
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    ltzz 2021/05/04